【革靴】Alden購入ガイド。Aldenを購入する前に確認しておきたいこと。

はじめに

Aldenに出会ってから、いろいろな革靴に興味を持ち手に入れてきました。

最初は何がいいのかもわからず、デザインと素材で決めました。

私が最初に選んだAldenはVチップのコードバン。

Aldenといえばコードバンなので、コードバンを選び。

Vチップのデザインが好きなのでVチップモデルを選びました。

その時は、ラストについてよくわからなかったので、Vチップ=モディファイドラストだと思っていました。しかし、調べていくとモディファイドラストではなくトゥルーフレアラストというものでした。

そこからAldenについて自分なりに色々と調べ、知識がついてきました。

そこで今回は初めてAldenを購入したい方向けにAldenの選び方を自分なりに解説していきます。

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Aldenの選び方

Aldenを手に入れる上で必要な知識を確認していきましょう。

  • デザイン
  • ラスト
  • 素材

この3つは押さえておきたい知識です。

今回はこの3つに焦点を絞ってAldenの選び方を見ていきましょう。

デザイン

Aldenのデザインは多種多様です。

ここでは代表的なデザインを見ていきましょう。

  • プレーントゥ
  • Vチップ(モカ縫い)
  • ロングウイングチップ
  • キャップトゥ(外羽根・内羽根)
  • セミブローグ
  • ブーツ
  • ローファー(コインローファー、タッセルローファー)

この他にも別注品などで、特別なデザインがあったりしますが、代表的なデザインは上記の通りです。

この中でおすすめしたいのは…

  • プレーントゥ
  • Vチップ
  • ロングウイングチップ
  • ローファー

この4種類です。(短靴に絞っています)

個人的な好みもありますが、これらのデザインはAldenを代表するようなモデルが多いです。

それぞれ見ていきましょう。

プレーントゥ

プレーントゥは名前の通り、装飾がないモデル。

上のモデルは990

一枚革で作られたプレーントゥです。

一枚革ですとステッチが最小限で、サイドから見た時にもスッキリした印象です。シンプルで上品な見た目です。

こちらは革の切り替えしがありサイドにステッチがあるデザインです。

ミリタリーで使われるサービスシューズのような雰囲気が個人的にはします。先ほどの一枚革のプレーントゥよりも無骨な印象に見えます。

アイレット(紐を通す穴)の数も違うため、見た目の印象も結構変わると思います。

ドレスライクな服装なら一枚革のプレーントゥ

カジュアルライクなら革の切り替えしがあるプレーントゥ

と選ぶのがいいかもしれません。でも最終的には個々人の好みですね。

Aldenのプレーントゥに使われるラストはボリューム感のあります。ビジネスで使うような細身のシルエットではありません。そのため、オンオフ兼用で使うことができます。シンプルな分汎用性が高いデザインです。

Vチップ(モカ縫い)

出典:BROGUE

Aldenの中でも人気のあるデザインのVチップです。

モカ縫いの形状がV字に見えることからVチップと呼ばれています。日本で展開されているVチップはモディファイドラストの54321が有名ですが、海外で展開されているVチップにはバリーラストやミリタリーラストなどもあります。

日本モデルと海外モデルでラストが違うので、特に海外でVチップを買う場合は注意してください。

またモカ縫いの方法が異なるNST(ノルウェージャン・スプリット・トゥ)もあります。

出典:BROGUE

こちらはハンドステッチで立体感と存在感があります。こちらも人気のあるモデルですが日本では展開されていません。一部のお店では海外買い付けで輸入している場合もあります。

VチップモデルはAldenでも人気の高いデザインです。プレーントゥしか革靴を持っていない方には是非ともおすすめしたいモデルです。パラブーツのシャンボードに代表されるようなUチップに比べ、Vチップはスマートさがあるため、オンオフで使えます。個人的にはジーンズに合わせるとかっこいいと思います。

