- スエード靴のお手入れってどうやるの?
- お手入れが簡単って聞いたけど本当?
- スエードって雨に強いの?
スムースレザーに比べてスエード靴をお手入れするイメージってあまりないですよね。
しかし、スエードも革ですので、お手入れはした方が良いです。
スエードのお手入れはスムースレザーとは違いクリームやクリーナーを使いません。
必要なのは…
- 馬毛ブラシ
- スエード用ブラシ
- スエード用スプレー
これだけ。所要時間は5分といったところでしょうか。
簡単にできて、しかも防水性もアップします。
お手入れが面倒と感じる方もスエードなら、そこまでめんどくささを感じません。
この記事ではスエード靴のお手入れ方法を徹底解説していきます。
スエード靴のお手入れに必要な道具

まずはお手入れに必要な道具を紹介します。
今回のスエード靴にはこちらを使います。
- 馬毛ブラシ
- スエード用ブラシ
- スエード用スプレー
以上です。
これだけで十分です。
馬毛ブラシ
馬毛ブラシは埃落としに使います。
革靴のお手入れには欠かせないアイテムですので、革靴を買ったら最初に買うべきお手入れアイテムです。
スエード用ブラシ
ワイヤーが入っているブラシとゴム製のブラシがついたスエード用のブラシ。
スエードは起毛素材ですので、起毛してボサボサになっている部分を整えるために使用します。
スエード用スプレー
スエードに栄養を与え保革と補色、さらには防水性を付与することができます。
お手入れ前

こちらがお手入れ前。遠目から見ると普通な感じですが、近づいてみると…


このように毛羽立ちが目立ちます。
ということで早速していきましょう。
スエード靴のお手入れ
まずはスエードのお手入れ手順を見ていきましょう。
馬毛ブラシで埃落とし

まずは埃落とし。
馬毛ブラシを使って埃を落としていきます。
結構強めに毛の中にある埃を出す感じでブラッシングしていきます。

スエード用ブラシで毛羽立ちを抑える

こちらのブラシは、ワイヤーの入っているブラシとゴム製のブラシがついています。
このブラシを使って毛羽立ちを抑えていきます。基本的にはゴム製のブラシで毛羽立ちを整えます。
ワイヤーブラシだと傷付ける可能性があります。毛羽がひどいときにワイヤーブラシを使うようにしましょう。

スエード用スプレーを使う

毛羽立ちが抑えられたら、スエード用スプレーをかけていきます。
このスプレーをすることで、革に栄養を与える他に防水・撥水性を持たせることができます。
30cmほど離してスプレーをかけていきます。

今回は無色のスプレーを使っていますが、スプレーをかけると若干スエードの色が濃くなります。
スプレーには無色以外にも、色付きのものがありますので、スエードの色によって使い分けてください。色付きスプレーを使うことで、補色することができます。

- 左:ブラッシング&スプレー前
- 右:ブラッシング&スプレー後
ブラッシングとスプレーをするとこのようになります。
もう一足も同様にブラッシングとスプレーをしていきましょう。
【完成】お手入れ後


両足ともブラッシングとスプレーをして完成です。

毛羽立ちがなくなり、色も引き締まった感じです
満足いく仕上がりです。
このようにスエードのお手入れは簡単で、短時間で行うことができます。まだスエードのお手入れをしたことない方は是非ともお試しください。
防水・撥水性チェック
スプレーをすることで防水・撥水性が向上します。
ここでは実際に水をかけてみて、防水・撥水性をチェックしてみましょう。


実験方法は単純です。
コードバンなら絶対やりたくない実験です。
では早速やっていきましょう。
水をかける


どうでしょうか。
写真でもわかる通り、水を弾いています。



すごい弾いています


結構水をかけましたが、濡れている感じはありません。



これなら雨の日に履いても良さそうです
しかし、このロペスはレザーソールなのでガッツリ雨が降るとソールから水が染み込みそうです。あとローファーなので履き口からの水の侵入がありそうです。
雨の日に履くためにスプレーするのは効果的です。
是非お試しください。


まとめ
ローファーのお手入れはいかがだったでしょうか。
意外と簡単で、道具も少ないです。
お手入れ好きには物足りなさがありますが、お手入れが面倒と思っている方にはスエード靴はいいのではないでしょうか。
スプレーをすることで、防水・撥水になるので雨の日用の靴そしてスエード靴を履くこともできます。
雨の日用の革靴を探している方にはスエード靴を候補に入れてみてはいかがでしょうか。
今回のスエードは入門編みたいなものです。応用編としては火を使って毛羽立ちを抑える(毛を焼く)方法もあります。火を使うため、少し危ないですし、色が変色したり毛を焼きすぎてしまう恐れがあります。やる場合は自己責任で。
ということで今回はスエードのお手入れ方法でした。
ではこの辺で






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