- ビルケンシュトックの履き心地が好き
- オールシーズン履けるモデルが欲しい
ビルケンシュトックといえば、サンダルが有名です。
- ボストン
- アリゾナ
- チューリッヒ
などなど。名前やデザインを見たら、「あ〜あれね」と思う方も多いはずです。
そんなビルケンシュトックはインソールをルーツに持つブランド。そのため、履き心地にこだわったブランドとも言えます。
履き心地に魅了されて、何年も愛用する方も多いです。
だけど、サンダルだと履ける季節が限られてしまうことも…
そこで今回はビルケンシュトックから展開されている靴タイプのモデルを紹介します。
それが…
ロンドンというモデル。
有名モデルのボストンに踵をつけたデザイン。ワンストラップでフィット感を調整するようなスリッポンタイプです。
春秋はお気に入りの靴下と。冬なら厚手の靴下と。そして夏なら素足で履けるオールシーズン履けるモデルです。
サンダルよりも季節感を選ばず、そしてビルケンシュトックの履き心地を合わせたモデル。
この記事ではビルケンシュトックのロンドンについて詳しく見ていきます。
ビルケンシュトックとは?
ビルケンシュトックはすでに240年以上もの歴史を持つブランドです。
サンダルのイメージが強いですが、サンダルの前はインソールを製造・販売していたブランド。他ブランドにはない履き心地を実現しています。
ビルケンシュトックについては話すと長くなるので、下記のYouTubeを参考に。
ビルケンシュトックのロンドンについて
モデル | LONDON / ロンドン |
素材 | オイルドレザー |
フッドベッド(インソール) | オリジナルフッドベッド |
フィット | レギュラーフィット |
参考価格 | 23,100円 |
こちらがビルケンシュトックのロンドンです。
写真を見てもわかる通り靴タイプのモデルです。サンダルではなく、踵があるだけでどこか新鮮に見えます。
詳しく見ていきましょう。
ディテールを詳しく見る
フロント
デザインはビルケンシュトックの有名モデルであるボストンを踵まで覆ったタイプです。
ちなみにボストンはこんなモデル↓
踵があるだけで、結構印象が変わります。
サンダルは楽に履ける一方で、季節感が出やすく、夏場がメインとなってしまいます。ビルケンシュトックは靴下で履けるモデルも多いですが、やはり主に履くのは暖かい季節がメインです。
しかし、ロンドンはサンダルではなく、踵のある靴ですので、季節にとらわれずオールシーズン履くことができます。春秋冬は靴下と合わせて履け、夏は素足で履けます。
意外と使い勝手がいいモデルだと思います
つま先の形状はぽってりとした感じです。
足の形状に沿ったような形です。ぽってりとしているのでカジュアル使いがしやすいです。
気軽に履ける革靴をお探しの方にもおすすめです。
甲のフィット感を調整するために、ストラップがつきます。金具にはビルケンシュトックのロゴがついています。
少しくすんだ感じが個人的にはグッとくるポイントです。
サイド
横から見るとこんな感じです。
革で足を包み込んでくれるような、そんな感じのデザインです。
また、踵がついているといっても、そこまで踵をホールドしてくれる感じはありません。しかし、インソールのヒールカップが深めになっているので、踵が浮き上がって抜けやすくなることはないのでご安心を。
インソールと履き心地
ビルケンシュトックでは2種類のフッドベッド(インソール)があります。
- オリジナルフッドベッド
- ソフトフッドベッド
全体を写すことはできませんが、インソールは足の形状に沿った立体的なものとなっています。
ちなみに私はチューリッヒも所有しています。チューリッヒはソフトフッドベッドです。
チューリッヒはだいぶ履き込んで、インソールが黒ずんでいます。
オリジナルフッドベッドとソフトフッドベッドの見分け方は簡単。
そして、2つの大きな違いは、発泡ゴムの有無です。
しかしながら、発泡ゴムがあるからといって、すごくクッション性が増している感じはありません。私の感覚ではほんの少し弾力がある程度にしか感じません。
基本的にビルケンシュトックの履き心地はクッション性を追求した履き心地ではありません。足の形に合わせることで、正しい歩行を促し、結果的に履き心地と歩き心地がいいと感じるものです。
最初の方は、慣れていないため、足が痛くなります。特に土踏まずの部分は、履いた次の日に痛みが走ります。それは、これまで正しい歩行ができていなかったサインでもあります。
慣れてくると痛みが消え、自分の足にピタッとハマる感覚があります。その時になってようやく、良い履き心地だなと思うはずです。
素材
使われている素材はオイルドレザーです。
その名の通り「オイルが含まれている牛革」です。
