【妄想レビュー】チーニーが欲しーにー。-素晴らしいエイジングを見せるケンゴン-

はじめに

妄想レビューとは

欲しいものはたくさんあるけれど、あれもこれも買えない。物欲だけがふつふつと湧いてくる。

それを解消するには妄想しかない。

気になったものを妄想の中で紹介するコーナー。それが「妄想レビュー」。

今回はどんな革靴に出会ったのでしょうか?

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チーニーとの出会い

おチーニーに、華厳の滝。ヤバイ動画を見つけてしまった(結構前の動画です)

こんな動画を観てしまったら…

私のおチーニーに対する物欲が増してしまう。

もう我慢できない。

シコシコ貯めた貯金を出すときだ。

決して下ネタではございません。

ケンゴン…

そう、こいつの名は「ケンゴンⅡR」と言う。

値段はどうだ…

まずは値段だ。値段を見てみよう。

78100円…

ふっなかなかするではないか。

果たしてこの値段に見合った靴なのか⁉︎

デザインはどうだ…

ストレートチップでスマートさがある。そして、これは外羽根式だ。

このサイドのステッチ。リーバイスのステッチにも似ている。いいじゃないか。

革はなんだ⁉︎

シボ革か⁉︎

グレインレザーのバーガンディだな。この色合いに小さな凹凸。なんともいい味わいをしている。

んっなんだこの製法は⁉︎

アッパーとソールの縫い付け方はなんだ??

ヴェルトショーン?

…………

あっあれね、あれっ💦あれだよね。

子供の時によく遊んだ……

知ったかぶって、すいません。わかりません。
ヴェルトショーン仕様とは

アッパーと表革をウェルトの上側まで縫い付ける製法である。

詳しくは、YouTube動画参照。

なるほど。

ということは、これによって水の侵入を防げるということか。

ソールはどうだ?

コマンドソールか。

どんな道だろうが、どんな天候だろうが、走破できるということだな。

さすがは軍で採用されている靴だ。

ラストはなんだ?

4436

チーニーの現行品では最も古く、ミリタリーラストと呼ばれているようだ。

ミリタリーラストは様々な人がいる軍人の足に合わせるため、万人に合う形状になっているはずだ。

私の足にもきっとフィットしてくれるだろう。

んっ、こっこれはなんだ?

YouTubeより

履き込むとこんな感じになるのか。

バーガンディの色が抜け、ブラウンのようになっている。

くたびれた様子だか

俺はまだ戦える。若いモノには負けん。

と言うオーラが出ている。

素晴らしい。

俺はこいつを最強の戦士。いやっ軍人に育てたい(ミリタリーラストだけに)

俺の相棒になってくれ。

E.N.D. 

商品説明

茶番はいかがだったでしょうか笑

普通に紹介しても、面白くなかったのでこんな茶番にしてみました。楽しんで頂けたら幸いです。

ここからは、ケンゴンについて普通に説明していきます。

チーニーについて

CHEANEY/チーニーは、グットイヤー・ウェルト・シューズの生産地として名高い英国ノーサンプトン州の郊外、デスバラーで1886年に設立されました 。伝統的な英国グッドイヤー・ウェルト・シューズ界に、全く新しい感覚とトレンドを吹き込むメーカーとして、大きく注目を集めています。

BRITISH MADE より

ケンゴンについて

モデルCAIRNGORM Ⅱ R (ケンゴンⅡR)
素材グレインレザー
ラスト4436(ミリタリーラスト)
ソールコマンドソール
製法グッドイヤー製法ヴェルトショーン仕様

