【革靴】トリッカーズのおすすめモデル5選。長く履けてエイジングを楽しみたいならやっぱりトリッカーズ。

はじめに

私も所有するトリッカーズ。

堅牢性、耐久性に優れ長く履ける革靴。堅牢故に履きはじめは硬く感じるものの、段々と馴染んで自分の足にフィットする。フィットした革靴は履きやすくなり手放せなくなる。

まさに一生モノの革靴です。

そんなトリッカーズ。どんなモデルがあるのか紹介していきましょう。

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トリッカーズとは

トリッカーズは1829年に革靴の聖地と呼ばれるノーザンプトンで誕生したブランドです。イギリス製を貫き伝統を守り続けています。そんなトリッカーズは1989年にはロイヤルワラント(英国王室御用達)の栄誉を授かっています。2019年には190周年を迎えた歴史あるブランドです。

トリッカーズの詳しい歴史はトリカーズ公式HPで見ることができます。

そんなトリッカーズは様々なモデルを造っています。その中でもメダリオンとウイングチップが施されたデザインが有名です。

ブーツと短靴にわけてそれぞれのモデルを見ていきましょう。

ブーツ

トリッカーズといえばカントリーブーツ。ここではトリッカーズのブーツを見ていきましょう。

ストウ(モールトン):STOW(MALTON)

※(  )はMALTONの仕様

品番M5634(M2508
モデルSTOW(MALTON
ソールダイナイト/レザー
ラスト4497S
色/素材ACORN ANTIQUE / MARRON ANTIQUE / ESPRESSO BURNISHED / BLACK CALF / (C SHADE TAN)

トリッカーズの定番モデルといえばこちらのストウ(モールトン)です。

こちらのモデルはストウとモールトン2つの呼び名があります。名前が違うということは別物?と思いきやラストやデザインは同じで素材(色)が異なるだけです。

このようなC SHADE TANが使われているものをモールトンと言い、それ以外がストウです。

ですが、トリッカーズの公式ストアを見るとC SHADE TANもストウとなっています。

そして、トリッカーズを取扱うTrading Postでは全ての色がモールトンとなっています。

どちらが正解ということもなく、どちらもOKという曖昧な感じになっています。

ここではトリッカーズ公式ストアのストウを使っていきます。

ストウの特徴

カントリーブーツは英国の上流階級の人たちが田舎に狩りに出かけていくために考案されたのが始まりと言われています。そのため、耐久性に優れたブーツとなっています。

ウェルトはストームウェルトとなり水が侵入しづらい仕様となっています。そしてソールはダブルソール。アウトソールはレザーダイナイトソールの2種類から選ぶことができます。雨でもガンガン履きたい方はダイナイトソールを選ぶといいかもしれません。

そして、デザインの特徴というとメダリオンやパーフォレーション(穴飾り)です。もともとは水捌けを良くするためのものでしたが、現代では装飾として残っています。ウイングチップも施されており、アウトドアで使えるブーツでありながら品があります。

モンキーブーツ:ETHAM

出典:トリッカーズ
品番M6077
モデルETHAM
ソールコマンド/ダイナイト
ラスト5402R
色/素材BLACK CALF / MRRON ANTIQUE / ACORN ANTIQUE

モデル名はETHAMですが、通称モンキーブーツと呼ばれています。

モンキーブーツの由来は諸説あるようですが、その一つに、正面から見ると猿(モンキー)の顔のように見えることからというものがあります。

猿の顔と聞くとなんだか間抜けな印象もあるかもしれませんが、モンキーブーツはそんなことはなく男らしいワーク感の漂うブーツとなっています。

モンキーブーツの特徴

出典:トリッカーズ

トゥのボリュームが抑えられ、やや細身のラストとなっています。カントリーブーツに比べるとシュッとしたシルエットでエレガントに見えます。

モンキーブーツはワークブーツにもみられるデザインですが、トリッカーズのモンキーブーツはドレスライクな印象を受けます。

出典:トリッカーズ

正面や上から見るとそのシルエットはドレスライクですが、横から見るとワーク感やアウトドア感があります。なぜなら厚みのあるコマンドソールが使われているからです。

アウトドアや軍用に使われているソールですので、ドレスライクな見た目にあえて使用することで無骨な印象を与え、カジュアルでも履きやすくなります。

出典:トリッカーズ

また、コマンドソールのほかにダイナイトソール仕様もあります。コマンドソールに比べ、ダイナイトソールは薄くドレスライクな見た目をドレスレイクのままにしてくれます。この辺は好みですのでお好きな方をお選びください。

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短靴

バートン:BOURTON

品番M5633
モデルBOURTON
ソールレザー/ダイナイト
ラスト4444
色/素材ACORN ANTIQUE / MARRON ANTIQUE / ESPRESSO BURNISHED / BLACK CALF / C SHADE TAN

トリッカーズの定番モデルのバートンです。

ウイングチップとメダイオン、パーフォレーションが施された短靴です。ウイングチップといえばバートンをイメージされる方も多いのではないでしょうか。

バートンの特徴

なんと言ってもデザインの特徴はウイングチップとメダリオン、パーフォレーションです。先程紹介したストウの短靴版のようですが、実はラストが異なります。

バートンで用いられているラストは4444。ストウは4497Sです。

バートン(4444)の方が履き口と幅にゆとりがあります。そのためボリューム感のあるシルエットが特徴です。

横から見ると穴飾りが綺麗です。また、ソールはレザーとダイナイトソールの2種類から選ぶことできます。柔らかな履き心地が好みならレザー。雨でも履きたいならダイナイト。といった風に選ぶといいと思います。ちなみに画像はダイナイトソールです。