ロングウイングチップ

ウイングチップというとイギリス靴に見られるようなショートウイングが有名ですが、アメリカ靴といえばロングウイングチップです。

トゥに施されたウイングがヒールにかけて真っ直ぐ伸びているデザインです。Aldenでも定番モデルとして販売されています。

イギリス靴のショートウイングに比べるとロングウイングチップは無骨な印象があります。アメリカ靴が好きな方には是非とも手に入れて欲しいデザインです。

Aldenでもショートウイングのモデルはありますが、Aldenらしさが出ているのはロングウイングチップです。

ローファー

ローファーは2種類あります。

それが…

  • コインローファー
  • タッセルローファー

です。

コインローファーは甲の部分にコインを挟めるような穴飾りがあるものです。

タッセルローファーは甲の部分にタッセルが付いているものです。

写真を見れば、その違いは一目瞭然です。

コインローファー

こちらがコインローファーです。

Aldenでコインローファーを選ぶ際に注意したいのが、穴飾りとストラップ、そしてヒールのデザインです。

モデルによって穴飾りとストラップ、ヒールのデザインが少し異なります。

こちらの穴飾りは、半円の形をした「ハーフムーン」と呼ばれるものです。また、ストラップがソールまで伸びていない「ハーフストラップ」となります。

出典:BROGUE

こちらは穴飾りがサングラスのような、鳥が羽ばたいているような見た目の「スキャグウェイ」です。また、ストラップがソールまで伸びている「フルストラップ」となります。

そしてヒールのデザインも見てみましょう。

上と下の写真を見比べるとヒールのデザインが異なることがわかります。

下の写真ではヒールにステッチが入ります。これを「フォクシングステッチ」と呼びます。ステッチの有無で少し印象が変わりますが、履き心地にはさほど影響はしないと思います。

コインローファーのデザインの違いがわかったと思います。ディティールが少し違うので好きなデザインを見つけてください。

タッセルローファー

こうにタッセルがついたものをタッセルローファーと言います。

俳優のポール・ルーカスの要望に応える形で誕生したモデルと言われています。

基本的にデザインはこの形だけで、素材と色を選べます。

特徴としては、デザインの他に細身のラストが使われていることです。Aldenの中でも最も細いラストが使われており、見た目はスタイリッシュです。しかし、細身のラスト故にきつく感じるかもしれません。サイズ選びが重要になってきます。

まとめ

デザインは好みで選んでいいと思いますが、Aldenを初めて買うのであれば上述した中から選ぶのをおすすめします。Aldenらしさのあるデザインですので、購入しても後悔しないはずです。またベーシックなデザインですので、長く愛用できます。

この他にもAldenには別注品を含めると多種多様なデザインがあります。ドレスからカジュアルまで対応できるデザインがあります。

Aldenを初めて購入する場合はドレスよりのデザインはあまりおすすめしません。個人的にはAldenらしさがなくなる気がします。Aldenはいい意味で「アメリカらしい適当さ」があります。それはジーンズのような感じです。ステッチが左右で微妙に違っていたり、コードバンの色味が左右で違っていたり、ロゴの金色の塗料がアッパーに付着していたり、型番がインソールと被って見えなくなっていたりなどなど。不良品?とも思えるような部分もありますが、それを愛せるのがAldenです。

しかし、これらをドレスシューズ、フォーマルなデザインになると…なんか違います。ドレスシューズはきれいさ、美しさ、端正さ、精密さなどを思い浮かべます。Aldenの適当さが、ドレスシューズとはマッチしません。そのため、ドレスシューズのAldenは個人的におすすめしません。他のイギリスや日本ブランドの方がいいと思います。しかし、Aldenの履き心地や「らしさ」を求める方にはこの限りではありません。

ラスト

上の表を見ると、現行で展開されているラストが並んでいます。ここには11種類ありますが、この他にも昔のラストや別注品で展開されているラストなどもあります。

そして、この中には日本で主に展開されているラストと海外で展開されているラストがあります。

日本で主に展開されているラストは以下の通りです。

  • バリーラスト
  • モディファイドラスト
  • 379x(ミリタリーラスト)
  • バンラスト
  • アバディーンラスト
  • トゥルーバランスラスト

この他にも別注モデルでグラントラストやカプリラストなどが使われていたりしますが、一般的ではありません。

そして海外で展開されているラストは、上の表からモディファイドラストとミリタリーラストを除いたラストです。一応モディファイドラストを取り扱っているAlden取扱店はありますが一部で、日本ほど一般的ではありません。またミリタリーラストに関しても同様です。

海外で購入する際には注意してください。

ラスト名は靴に記載されていません。そのため、店頭でスタッフに聞くか、自分で調べる必要があります。大抵はお店のスタッフが知っているので問題ないと思います。自分で調べる場合は型番を見て、ググるのがいいと思います。