ケンゴンはチーニーのカントリーコレクションに属する靴です。

特徴は雨や傷に強いアッパーと荒れた路面でも走破できるソールです。カントリーと名の付くように、田舎道での使用を想定しているためです。

カントリーコレクションとは

英国紳士が週末に都会の喧騒を離れ、田舎でカントリーライフを行う。そんな時に、雨の多い英国のぬかるんだ道や荒れた山道、リバーサイドを歩けるようにした靴である。そのため、アッパーには雨や傷、汚れに強いグレインレザーが使われる。ソールにはコマンドソールを使い、荒れた路面や雨にも対応できる。また、大きめのヒールリフト。360°出し縫いを掛けたグッドイヤー・ウェルテッド製法が堅牢性と安定性を向上させる。さらにダブルソールにすることにより、ヘビーユースにも耐えられ、永く愛用することができる。

ケンゴンのデザイン

ケンゴンは外羽根式のストレートチップです。アウトドアよりの靴ですが、ストレートチップにすることでスマートさが残っているように思います。(どちらかというと、ストレートチップのようなステッチが入っている靴と言った印象です。まぁあまり変わらないですね笑)

外羽根式はフィット感の調整が容易ですので、靴下の厚みが変わった場合でもフィットしてくれます。

そして特徴的なのはサイドのステッチです。アクセントになっていいです。

素材について

ケンゴンに使われるアッパー素材はカントリーグレインレザーです。雨や傷に強いシボ革です。

表面に細かい凹凸が現れているのがシボ革の特徴です。イギリスではオフの時に履く靴に多く使われているそうです。耐久性が高い革です。

カラーは2色展開です。

バーガンディとブラックがあります。どちらもグレインレザーです。

ラストについて

LAST 4436

LAST4436
英国軍に提供していたこともあり、本国ではミリタリーラストとも呼ばれているラスト(木型)。日本国内展開では最も古い1969年に制作された歴史のあるラストです。丸くて無骨なフォルムながらもどこか愛嬌のある表情。短いノーズのラウンドトゥに広めのウィズ、やや小ぶりのヒールカップがフィット感を高めます。

BRITISH MADE より

私の所有する革靴の中にトリッカーズがあります。こちらはウッドストックと言いますが、トリッカーズのカントリーブーツで使われるラスト4497Sです。

同じイギリス靴のカントリー系の靴同士比べてみましょう。

ケンゴン ラスト:4436
ウッドストック ラスト:4497S

全体的な印象としては、ケンゴンの方が細身な感じがします。

ケンゴンは小さめなヒールカップで土踏まずも少し絞られています。幅は少しゆとりがありそうです。踵が小さく、踵抜けが気になっている方はこのラストが合うかもしれません。

ウッドストックはケンゴンより大きめのヒールカップで土踏まずはほとんど絞られていません。どっしりとした感じですね。幅はケンゴンとあまり変わらなさそうです。カントリーブーツのラストですから、中厚手や厚手の靴下を履いた時にちょうどいいサイズ感になると思います。