また、ブラックなのであまり気になりませんが、色ムラもあります。特にブラウンの方は濃い部分があったり、薄い部分があったりと色ムラを感じます。
オイルが含まれている量が部分部分で違うため、色ムラとなって現れています。好みは分かれるところではありますが、アメカジや経年変化が好きな方からすると好きな部分ではないでしょうか。
女性からすると、ちょっと小汚い印象を受けあまり良い印象はないかもしれません。
革はエイジングが楽しめるので、今後に期待しています。
サイズ感について
選び方としては履いた時につま先部分に少し余裕があるサイズを推奨しています。踏み込んだ時に指が縁に当たらないサイズです。
また、ビルケンシュトックを買うと箱にこんなものがついています。
サイズを測ることができるスケールです。
こちらに足を乗せることで、サイズを見ることができます。
私の足ですと…
こんな感じで足を乗せ…
26cmにいくかいかないかのサイズでした。
おそらく25.5cmくらいですが、ビルケンシュトックには25.5cmのサイズはありません。なので私が選んだサイズは…
26cm(40)です。
以前に購入したチューリッヒも同じサイズです。ロンドンだとつま先部分が見えないため、チューリッヒでサイズ感の確認をしてみましょう。
サイズ26cmのチューリッヒを履くとこんな感じです。
つま先に指1本分くらいの隙間が空いていることがわかります。少し大きめに見えるかもしれませんが、この隙間が重要です。
なぜなら踏み込んだ際にサンダルの縁に指が当たらないようにするためです。では踏み込んでみましょう。
踏み込んでみると足が前に押し出され、先程よりも隙間がなくなっているのがわかると思います。
指1本分の隙間があったことで、踏み込んだ際にも指が縁に当たることはありません。
これがビルケンシュトックの推奨するサイズ感です。また、ビルケンシュトックのモデルによっては靴下を履いたまま履きたいモデルもあると思います。そういった場合は靴下の厚みを考えて選ぶと良いです。
ぴったりのジャストサイズではなく、少しゆとりを持たせたサイジングがビルケンシュトックでは必要です。
着用イメージ
履いてみるとこんな感じ。
ジーンズと靴下を合わせてみました。
ジーンズにスニーカーを合わせる方は多いと思います。しかし、ジーンズとスニーカーは共にカジュアルアイテム。
カジュアル要素が多すぎて、大人の方だと子どもっぽく感じることもあります。
そこで、ロンドンのようなボリュームがあるけど革を使った靴がおすすめ。
スニーカーのようなボリューム感がカジュアルパンツと相性が良いです。そして、革を使っていることで、上品さをプラスすることができます。
もちろん、普通の革靴を履いても良いのですが、カチッとしすぎてキメ過ぎに見えることもあります。ロンドンならカチッとした革靴のイメージはないため、程よい上品さをプラスしてくれ、全体的なカジュアルコーデのイメージを整えてくれます。
と説明はしてみましたが、個人的にジーンズと革靴の組み合わせが好きってのもあります。
基本的にはどんなパンツとも合うはずです。お気に入りのコーデを見つけてください。
まとめ
ビルケンシュトックのロンドンはいかがだったでしょうか。
サンダルではなく、靴タイプのビルケンシュトック。ビルケンシュトックの履き心地が気に入っている方は靴タイプも気になっていたのではないでしょうか。
個人的にはビルケンシュトックの履き心地は好きです。革靴を主に履いている私からすると、インソールが硬めで履きごたえがあるのが良いです。
一般的なサンダルやスニーカーだとフワフワっとしたクッション性。それはそれで履きやすさはあるのですが、意外と長時間履いていると疲れてきます。
硬めのインソールだともっと疲れるのでは?と思いきや、意外とスニーカーと比べて疲れやすいいう感じはありません。むしろ歩行が安定して疲れにくくさえ感じます。
この辺は慣れなど個人差はあるのでなんとも評価が難しいところではありますが、普段から革靴を履いている方からするとおすすめです。
また、デザインもぽってりとしてカジュアル見えします。革靴はカチッと見えたりと上品に見せることができる反面、コーデによってはカチッと見えすぎることもあります。そんな時にロンドンのポテッとしたフォルムは程よく、カジュアルダウンしてくれます。
コーデの幅も広がるため、持っていてそんはないはずです。
お値段は、意外と高め。
ビルケンシュトックのオンラインストアですと23,100円です。
セールや楽天といったネットで探すと2万円を切る価格になることもあります。
ちなみに私は半額セールをたまたま見つけて約1万円でゲットしました。
皆さんもぜひ探してみてください。
ということで今回はこの辺で。
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