Aldenの型番は靴内部の内側に書いてあります。

上の写真を見ると…

63088

と書いてあります。こちらが型番です。3桁か4桁の数字、もしくは数字の前後にアルファベットがついています。この型番でググれば、大抵は取り扱いショップの販売ページやブログなどに行きつきラストの情報を得ることができます。

そして、Aldenの中でもおすすめしたいラストがあります。

それが…

  • バリーラスト
  • モディファイドラスト
  • 379x(ミリタリーラスト)
  • バンラスト

これらのラストです。

どれも履きやすいラストです。Aldenを初めて購入する際にはこの4種類の中から選ぶのをおすすめします。この4種類のラストは全て日本で展開されているものです。

バリーラスト

出典:ラコタハウス

Aldenの中で最も採用されているラストです。そのため、Aldenのサイズ選びの際によく基準とされるラストです。

幅広でどっしりとしており、ノーズもちょっと長めのラストです。大きめの作りであるため、通常のusサイズよりハーフサイズ下げるのをおすすめします。

履き心地に関してはクセがあまりなく、ストレスを感じにくいラストです。幅広であるため、小指が当たって痛くなることも少ないです。万人受けするラストです。

見た目に関しては、ボリューム感のあるラストです。大きめのラストでノーズが長めなのがその理由です。足元を華奢に見せないラストです。

バリーラストは先ほど紹介したデザインの中で、プレーントゥとロングウイングチップに採用されています。海外ではVチップにも採用されていたりしますが、日本での展開はありません(たぶん)

ラストに迷ったら、まずはバリーラストを選んでみるといいと思います。

モディファイドラスト

出典:NATORIYA

矯正靴として、開発されたのが、こちらのモディファイドラスト。

特徴的なのは土踏まずの部分が絞られていることです。土踏まずが支えられることにより歩行が安定します。

最初は土踏まずが押される感覚があり、違和感がありますが、慣れると心地よくなります。次第にモディファイドラストの虜になり、これじゃなきゃダメだという感じになると思います。

また、トゥは幅広になっているため幅広の足型の方でも圧迫感はほとんどありません。ボールジョイントの部部が広く、トゥ先端に向かって細くなっているため、見た目ではそこまで幅の広い印象はありません。どちらかといえばスマートな感じになります。ですが、モディファイドラスト自体が特徴的な形をしているため、全体的にフォルムをみると歪な感じがします。人の足をそのまま靴にした感じです。だんだんそのフォルムが好きになってくると思います。

日本では、様々なデザインのモデルに採用されています。別注品などを含めると無数にあります。しかし、海外では一部の取扱店でしか展開がないため、海外で買うのは難しいです。私が言ったことのあるアジア圏のAlden取扱店ではモディファイドラストのモデルはありませんでした。

379X(ミリタリーラスト)

出典:NATORIYA

379X。通称ミリタリーラストと呼ばれます。

こちらは日本のリクエストで生まれたラストです。その名の通り、ミリタリーシューズ由来のラストです。

ミリタリーラストは、様々な人種がいる軍人の足型に合わせるため、トゥがラウンドしているのが特徴です。そのため、トゥにゆとりがあり、細い足型でも幅広の足型でも履けます。日本人は幅広の人が多いと言われているため、ミリタリーラストはおすすめです。また、ヒールカップが小さく、甲が低くなっています。小ぶりな設計になっているため、バリーラストよりハーフサイズアップでもいいと思います。フィット感はよく、歩きやすいラストです。

ミリタリーラストが最初に採用されたモデルはタンカーブーツですが、現在では様々なモデルに採用されています。日本での展開が主でしたが、現在では海外でも展開されています。モディファイドラストよりも、海外で展開されていると思います。

トゥがラウンドしていることから、フォルムはぽってりとした感じです。ビジネスで履くような細身のフォルムとは対照的です。カジュアルに合わせやすいフォルムです。ルックス的に愛らしい感じで愛着が湧きます。気合を入れて履くというよりは、適当にラフに履いていけるラストです。

バンラスト

出典:NATORIYA

バンラストは主にコインローファーのためのラストです。

幅広でどっしりとしたラスト。万人に合うようなラストです。

コインローファーではアッパーの甲の部分にモカ縫いが施されています。こちらのバンラストのコインローファーだとモカ縫いがアウトソールのエッジを添うように縫われます。真上から見るとわかりやすいです。