ソールについて

コマンドソール

コマンドソールは主に登山靴などのアウトドア系の靴に用いられるソールです。グリップ力に優れ、荒れた路面でも安定して歩行できます。

見た目がゴツゴツしているので、ドレス系の靴にはほぼ用いられません。ドレス系のラバーソールだと先程のウッドストックに使われているダイナイトソールが一般的です。

コマンドソールの「Commando」は「軍の特殊部隊」を意味する言葉で、ミリタリーラストとの意味合いでの相性もいいです。男臭さが出ている感じがします。

また、こちらはダブルソールになっております。コマンドソールとダブルソールで耐久性は申し分ないと思いますが、少し硬そうな印象があります。

それでも、コルクがたっぷり入っているので履き込んでいくうちに、自分の足型にフィットしていくように思います。そこまで硬さを気にする必要はないかなと言う感じです。

製法について

聞き馴染みのある製法といえばグッドイヤー製法ですが、ケンゴンはグッドイヤー製法ヴェルトショーン仕様で作られています。

◆ミリタリーシーンで重宝されてきたグッドイヤーウェルト製法の “ヴェルトショーン“仕様
ケンゴン ヴェルトショーン仕様
アッパー(表革)のグレインレザーがそのままウェルトに重なっているのが分かるでしょうか。 これこそが“ヴェルトショーン”仕様です。
グッドイヤーウェルト製法とヴェルトショーン仕様について
一般的なグッドイヤーウェルトだとアッパーがウェルトの内側に来るのに対し、このようにアッパーをウェルトの上側に縫い付ける仕様がそう呼ばれています。
ヴェルトショーンはアッパーとの隙間がなくなるため、雨水の侵入や染み込みを防ぎ、独特の存在感を放つように仕上がります。 小石や土埃、そして雨水が入りにくいミリタリーシーンで重宝されてきた仕様です。
ライニングを釣り込み、そしてアッパーを釣り込む前の状態
(上画像:ライニングを釣り込み、そしてアッパーを釣り込む前の状態。この状態からウェルトにアッパーを被せてスライスしていく)
アッパーを全体に適切なテンションを掛ける為の意匠など熟練の職人技、そして専用のマシーンを必要とするため生産できる数も非常に限られる手の込んだ仕様は、まさに質実剛健さを体現した英国的ディテールの代表格。その中でもチーニーは今も尚ヴェルトショーンで作り上げることが出来る数少ないノーザンプトンのシューメーカーの1つだと言われています。

BRITISH MADE より

ヴェルトショーン仕様の特徴はアッパーをウェルトの上側で縫い付けているところです。

これによって、隙間がなくなり水の侵入を防いでいます。雨に強いと言うのはこの製法故のことです。

ケンゴンはどんな人におすすめ?

ここまで見てくると、ケンゴンはアウトドアテイストの強い靴だというのがわかります。

そのため、かっちりしたスーツスタイルには合わせづらいと思います。ドレスコードの厳しい職種ですと履けないのではないでしょうか。

最近はスーツの外しにスニーカーとかアウトドア系のアイテムを入れることもあります。「あえて」外す。そんな着こなしならいけると思います。

その外しってのが、自分はよくわからないですけど

どちらかと言えばカジュアルスタイルにマッチすると思います。ミリタリー系のアイテムとも相性が良さそうですし、ジーパンとも良さそうです。

雨に強いですので、雨用に持っておくのもいいと思います。雨専用ですと持ったいないので、雨でも大丈夫な革靴として履いていくのがいいと思います。

特に梅雨のシーズンは活躍しそうです。しかし、雨に濡れたあとはメンテナンスを忘れずにしておきましょう。

雨に強いと言っても、雨に濡れたまま放置すると劣化します。経年変化ではなく、経年劣化になってしまいます。長く履くためには劣化をさせないように、定期的なメンテナンスが必要です。

そして、なんといってもケンゴンはエイジングのしがいがある靴ではないでしょうか。YouTube内にもありましたが、エイジングした姿は「素晴らしい」の一言。長く履ける靴だからこそ、10年、20年、30年とエイジングしていく姿が見れるのはいいです。

欲しいな〜

ケンゴンを買う

BRITISH MADE

YouTube内のショップは、「BRITISH MADE」です。名前の通り、英国ブランドを取り扱うショップです。

東京、名古屋、大阪などに店舗があるようですのでお近くの方は是非行ってみてください。オンラインストアもありますので、そちらで購入もできます。しかし、大きめのサイズしか残ってないですね…(2019年12月現在)

私も行きたい
帰国したら行こう

ネットで買う

楽天やAmazonでも販売があります。BRITISH MADEは楽天にもありますので、ポイントを使って購入することもできますね。

お値段は

78,100円です。

ここまで紹介したディティールを考えると妥当な値段ではないでしょうか。

並行輸入品などがあればもう少し安く手に入りそうですが、そういったショップはありませんでした。

ちなみに…

中国のタオバオを見ると

お値段は

2488元 (約4万円)です。

しかし、こちらは中国国内在庫がないため、海外で購入した商品を送ってくれるサービスです。これには、身分証明の提示が必要ですので、私は利用したことがありません。

これを見ると、海外で運良く出会った場合、日本よりも低い値段で買うことができると思います。探してみてはいかがでしょうか。

では、今回はこの辺で

次回もお楽しみに
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