ウッドストック:WOODSTOCK

品番M5636
モデルWOODSTOCK
ソールレザー/ダイナイト
ラスト4497S
色/素材MRRON ANTIQUE / ESPRESSO BURNISHED / BLACK CALF / BLACK CROCO STAMP

シンプルな見た目のプレーントゥ。

ウイングチップやメダリオンなどの装飾がないため、物足りなさがあるかもしれませんが、ダブルソールや張り出したコバなどボリューム感のあるモデルです。

ウッドストックの特徴

4アイレットの外羽根式プレーントゥです。外見はシンプルですがボリューム感があります。

ラストは4497S。短靴ですがカントリーブーツのストウと同じラストです。

横から見るとステッチが特徴的です。羽根に沿ったステッチとそこからヒールに伸びるステッチがあります。装飾がないプレーントゥのため、このようなステッチで他のモデルとの差別化ができます。ソールはバートンと同じくレザーとダイナイトソールがあります。

ちなみにこちらのウッドストックは私が所有する靴です。詳細は下記の記事をご覧ください。

マットロック:MATLOCK

出典:トリッカーズ
品番M6896
モデルMATLOCK
ソールコマンド
ラスト4497S
色/素材BROUN ZUG GRAIN / BLACK SCOTCH GRAIN

デザインはイミテーションキャップトゥです。

イミテーションキャップトゥとはプレーントゥにステッチを施すことでキャップトゥを再現したデザインのことです。

通常のキャップトゥはトゥに革を被せて縫うためトゥと甲の部分に段差ができます。その段差がないのがイミテーションキャップトゥです。

マットロックの特徴

出典:トリッカーズ

マットロックの特徴はなんと言っても重厚感です。それを表現しているのが革です。革表面に凹凸のあるシボ革(グレインレザー)を使っています。スムースレザーのつるんとした感じと違い、荒々しい男らしさを感じます。

また、シボ革は傷がつきにくく目立ちにくい革です。ハードに使っても問題ありません。むしろいい感じの味になります。

出典:トリッカーズ

ソールは厚みのあるコマンドソール。これも重厚感に一役買っています。

先程のウッドストックとラストは同じですが、フィッティングが異なります。マットロックの場合は6Fit(一般的なモデルは5Fit)となり、幅広のゆったりとしたフィッティングになっています。厚手の靴下を履いてもフィットするサイズ感だと思います。

トリッカーズの良さはエイジング

トリッカーズの良さはエイジングにあると思います。

今回紹介した全モデルとも堅牢で重厚感があるものではないでしょうか。そのため、履きはじめは硬く、慣れるまで時間がかかるのがトリッカーズの特徴でもあります。

実際に私もトリッカーズを履いて1年が経過しました。多少フィットしてきたように感じますが、まだ余力が残っているようにも感じます。

エイジングの進み具合は遅い印象がありますが、エイジングが進むことでレザーの色が変わったり、柔らかくなったり、フィット感がよくなったりと自分だけの一足となっていきます。

個人的には、新品で買い、育てていくのがトリッカーズの楽しみだと思います。

黒の革靴をすでにお持ちの方でしたら、トリッカーズの色は黒以外がいいと思います。黒でもエイジングしますが、茶系の色の方がエイジングした時の深みやヤレ感が素晴らしいです。

明るい色なら濃い目のクリームを使いムラをだすのもいいですし、濃い目の色ならナチュラルのクリームを使い色落ちを楽しむのも良いと思います。

Instagram上でも良いエイジングをしてるトリッカーズがありますのエイジングサンプルとして見ていきましょう。

エイジングサンプル

awaradehitoriさんのカントリーブーツです。コメントを見ると20年以上も履かれているようです。20年以上経過しても履けるという耐久性にも驚かされます。

深い履き皺が入り年月の重みを感じます。全体的な色落ちはなく深みのあるブラウンです。ところどころ黒ずみもありますがそれがカントリーブーツの味となっています。素晴らしいエイジングです。

take.it.easy.7さんのモンキーブーツです。お手入れ後の写真のため全体的に艶感があり、つま先は鏡面磨きをしています。モンキーブーツはドレスライクなブーツでもあるのでこのように綺麗に履くのもありだと思います。

unionworks_shoerepairさんの投稿から2つのブーツのエイジング写真です。今回紹介していないモデルですが色味のエイジングとしては素晴らしいの一言です。履き込めば履きこむほど味が出るとは、まさにこのことです。

明るめの色は濃くなり、濃い目の色は若干色落ちが見られます。このようにエイジングを楽しむことができるのがトリッカーズの魅力です。

最後に私の所有するウッドストックのエイジングです。室内の暗い場所で撮影したため、色が落ちているように見えますが全然色落ちしていません。まだ履いて1年程ですのでエイジングはまだまだです。履き皺はいい感じに入ってきたのでこれからのエイジングが楽しみです。

おわりに

トリッカーズはいかがだったでしょうか。

お世辞にも最初から履きやすい靴ではありません。ビスポークシューズのような履きはじめからフィットする靴ではなく、履きこむことでフィットしてくる靴です。

私自身もトリッカーズを履きはじめてから1年を超え、履き心地が良くなったと実感してきました。

もちろん最初からフィットしない靴を買うのは抵抗があるかもしれません。安くない買い物ですのでその気持ちは十分わかります。(履き心地だけなら私はオールデンの方がいいです)

ですが、革靴は育ちます。

革が柔らかくなり、インソールが自分の足型に沈み込んできます。その時、買ってよかったと思えるはずです。

靴を育てる。そんな気持ちでトリッカーズを手に入れるのもいいと思います。

ということで、トリッカーズのおすすめモデルの紹介でした。皆さんの革靴選びの参考になれば幸いです。

では、今回はこの辺で

次回もお楽しみに
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