【革靴】コードバン靴を手に入れるならこのブランド5選。

はじめに

革のダイヤモンド。

この言葉を聞いたことがありますか?

そう呼ばれているのは、今回紹介する…

コードバン

革の光沢の美しさから、コードバンはしばしばこう呼ばれてます。

今回は、コードバン靴のブランドを紹介していきます。

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コードバンについて

革靴好きなら、憧れの革でもあるコードバン。

初めて聞く方もいらっしゃると思います。

コードバンとは、簡単に言えば馬のケツの皮

臀部の皮です。

写真はイメージです

農耕馬の臀部から取れる皮で、これを鞣しコードバン層を取り出します。

そして、出来上がったコードバンが革靴へとなっていくのです。

しかし、農耕馬が年々減少している現状があり、コードバンの価値は年々上昇し希少なモノとなっています。

コードバンの価値が上がる中で、コードバンを使用した革靴は憧れとされています。

そんなコードバンの革靴を5足所有しています。

そして、このコードバンを製造しているタンナー(製革業者)が2社あります。

それが…

アメリカのHorween社(ホーウィン社)

日本の新喜皮革

です。

ホーウィン社は様々な革を製造しており、革靴のみならず財布の革としても使われています。一度は聞いたことがあると思います。

新喜皮革は日本が誇るタンナーです。60年以上もの歴史があり世界屈指の馬革タンナーです。

▶︎世界のタンナーまとめ

コードバンの特徴

コードバンの特徴はなんといっても、光沢です。

コードバンは全体が輝きます。コードバンはスエードのような起毛素材です。その起毛を寝かせることで輝きます。実に美しい光沢です。

しかし、水に弱いという弱点があります。これは水がつくことで革表面の毛が毛羽立ち光沢が失われるためです。さらに水染みも出来やすく、コードバンの天敵は水と言われています。雨の日は極力履かないようにしましょう。

もう一つの特徴は皺です。革靴は履き皺と呼ばれる皺が足の甲の部分に入ります。牛革の場合、人の皺のように細かな皺が入ります。下図参照。

牛革の皺

これに対して、コードバンの皺は盛り上がったような皺になります。百聞は一見に如かず、コードバンの皺を見てみましょう。

コードバンの皺

牛革の皺と違いがわかるでしょうか?

盛り上がったような皺ができます。

通称「モコ皺」です。

これはコードバン特有の皺です。この皺は形状を記憶するため、最初につけた皺が以後戻ることがありません。そのため、最初につける履き皺が重要です。

皺入れの儀

と呼ばれるコードバンを買った後に行う儀式があります。最初の皺をつける儀式で、これによって写真のようなモコ皺にします。

もちろん、皺入れの儀をせず、自然にできた皺を楽しむ人もいます。

ちなみに皺入れの儀はこんな感じです。

コードバンを使った革靴ブランド

今回はコードバンを使ったモデルを販売しているブランドを5つに絞りました。

  • Alden
  • Heinrich Dinkelacker
  • Crockett & Jones
  • Makers
  • Paraboot

各ブランドのコードバンモデルを紹介していきます。

Alden

オールデンといえばコードバン。コードバンといえばオールデン。

こんな言葉が聞こえてくるほど、コードバンを使ったモデルが数多くあります。

先程紹介したホーウィン社との深い繋がりあります。そのため、ホーウィン社のコードバンを優先的に使えるブランドなのです。

私もオールデンのコードバンを所有しています

所有するAldenのコードバンは3足です。

オールデンの魅力はコードバン仕様のモデル数が多いことです。

定番のプレーントゥやVチップ、ローファー、ブーツなど。他ブランドには無い種類の多さが魅力的です。

基本的にコードバンの色は

バーガンディ

ブラック

です。

この色以外はレアカラーと呼ばれ、入手困難です。いつかは手にしたい、そんな革靴です。

990

コードバン特有の皺を堪能したいならプレーントゥがおすすめです。プレーントゥはその名の通り、装飾やステッチがありません。そのため、甲の部分にできる皺がダイナミックに入ります。最初のコードバンシューズといてはうってつけのモデルです。こちらは990といいバーガンディコードバンが使われています。ブラックコードバンの9901もあります。

