はじめに
革靴の醍醐味はやはり経年変化。
これです。
履く前、履き始めの初々しさもいいけれど、履きこんだ姿は最高にかっこいい。
自分だけの一足。
そんな感じがします。
今回は、約2年履いたAldenのVチップコードバンの経年変化を見ていきましょう。
目次
AldenのVチップコードバン
今回はこちらのVチップの経年変化を見ていきます。
これは香港のTasselsというAlden取扱店で購入したもの。Tassels別注でTruflareラストという昔のラストを使っています。日本で販売されているモディファイドラストのVチップとは異なります。詳細については下記のレビュー記事をご覧ください。
こちらの靴を約2年履きました。
どう変わったのか早速見ていきましょう。
まずは新品の状態を…
経年変化のビフォーアフターを見せたいのでまずは新品の状態を…
と言いたいところですが…
残念なお知らせが…
実は購入当初の写真がありません。今のようにInstagramもやっていなかったので、写真を撮っていませんでした。
ということで、新品状態はTasselsのInstagramから引用します。
こちらが新品状態。履き皺がなく真新しい姿です。
懐かしいですね。初めてのAlden。初めてのコードバン。買った次の日に履き下ろし、香港の街を歩き回ったのを思い出します。
これが2年間でどう変わったのか見ていきましょう。
2年経ってのエイジング

まずは上からどーーーーん。
どうでしょうか?
あの初々しい姿から、このように変わりました。

皺のなかった甲には、このような履き皺が。
決して綺麗な履き皺ではありませんが、この履き皺が無骨な印象を与えてくれます。当時は皺入れの儀なんてしてませんでした。
これはこれであり。
私だけのオリジナルです。

手持ちの革靴の中でも履く頻度が高いため、インソールが消えるかもと思いきや、ほとんど消えていません。Tasselsの文字が若干消えているくらいです。
AldenのロゴとTasselsのロゴ。金文字がいいですよね。
Tassels別注品ってのもいいですね。旅の思い出もこのロゴに詰まってます。ほぼTasselsの思い出しか思い出せませんが…

結構履いていることもあり、ヒールもだいぶ削れてきています。
ヒール交換か補修をしたいところですが、中国在住なのでどのお店ですればいいかわかりません。
信頼できるお店が見つかれば、ヒール交換をしてみます。もしくは日本へ一時帰国した際にしようかな。


横顔はこんな感じ。
Vチップの横顔が好きです。
なんていうんですかね、外羽根のステッチがVチップのステッチとつながる感じが好きです。そして、サイドにできた履き皺もいいんですよね。
この靴を履いてると下を見ながら歩いちゃいます。
皆さんは危険ですので、「歩きAlden」はおやめください。

全体的にはこんな感じになっています。
お手入れは基本的にサフィールのクレム「バーガンディコードバン用」を使っています。汚れを落とした後にクリームを塗ってカッサ棒でグリグリしてブラッシングして乾拭きしてって感じです。
ワックスは無色のものをつま先からサイド、ヒールにかけてつけています。つけなくても光沢感はありますが、鏡面磨きの練習用につけてます。
2年も経つとブラッシングしただけでも光沢感が出ます。最近買ったコインローファーのコードバンと比べても光沢感が全然違います。

この写真で違いがわかりますかね。実物を見ると相当違うんですが…
2年経過したVチップコードバンの方が光沢に深みがある感じがします。
これぞコードバンの輝きと言わんばかりの光沢です。
言わせてください…

まじでカッコいいです
これからもっともっと履き込んで、ヤレさせて、輝かせて、って感じで育てていきます。
この靴は飽きることのない私の中では…
一生モノの革靴です。
まとめ
2年経ったAldenの経年変化はいかがだったでしょうか。
コードバンの履き皺
コードバンの輝き
この2つが大きく変わりました。
履いていくことでどんどんカッコよくなる靴です。
これからも私の足元を支えてくれる相棒として履いていきます。
ということで、今回はVチップコードバンの経年変化と自慢でした。
ではこの辺で