- 夏にショートパンツを穿きたい
- グラミチのショートパンツが気になる
- いろんなモデルがあるけど何が違うの?
夏場に穿きたくなるのがショートパンツ。
いろんなブランドからショートパンツが販売されています。その中でも定番として長く愛されているのが…
グラミチのショートパンツ。
「じゃグラミチを買おう」と思って調べてみると意外とモデルの種類が多いです。
初めて買う方だと…
「何が違うの?」「定番モデルはどれ?」「海にも入れるのはどれ?」などなど
どれを買えば良いか迷ってしまいます。
そこでこの記事では、グラミチから展開されているショートパンツ7モデルを徹底比較していきます。
- NN-SHORTS
- ST-SHORTS
- SHELL PACKABLE SHORTS
- G-SHORTS
- SHELL GEAR SHORTS
- CARGO SHORTS
- MOUNTAIN SHORTS
ちなみにグラミチの定番モデルといえば…
Gショーツです。
初めて買う方はこれがおすすめです。
グラミチとは?
1982年、カリフォルニアの小さなガレージで産声をあげる。
アメリカ・カリフォルニア州中部に位置するヨセミテ国立公園。ロッククライマーの聖地である、このヨセミテで生まれたのが、『GRAMICCI』である。
1970年代、アメリカで “ストーンマスター” と呼ばれ、ヨセミテロッククライミングをリードしてきた一人のロッククライマー、マイク・グラハム氏が、当時のクライミングウェアにはなかった、180度自然な開脚を可能にした「ガゼットクロッチ」や片手で調整できる「ウェビングベルト」など画期的なディテールを開発。1982年、これら独自の手法と機能を盛り込んだ『GRAMICCI』のクライミングパンツはカリフォルニアの小さなガレージでその産声を上げた。
『GRAMICCI』の考案したデザイン、そして数多くのディテールは、クライミングパンツにおけるひとつの完成形であり、多くのブランドがこのディテールを取り入れている。
グラミチより
グラミチはロッククライミング用のパンツをルーツに持つブランド。
現在ではクラミングだけでなく、ファッションシーンにおいても欠かせないアイテムとなっています。
グラミチパンツの特徴
グラミチのパンツを語る上で大きな特徴が2つあります。
それが…
- 股下のガゼットクロッチ
- 片手で調整できるウェビングベルト
クライミングパンツの完成形として、これらのディテールは他ブランドも取り入れています。
ガゼットクロッチ
ガゼットクロッチは股下にあるディテールです。
写真を見ると股下に生地の切り替えしがあるのがわかります。
これがあることで、180度開脚することがあります。しかも、素材のストレッチ性に関係なく180度の開脚を実現しています。
クライミング時は、足の開脚が不可欠。そういった場面を想定したディテールとなっています。
ウェビングベルト
こちらはウェビングベルトです。
片手で操作できるようになっているベルトです。
クライミングは片手が塞がることが普通ですので、そういった場合でもパンツのずり落ちを防ぐために片手での操作を実現しています。
また、ベルトを垂らすことで見えるロゴもファッションとして、抜け感を演出してくれます。
ショートパンツ7モデルを徹底比較
まず今回比較するパンツはこちら
- NN-SHORTS
- ST-SHORTS
- SHELL PACKABLE SHORTS
- G-SHORTS
- SHELL GEAR SHORTS
- CARGO SHORTS
- MOUNTAIN SHORTS
そしてこれらのモデルを簡単に比較した表が下記になります。
モデル | 素材 | 特徴 | 股下 | ヒップ | 渡り | 裾巾 |
---|---|---|---|---|---|---|
NN-SHORTS | コットンストレッチツイル (コットン98%、ポリウレタン2%) | 細身のシルエット | 22.5cm | 50cm | 35cm | 24.5cm |
ST-SHORTS | コットンストレッチツイル (コットン98%、ポリウレタン2%) | スタンダードシルエット | 26cm | 52.5cm | 36cm | 27cm |