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チャッカブーツはプレーントゥよりも革の面積が広いため、よりダイナミックなモコ皺を堪能できます。

スタイリッシュな見た目をしているのできれい目な服装によく合います。チャッカブーツですので、季節を選んでしまい、夏場は履きにくいデメリットがあります。それでも、コードバンの履き皺を思う存分堪能できるので所有する価値はあります。

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その形状からVチップと呼ばれるモデル。人気の理由はデザインとコードバンだけでなく、ラストにもあります。モディファイドと呼ばれるラストは土踏まずで履くと言われ、その履き心地は他の靴にはありません。

非常に履きやすく、オールデンの靴はモディファイドラストだけという人もいます。

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アメリカ靴を象徴するデザインとしてロングウイングチップは外せません。イギリス靴のショートウイングと差別化するために、アメリカ靴ではロングウイングとなります。トゥのウイングがサイドからヒールにかけて伸びているのが特徴的なデザインです。

Aldenの中でも人気のあるデザインです。装飾が施されいるので、足元を主役にしてくれるような一足だと思います。

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ペニーローファーもAldenの人気モデルです。甲に施されたモカ縫いは職人によるハンドステッチ。立体的で存在感があります。カジュアルに、気軽に履けるローファーは一足は持っておきたいところです。

Heinrich Dinkelacker

ドイツのブランドであるハインリッヒディンケラッカー

トリプルソールや編み込まれたウェルト、ウイングチップにメダリオンが入った装飾など、見た目にインパクトのあるブランドです。

こちらでは、ホーウィン社のコードバンを使ったモデルがあります。

そして、ハインリッヒディンケラッカーのおすすめポイントは、コードバンの色にあります。

通常コードバンのカラーはバーガンディかブラックと言いました。

しかし、ハインリッヒディンケラッカーは他の色も採用しているのです。

それがダークコニャック(ブラウン系の色)とネイビーです。

コードバンのカラーとしては貴重です。レアカラーと呼ばれています。

オールデンでは入手困難なレアカラーがハインリッヒディンケラッカーでは、販売ページから購入可能です(今のところは)

レアカラーの希少性がさらに高まれば入手できなくなる可能性もあります。その前に手入れたい一足です。

そんなハインリッヒディンケラッカーのおすすめモデルはこちらです。

RIO

トリプルソールを採用したモデル。厚みのあるソールはクッション性に優れ、歩いても疲れにくい特性があります。

デザインはウイングチップにメダリオン。華やかな装飾にコードバンの光沢が映える一足です。

BUDA

こちらは編み込まれたウェルトが特徴的なモデルです。ノルヴェージャン製法で作られています。RIOとは違いダブルソールとなっております。

こちらもウイングチップにメダリオンのデザインで華やかです。さらに特徴的なウェルトが加わり、遠目から見ても存在感があります。

Crockett&Jones

クロケットアンドジョーンズはイギリスのブランドです。英国靴の聖地と呼ばれるノーザンプトンで誕生したブランドです。

イギリスは雨が多いため、水に弱いコードバンをあまり使っていない印象があります。しかし、クロケットアンドジョーンズではコードバンを使用したモデルがあります。

下記の記事をご覧ください。

こちらでは6色のコードバンが並んでいます。

出典:https://www.mens-ex.jp/archives/1097607

しかも、ホーウィン社のコードバンです。レアカラーと呼ばれるウィスキーとシガーに加え、ネイビー、グリーンといったカラーもあります。

滅多にお目にかかれません。

そして、クロケットアンドジョーンズのおすすめポイントはラストにあります。世界中で最も多くのラストを持つブランドと言われています。イギリス靴でありながら、日本の足型にあったラストもあります。