出典:NATORIYA

このようにUチップのようなモカ縫いになります。

他のラストでは、モカ縫いがもう少し内側にきます。

このようにモカ縫いが内側にきます。また細身のラストですとモカ縫いがシャープな感じになります。

コインローファーを選ぶのであれば、ローファー専用ラストであるバンラストを最初に選ぶのをおすすめします。

まとめ

ラストについてはいかがだったでしょうか。

ラストは履き心地とフォルムを決める上で重要です。基本的にどのラストを選んでもAldenの場合は履きやすいです。これまで試着を含め10種類以上のラストを履きましたが、これはダメだと思うラストには出会ったことがありません。また、所有するAldenでもひどい靴ずれになったこともありません。

革靴ですので、長時間歩くとスニーカーよりも疲れると思いますが、革靴の中ではAldenは疲れにくいです。個人的にはミリタリーラストとモディファイドラストはAldenの中でも疲れにくいラストだと思います。

他のブランドの革靴が足に合わなかった方や履き心地のいい革靴をお探しの方はAldenの靴をおすすめします。ラストからモデルを選ぶのもいいと思います。

素材・色

素材は革靴の印象を決める上で重要になってきます。また経年変化を楽しむ上でも素材選びは重要です。

Aldenでは、革の種類、色、加工方法などで様々な種類があります。無数にありますので、どれを選べばいいか迷ってしまいます。

そんな中で、初めてAldenを購入するのであれば、革は2種類の中から選ぶことをおすすめします。

その革は…

  • コードバン(バーガンディ or ブラック)
  • カーフ(ブラック or ブラウン)

この2種類です。

コードバン

コードバン

Aldenといえばコードバンが有名です。コードバンは馬の臀部の革で、独特な光沢と履き皺になることが特徴です。そしてAldenでは、コードバンのタンナーとして有名なホーウィン社のモノを使っています。

色はバーガンディとブラックが定番色となっています。それ以外はレアカラーと呼ばれ、入手困難です。ショップから購入できる人は一部のお得意さんだけという話もよく聞きます。それか中古市場でたまに出回っているのでそこで入手するかです。

コードバン自体が希少素材でもあるため、定番カラーだからといって簡単に入手できるわけでもありません。ショップによっては数ヶ月、数年待ちというのも少なくありません。私は海外のショップで、コードバンのAldenを購入しました。意外と海外では在庫があったりするので海外旅行の際には探してみるのをおすすめします。

コードバンはワックスを使わなくても全体的に艶があります。さらに、履き皺にも特徴があり、波打った履き皺になります。この艶と皺に魅了されAldenの沼にハマってしまう人も少なくありません。私もその一人です。

そしてその艶はお手入れを繰り返すうちに輝きが増してきます。「磨けば光る」まさにその通りの経年変化をしていきます。定期的なお手入れをして履いていけば何十年と輝きが持続します。私もそこまで履き込みたいです。

しかし、コードバンは雨に弱いです。「雨に弱い」というのは、雨によって水染みや光沢が失われるという意味です。雨に濡れたからと言って、履けなくなるほどのダメージを負うことではありません。

雨に濡れるとコードバンの良さがなくなってしまうため、雨の日には履くことができません。履けないわけではありませんが雨の日は極力避けたいものです。そのため、梅雨時期や雪の降る時期などは履けなくなってしまいます。気に入っている革靴を好きに履けないのはちょっと残念な感じがします。

天候を気にせず履きたい方には、次に紹介するカーフがおすすめです。

カーフ

カーフは生後6ヶ月以内の仔牛の革です。

牛革の中では高級素材とされており、コードバンまではいかなくても希少素材です。

キメが細かい革で磨くと光ってくれます。コードバンのような艶々した光沢ではありませんが、光を適度に反射するような艶が出ます。光すぎるのが苦手な方にはカーフの方がいいと思います。

次に履き皺です。Aldenのカーフは結構深い皺が入ります。イギリス靴などのカーフに比べると、本当にカーフと思うような大味な皺が入ります。しかしながら、その皺がAldenらしい感じがします。Aldenは履きこまれた感じがかっこいいと思います。そんなAldenだからこそ大味な皺でも許せてしまいます。

カーフは雨にも強いです。水染みがコードバンより出来にくいと言った方がいいかもしれません。そのため、コードバンほど雨に気を使って履かなくてもいいです。天候気にせずガンガン履いてヤレさすくらいの履き方がかっこいいです。