SHELL PACKABLE SHORTS | プールナイロン (ナイロン100%) | パッカブル | 21cm | 54cm | 36.5cm | 28cm |
G-SHORTS | ツイル (コットン100%) | 定番、経年変化が楽しめる | 23cm | 53.5cm | 36cm | 31cm |
SHELL GEAR SHORTS | プールナイロン (ナイロン100%) | 大きめのポケット、水陸両用 | 24cm | 54cm | 36cm | 28cm |
CARGO SHORTS | コットンストレッチツイル (コットン98%、ポリウレタン2%) | カーゴポケット | 26cm | 55.5cm | 37.3cm | 29cm |
MOUNTAIN SHORTS | ツイル (コットン100%) | ゆったりシルエット | 26cm | 58.5cm | 38.8cm | 29cm |
この中で定番と言われるモデルが赤でマークしたGショーツです。
では比較として…
- 素材
- シルエット
- 特徴
について詳しくみていきましょう。
素材感の違い
定番アイテムの素材は大きく分けて3つあります。
- コットン100%
- コットン98%、ポリウレタン2%
- ナイロン100%
この他にリネンやデニムを使ったものもあります。
それぞれの素材の特徴をメリット・デメリットに分けてみていきましょう。
- コットン100%
-
採用モデル:G SHORTS、MOUNTAIN SHORTS
メリットデメリット耐久性があるため、クライミングはもちろんのことキャンプシーンでも活躍してくれます。夏場のアウトドアアクティビティにおすすめです。
また、経年変化が楽しめる素材感のためファッションシーンにもおすすめ。特に古着など、ちょっと着古した感じや古着などが好きな方におすすめです。
- コットン98%、ポリウレタン2%
-
採用モデル:NN-SHORTS、ST-SHORTS、CARGO SHORTS
メリットデメリットコットンにポリウレタンを入れたことがストレッチ性がプラスされています。ストレッチ性があるため、よりアクティブに動きたい方におすすめ。特に自転車を乗る方に向いています。
また、採用モデルは細身のモデル。細身でもストレッチ性があるため、突っ張る感じがありません。
しかし、ポリウレタンが入ることで劣化の懸念は少しあります。とはいってもコットンが98%なのでそこまで劣化を気にするほどではないかと思います。
- ナイロン100%
-
採用モデル:SHELL PACKABLE SHORTS、SHELL GEAR SHORTS
メリットデメリットナイロンは速乾性があります。そのため、水辺でのアクティビティに最適です。
また、軽量でコンパクトになるので持ち運びにも便利。旅行の際にはカバンに忍ばせておくことも容易です。
ファッションシーンではナイロン特有のシャカシャカ感があるため、カジュアル過ぎる印象です。トップスにきれいめな印象の長袖シャツなどを着て大人っぽい感じでコーデを組むと上手くハマるはずです。
シルエット
シルエットはグラミチのHPから引用しています。
- NN-SHORTS
- ST-SHORTS
- SHELL PACKABLE SHORTS
- G-SHORTS
- SHELL GEAR SHORTS
- CARGO SHORTS
- MOUNTAIN SHORTS
各モデルのシルエットの特徴は…
- ①NN-SHORTS
-
1番細身のシルエット。レングスも短めのため、細身の足にフィットしやすいです。
- ②ST-SHORTS
-
NN-SHORTSとG-SHORTSの間に位置するシルエット。ベーシックなシルエットのため、多くの方にフィットします。
- ③SHELL PACKABLE SHORTS
-
パッカブル仕様のためか、レングスは短めになっています。G-SHORTSに比べるとやや細身になっていますが、
- ④G-SHORTS
-
全モデルの中で中間の位置にあるシルエット。細すぎず太すぎずといった使いやすいシルエットです。
- ⑤SHELL GEAR SHORTS
-
G-SHORTSをやや太く、長くしたシルエット。