そして、私がおすすめしたいモデルは上の画像にもあります。ローファーです。

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コードバンシューズを選ぶ上で外せないのはプレーントゥ。コードバン特有の履き皺が堪能できます。このモデルはボリューム感のあるラストが採用されています。トゥがラウンド気味でぽってりとした感じがあります。また、アウトソールはラバーソールになっており、滑りにくくもなっています。

さらにこちらのコードバンはなんと…

ウイスキーコードバン

レアカラーと呼ばれるコードバンのカラーです。Aldenでは入手困難なカラーを手に入れられるのは嬉しいことです。

CARDIGAN5

ウイングチップ、メダリオン、パーフォレーション、ピンキング。装飾が施された存在感のあるモデルです。ここにコードバンの光沢が追加されます。

イギリス靴なので、ウイングチップはショートウイング。Aldenのロングウイングとはまた違った印象があります。単純に装飾が多くなるのでエレガントさが増している感じがします。

HARVARD

こちらは上の写真でも紹介したコインローファーです。踵部分が小ぶりになっており、踵の小さい日本人の足型合いやすい一足です。

それだけではなく、アンラインド仕様です。通常ライニング(裏地)が靴内部に貼られていますが、アンラインドはその裏地がありません。そのため、非常に柔らかな履き味となります。素足で履いても痛くなりにくいと思います。

CAENDISH

こちらはタッセルローファーです。タッセルローファーと聞くとオールデンの名が思い浮かびますが、こちらのキャベンディッシュもそれに負けず劣らずの人気モデルです。

日本人に合うラスト。そして、丁寧な作り込みは、イギリス靴らしいエレガントさがあります。

MAKERS

日本のブランドであるメイカーズ

丁寧な作り込みと日本人の足型に合わせたラスト、厳選された素材を使っているのが特徴です。

コードバンはホーウィン社のものを使用。定番カラーの他に、幻のカラーと呼ばれるモノも存在します。

おすすめするのは、そんな幻のカラーを使ったモデルです。

PLAIN TOE

やはりコードバンで外せないデザインといえばプレーントゥです。装飾がないデザインであるためコードバン特有の履き皺が存分に堪能できます。

こちらはブラックコードバンですが、カーフにはない光沢感が魅力的です。また、ブラックコードバンは染みが目立ちにくい色です。比較的お手入れも神経質にならずにできます。そのため、最初のコードバンシューズとしてもおすすめです。

PUNCHHED CAP

こちらは幻のカラーと呼ばれるNo.4のコードバンを使ったキャップトゥです。バーガンディよりも赤みがありますが赤すぎないといった色合いです。

そして、8アイレット(靴紐を通す穴)です。存在感があります。短靴でありながら、どこかブーツのような印象を持ちます。個人的には好きなデザインです。

V TIP LOAFER

スマートな印象を与えてくれるVチップのローファーです。ローファーでVチップは珍しいのではないでしょうか。

さらに、アッパーが足の甲まで覆いかぶさっています。そのため、フィット感が増す作りとなっています。また、アッパーの面積が広くなり、コードバン特有の皺をローファーでも存分に楽しむことができます。

こちらも幻のカラーNo.4のコードバンを使用しています。

SINGLE MONK

シングルモンクストラップのコードバンです、シングルモンクのコードバンはAlden以外ではほぼ見たことがありません。シングルモンクもプレーントゥのように甲の部分に装飾がなくコードバン特有の皺が堪能できます。