カーフの経年変化はヤレた感じを楽しむに尽きます。モデルによっては、あえてお手入れを控えて履くのもいいです。もちろんワックスで鏡面磨きをして、光沢のグラデーションを楽しむのもいいでしょう。

道具としての革靴を楽しみたいのであればカーフがおすすめです。

まとめ

初めてのAldenではコードバンとカーフの2種類から選ぶのをおすすめします。

そして、コードバンとカーフの2種類の在庫がある場合にどちらがいいのかと問われれば、迷わず答えるのが…

コードバンです。

これはコードバン自体が希少素材であるのと、Aldenといえばコードバンというのが定着しているからです。

Aldenを買うならコードバン。コードバン靴を買うならAlden。そんな感じです。

他のブランドでもコードバンモデルの展開はありますが、Aldenほどモデルの種類はありません。しかし、カーフモデルは他のブランドでも数多く存在します。そして、Aldenよりもカーフの質が高いことも多いです。

ということで、初めの一足に選ぶAldenであればコードバンをおすすめします。

その他の注意点

アウトソール

Aldenではレザーソール以外にも、コマンドソールやクレープソールなど全部で10種類ほどあります。

ソールは見ればすぐにわかる場合が多いです。

定番のモデルはレザーソールの場合が多いですが、ソールに関しては後から変更することも可能です(お金はかかりますが)またレザーソールが滑るため苦手な方はラバーソールを貼ることもできます。

このアウトソールが絶対にいいと決めて選ぶと選択肢が狭まると思います。モデル選びの際はそこまで気をつけなくてもいいかもしれません。

サイズ

サイズ選びも重要になりますが、こちらはショップで試着することでわかります。

ラストによってサイズ感は変わるのでその点には注意してください。

サイズを選ぶ際におすすめしたいのは、バリーラストのマイサイズを把握することです。バリーラストはAldenの中で最も使われているラストです。そのため、バリーラストを使った様々なデザインがあります。気に入ったデザインのほとんどはバリーラストがあると思いますので、まずはバリーラストのマイサイズを把握するといいです。

また、他のラストを選ぶ時によくバリーラスト基準で比較されることがあります。バリーラストより大きい、小さい、同等など。バリーラストのマイサイズを知っていると通販で買う際でも、なんとなくサイズ感がわかることができます。

これを選べば間違いない。おすすめモデル。

プレーントゥ

990/9901

型番990/9901
素材コードバン
ラストバリーラスト
アウトソールダブルレザーソール

Aldenのプレーントゥといえば、こちらの990と9901です。一枚革で作られた外羽根式のプレーントゥです。

990はバーガンディコードバンで9901はブラックコードバンです。

コードバンはうねるような、波打つような履き皺が特徴的です。その履き皺が存分に堪能できるのがプレーントゥです。皺は所有者の履き方や足型によって変わります。それがシンプルなプレーントゥに入ることでオリジナリティのある靴になります。

ラストはバリーラストで、ボリューム感のあるラストになります。フォルムとしてはオンオフで使いやすいです。

定番の一足として長く愛用できる一足です。Alden取扱店であれば、必ずと言っていいほど置いてあるモデルですので、最初の一足としておすすめです。

53711

出典:NATORIYA
型番53711
素材カーフ
ラスト379X(ミリタリーラスト)
アウトソールウォーターロックソール

こちらは革の切り替えしがあるプレーントゥです。

素材はカーフで、ラストはミリタリーラストになります。天候をあまり気にしなくていいカーフに履き心地のいいミリタリーラストを組み合わせた一足は、履く靴に迷った時に手がついつい伸びてしまう一足だと思います。

デザインとしてはオンオフで使えます。ミリタリーラストでトゥがぽってりとしているため、ジーンズなどのカジュアルアイテムとも相性抜群です。

プレーントゥは定番のデザインで流行に流されることはありません。長く愛着を持って愛用できる一足です。

Vチップ

54321

出典:NATORIYA
型番54321
素材コードバン
ラストモディファイドラスト
アウトソールシングルレザーソール

こちらはAldenの中でも人気のある54321というモデルです。

Vチップといえば54321

モディファイドラストといえば54321

といった感じです。

特徴的なのはモディファイドラストとVチップの組み合わせです。モディファイドラストは土踏まずが絞られ、幅が広く、先端に向かって細くなっているくという、少し歪な形をしています。そこにVチップのステッチが入ることで、スタイリッシュなデザインとなっています。