- ⑥CARGO SHORTS
-
レングスが長く、太めのシルエット。カーゴポケットもつくため、ボリューム感があります。
- ⑦MOUNTAIN SHORTS
-
全モデルの中で1番のワイドシルエット。トレンドライクな印象です。
各モデルのディテール
ここでは各モデルの特徴を見ていきましょう。
NN-SHORTS、ST-SHORTS、G-SHORTS
NN-SHORTS、ST-SHORTS、G-SHORTSは基本的に同じディテールです。
- ウェビングベルト
- ガゼットクロッチ
- 4ポケット
SHELL PACKABLE SHORTS
SHELL PACKABLE SHORTSはジッパー付きのバックポケットが1つだけつきます。
このジッパーポケット内にパンツを詰め込むことで収納することができます。
コンパクトにできるので、持ち運びに便利です。
またポケットは水抜き仕様にもなっているため、海パンとしても使用可能になっています。
SHELL GEAR SHORTS
特徴的なのはサイドのポケット。
前から後ろにかけて開口部が広くとられた特徴的なポケットとなっています。
そして右手側のフロントには、小物などをひっかけられるフックがついています。
CARGO SHORTS
CARGO SHORTSというモデル名ですので、カーゴポケットが両サイドにつきます。
夏場はアウターがなく、ものを入れるポケットが少なくなります。鞄を極力持ち歩きたくない方には大容量のポケットがあるのでおすすめです。
ですが、カーゴポケットにものを入れ過ぎて膨らむと不恰好にも見えるので注意が必要です。
MOUNTAIN SHORTS
MOUNTAIN SHORTSの特徴はフロントポケット。
ファティーグパンツに見られるような貼り付けられたようなポケットデザインが特徴的。
少しミリタリー要素もプラスされた感じがあり、カジュアルファッションにおすすめなディテールです。
グラミチの着こなし例
Tシャツ✖️グラミチ
ゆったりシルエットのTシャツでトレンド感をプラス
夏場の王道スタイル。
Tシャツはゆったりシルエットにするとトレンドライクな着こなしができます。
ぴったりなTシャツを合わせるとスポーティ感が強すぎてスポーツをするように見えたりもします。
街歩きとしておしゃれに見せたいなら、トレンド感のあるゆったりシルエットのトップスがおすすめです
マリンテイストのボーダーTシャツは夏に最適
ボーダーTシャツはマリン感があるため、夏におすすめです。
特に海に行く時なんかにいいのではないでしょうか。
ボーダーは柄物でカジュアル感が強めなので、パンツは主張し過ぎない無地の黒を選ぶとグッとしまって見えます。
トップスに柄物を選ぶ際にはパンツは無地を選ぶのがおすすめです
シャツ✖️グラミチ
長袖シャツで大人っぽさを程よくプラス
短パンにTシャツだと子供っぽく見えてしまいます。そういったコーデが苦手な方はトップスにシャツを着ると良いです。
特に長袖シャツはドレスの雰囲気と肌の露出が抑えられ、大人っぽい印象になります。
ここではゆったりしたトレンドライクなシャツを合わせており、リラックスした雰囲気で合わせています。
キメすぎない感じでシャツを合わせたい方におすすめです
まとめ
グラミチのショートパンツはいかがだったでしょうか。
各モデルでちょっとした違いがあるのがわかったと思います。
夏の定番アイテムであるため、買っておいて損はありません
また、グラミチは他ブランドやセレクトショップとコラボした別注モデルも数多く販売しています。
デザインや色、素材などさまざまあるので気に入ったものが見つかるはずです。
しかし、数が多すぎる故にどれを買えば良いか迷ってしまいます。
そんな時はこの記事をもう一度参考にして、自分にあった定番モデルから買ってみることをおすすめします。
そこから、「細身が良いのか」「太身が良いのか」など好みに応じて違ったモデルを買ってみてはいかがでしょうか。
価格は1万円以下ですので、価格的にも買いやすいと思います。
ぜひ夏はグラミチを穿いてはいかがでしょうか。
ということで今回はこの辺で。
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