金具がアクセントになって、エレガントさが漂う一足です。

Paraboot

パラブーツのシャンボードといえば知っている方も多いのではないでしょうか。

そんなパラブーツは雨の日でも履ける革靴として有名です。しかし、パラブーツにもコードバンを使った、雨に弱いパラブーツがあるのをご存知でしょうか。

通常のリスレザーを使ったモデルよりも圧倒的に見る機会は少ないですが、シャンボードのコードバン使用が存在します。

また、コードバンはAldenと同じくアメリカのホーウィン社のものが使われています。カラーはブラックとバーガンディ(ボルドー)。バーガンディに関しはAldenのバーガンディよりも赤みが強いと言われ、Makersに使われるような幻のカラーNo.4なのではないかと噂されます。

ではパラブーツのコードバンモデルを2つ紹介します。

CHAMBORD

パラブーツの中でも大人気のシャンボードです。実はコードバンモデルが存在します。

他のブランドにはないUチップのデザインは、オリジナリティ溢れる一足です。ソールはもちろんパラブーツオリジナルのラバーソール。クッション性があるソールで履き心地、歩き心地は抜群です。革靴に慣れていない方にはスニーカー感覚で履けるほどクッション性がいいです。

シャンボード自体が人気モデルであるため、多くの人が履いています。そんな中で他と差別化をしたい方にはコードバンモデルがおすすめです。

AVIGNON

フランス本国ではシャンボードよりも人気があるモデルと言われているのがこちらのアヴィニョンです。シャンボードとはラストとデザインが少し違います。シャンボードよりも甲が低く設計されており多くの方にフィットしやすいです。シャンボードのフィット感がイマイチの方にはこちらをおすすめします。もちろんこちらもパラブーツオリジナルのラバーソールであるため、履き心地、歩き心地はいいです。

またデザインはスプリットトゥになっています。トゥの先端に一本ステッチが入っています。さらにシャンボードのUよりもシャープな形状のモカ縫いです。

ブラックを選べばオンオフ履ける使い勝手がいいモデルです。

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コードバンの魅力

磨けば光る。

こんな言葉が正にハマるのがコードバンだと思います。

購入当初から光沢を持っていますが、使い込んでもその光沢は失われず、むしろ輝きが増していきます。

そして、履き皺。

これもコードバンの魅力。

新品で履き皺も無いまっさらな状態に自分の皺をつけれます。

そうすることで、自分だけのオリジナルになります。

最高です。

まとめ

コードバンの靴はいかがだったでしょうか?

欲しくなってきましたか?

冒頭でもコードバンは希少と書きましたが、これから入手するのが難しくなってくると思います。それに伴って価格も上がっていくと思います。

日本でコードバンを購入する場合、関税なども相まって10〜15万円くらいが相場です。

しかし、海外に目を向けると10万円以下での購入も可能です。海外へ行く渡航費を考えると日本で買うのと変わりませんが…

アジア圏であれば航空券もそこまで高くありません。オールデン取扱店も数店舗あります。年末年始や長期休みの旅行で行った際に購入するのもいいかもしれません。

また、中古市場で探してみるのもいいかもしれません。

中古市場でも未使用があります。未使用品は値段が高いですが、10万円以下で購入可能です。

使用感のあるものですと、状態にもよりますが3万円〜8万円くらいが相場です。探してみてはいかがでしょうか。

フリマアプリなどネットで購入する際はご注意ください。コードバンの特徴は光沢と皺です。

ですが、光沢があるものが必ずしもコードバンとは限りません。ガラスレザーを使ったものですとコードバンのような光沢になります。特に画像だと間違えるかもしれません。

▶︎革の種類を確認する

そんな時は皺に注目してください。コードバン特有のモコ皺。これがあればコードバンということがわかります。新品の場合ですと皺がないため判断が難しいです。

オールデンの場合は型番を見るのがいいです。色やデザイン、そして素材によって型番が変わります。型番を調べれば、それがコードバンかどうかがわかります。

ということで、中古市場ですと少し目利きが必要ですがとにかくコードバン靴が欲しい方にはいいかもしれません。

▶︎中古靴の良いところ、悪いところ

ということで、今回はコードバンに靴について書きました。ご参考になれば幸いです。

では、この辺で

次回もお楽しみに

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