スタイリッシュな見た目なのでオンオフで使えます。プレーントゥやストレートチップばかり持っている方には、こちらのVチップを是非ともおすすめしたいです。休日でも革靴を履きたい方やカジュアルな服装に合わせたい方にもおすすめです。モディファイドラストは履き心地がよく、長時間歩いても疲れにくいです。また、アーチサポートによって姿勢や正しい歩行ができます。健康にもいい気がします。

基本的に54321は日本で販売されているモデルです。海外では一部の販売店にしかありません。

人気モデルのため、コードバン仕様は在庫がすぐになくなってしまったりと手に入れるのが難しいかもしれません。こちらはカーフモデルも同様のデザイン・ラストであるのでそちらを狙ってみるのもいいかもしれません。カーフだと天候を気にせず履くことができます。

ロングウイングチップ

975

型番975
素材コードバン
ラストバリーラスト
アウトソールダブルレザーソール

アメリカ靴を象徴するようなロングウイングチップです。

975はコードバンモデルです。ボリューム感のあるバリーラストが使われており、ロングウイングチップの装飾と相まって、存在感があるモデルです。

海外でも人気のあるモデルで、世界中のAlden取扱店で販売されています。基本的に海外の方が日本よりも価格が低いので、海外でも買えるモデルは海外に行った時に買った方がお得感があります。また、各ショップでの別注品もあるため、それを狙ってもいいと思います。

アメリカ靴が欲しいと思っている方には是非ともおすすめしたいモデルです。

ローファー

986 

型番986
素材コードバン
ラストバンラスト
アウトソールシングルレザーソール

こちらはコインローファーです。学生時代にこのようなローファーを履いていた方も多いのではないでしょうか。

ローファー専用ラストのバンラストを用いたコインローファーは、甲の部分のモカ縫いに特徴があります。他のラストに比べバンラストのローファーはアウトソールのエッジに沿うようなモカ縫いになっています。他のラストですとモカ縫いが内側にきます。

また、モカ縫いは職人による手縫いで行われ、糸が革を貫通しないスキンステッチで縫われています。これにより、ミシンステッチにはない立体感があります。職人技の光るモカ縫いで、今後職人の後継者がいなくなったミシンステッチになってしまうかもしれません。

コインローファーは子供っぽい印象もありますが、Aldenは大人が履いても様になります。いい抜け感があったり、コードバンやハンドステッチといったこだわりは所有欲を満たしてくれます。

履きやすく、様々な服装に合わせやすいので一足は持っておきたいモデルです。

まとめ

他にも紹介したいモデルは山ほどありますが、ここでは定番モデルを紹介しました。

Aldenはデザイン・ラスト・素材の組み合わせで型番が変わります。別注モデルだとアルファベットが型番につきます。ショップに行った際に、定番モデルか否かを知るには型番に注目するといいと思います。

例えば、デザインがVチップでも型番が54321ではなかった場合、それはモディファイドラストではないかもしれません。実はこれは私の経験談です。

当初は「Vチップ=モディファイドラスト」と思っていたのですが、後日調べてみると型番は63088。べ中品でラストはトゥルーフレアラストというものでした。

デザインだけに囚われているとミスもあるので注意してください。

まとめ

Aldenの選び方はいかがだったでしょうか。

様々なモデルがあるため、ショップに行ってもどれがいいのか迷ってしまいます。また欲しいモデルがあっても在庫がなく、第2希望、第3希望のものになってしまうこともあります。

そんな時には、デザイン・ラスト・素材を確認し、どのようなモデルでどんな特徴があるのかを把握するのがいいと思います。男性の買い物の場合、フィーリングも大事だと思いますが、どんなモデルなのかを知った上で買いたい方も多いと思います。私はどんなものかを知って買いたい派です。

革靴は安い買い物ではないです。特にAldenは10万円を越すモデルが大半です。後悔がない選び方をしてください。

ちなみに海外で購入する場合は日本での定価よりもやすく6万〜10万円くらいで購入できます。海外旅行費を考慮するととんとんにはなりますが、海外へ旅行する場合はその国の革靴店をチェックしてみるのもありですね。思わぬ掘り出し物に出会うかもしれません。

また、こちらのブログでは革靴に関する記事が他にもありますので、革靴選びの参考にしてみてください。

と言うことで今回はこの辺で

次回もお楽しみに
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