グラントストーンのブーツを手に入れてから1ヶ月以上が経過。
1ヶ月間で毎日ではありませんが、半分以上は履いていました。
1ヶ月履いて感じたことを今回は書いていきます。
グラントストーンのブーツを1ヶ月履いて感じたこと

今回は実際に1ヶ月以上履いて感じた良いところと悪いところを書いていきます。
ですが
その前に
言いたいのが…

このブーツ
最高です
もうこれに尽きます。
なので基本的には良いところ中心になります。
ただのべた褒めになるかもしれませんが悪しからず。
ということで、まずは良いところと悪いところをまとめてみましょう。
良いところと悪いところはこんな感じ。
それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
ちなみにグラントストーンの詳細については下記の記事を参照してください。


グラントストーンの良いところ
履き心地・歩き心地が良い


履き心地・歩き心地が良いのはグラントストーンの最大の魅力と言っても良いと思います。
それくらい履き心地と歩き心地が良いです。
良く「この靴は疲れにくいですよ」という謳い文句があります。
個人的には「本当に?」と疑いながらその謳い文句を聞いています。
ですが、グラントストーンに限って言えば、その謳い文句を使いたくなります。
実際に…



長時間歩いても疲れにくく感じます
もちろん歩けば歩くほど人は疲れますし、全然疲れないというわけではありません。
例えばショッピングなどで1日中歩き回った後の疲労感で言えば、グラントストーンは他ブランドの靴に比べると圧倒的に疲れた感じがありません。
まだ歩けるなと思わせるほどです。
そのため、最近はショッピングなどで歩き回る時はグラントストーンを履くようにしています。
ちなみにグラントストーンと同じく疲れにくいと感じるブランドはオールデンです。
このグラントストーンとオールデンは共に履き心地にこだわりがあります。
革靴を履いて歩き回りたい方にはこの2つのブランドは強くおすすめします。
どうして履き心地・歩き心地が良いのか?


これはラストに秘密があります。
このディーゼルブーツはレオラストというラストが採用されています。
レオラストの特徴は、整形学的な観点から作られたこと。
ハイアーチ、開帳足、扁平足と言った形状の足に対して疲労を軽減できるようなラスト形状となっています。
実際に履いてみると…
- つま先は適度にゆとりがある
- 土踏まず部にアーチサポートがある
- ヒールカップが絞られてありフィット感が良い
特にヒールと土踏まずのアーチサポートが絶妙で、足がインソールにピタッと吸い付くような感覚があります。
これによって靴の中で足が動き回らず、余計な疲労が軽減されています。
歩く時にもフィット感が良いため、地面を蹴って進め、歩くのが楽しくなります。



正直、最高の履き心地と歩き心地です
是非皆さんにも試して欲しいです


経年変化が良い


グラントストーンは素材にもこだわりがあります。
世界の有名タンナーから革を集めています。
そん中で私が所有するディーゼルブーツの革は…
ホーウィン社のクロムエクセルレザーです。
ホーウィン社はアメリカのタンナー。コードバンのタンナーとして有名ですが、クロムエクセルレザーもコードバンに負けず劣らずのこだわり素材。
そんなクロムエクセルレザーの魅力は…
経年変化です。
そのため、履いていくうちにオイルが表面に現れて良い感じに光沢が生まれてきます。
さらに温度によって柔らかさが変わるため、最初は硬いと感じても履いていくうちに足当たりが柔らかくなっていきます。
ちょっと写真を見てみましょう。


どうでしょうか。
この皺が入った感じがたまらなくカッコいいです。


近くで履き皺を見るとこんな感じ。
クロムエクセルレザーは柔らかさがあるため、もっちりした履き皺になります。
革によっては履き皺が指に当たって痛くなることがあります。クロムエクセルレザーはそんなことにはなりませんでした。
これは個体差や個人差があるのでなんとも言えない部分ではありますが、個人的にはクロムエクセルレザーなら履き皺によって指が痛くなることは少ないと思います。
その他の革の履き皺に関しては下記の記事を参照してください。






個人的には横から見たときの姿がかっこいいと思っています。
足首周りにできた皺がブーツならではの皺で気に入っています。特に履いた時は立体的な皺になります。








このような感じですね。ぐっと男らしくなります。
また、ブーツは足首まで覆われるため最初は違和感があります。特に新品状態だと革がまだ硬く馴染んでいないため、足首が痛くなります。
ですが、数日履くと革が柔らかくなり、痛みが和らぎました。
1週間が経過すると包まれるような感覚に変わり、紐をギュッと縛っても全く硬さを感じなくなりました。足首で固定することで、さらに靴の中での足の余分な動きがなくなるため、疲労が軽減されたような感覚です。(言い過ぎかもしれませんが…)
見た目の変化だけでなく、履き心地の変化も経年変化です。
ジーンズとの相性が抜群


先ほどからちょくちょくジーンズと合わせた写真があったと思います。
そうです。このブーツ。



ジーンズとの相性が抜群です
まぁこれはグラントストーンに限った話ではないと思いますが、やっぱりブーツとジーンズの相性は抜群です。
そしてグラントストーンとブーツの特徴は、意外とエレガントなフォルムなことです。
実はグラントストーンのラストは履き心地だけでなく、見た目にもこだわっています。
特にトゥの部分に注目。
ワークブーツにありがちな丸みの強いトゥではなく、適度にラウンドしながらも少し細くなっています。
これによってワークブーツ感が減少。さらにドレス過ぎない見た目です。
ドレスとカジュアルのバランスが絶妙で、ジーンズと合わせた時にもアメカジ過ぎないスタイリッシュさがあります。
もう一度言いますが、



ジーンズとの相性が抜群です
私はジーンズが好きなので、ジーンズと相性が良いだけで買って良かったなと思ってしまいます。
ということで、ここまでが良いところについてでした。
次からは悪いところを書いていきます。


グラントストーンの悪いところ
履き始めが少し硬め


これはグラントストーンに限った話ではないと思います。
やはり新品の革靴は硬さがあります。
最近は中古靴を買うことが多く、新品の革靴は久しぶりでした。そのため、最初の数日は革靴の硬さによって指が痛くなりました。
特に小指。
歩けないほどの痛みではないですが、歩きたくなくなるような痛みでした。
また、ブーツなので足首周りも革が硬く違和感と痛みがありました。
しかし、数日すると痛みが和らぎ、1週間も経つと全く痛くなくなりました。
これはグラントストーンだからなのでしょうか。
この履き心地の変化については下記の記事で書いてますので、よければご覧ください。


正直言うとそこまで悪いところだとは思っていません。
ですが、履き心地が最初から完璧ではなかったことをお伝えしたく悪いところとして書きました。
入手性が悪い


正直グラントストーンはめちゃくちゃ良いので、もう数足欲しいと思っています。
ですが…
ここで問題が…
それが入手性が悪いこと。
基本的にはグラントストーンは通販での販売となります。
私は海外在住ですので、アメリカ本国のサイトから入手しました。アメリカからの海外配送のため、送料と関税で国によってはまぁまぁの値段を取られます。時間もかかるので手軽に買える感じはありません。
日本ではグラントストーン正規取扱店のゲットゴーイングのオンラインストアから購入可能。


海外からの発送ではないため、安心して購入することができます。しかし、Amazonや楽天といった大手ECサイトでは販売されていないため、これも手軽とまではいかないような感じです。
その代わり、ゲットゴーイングではサイズ交換が無料でできたり、試着サンプルを貸し出してくれたりとサービスは充実しています。気になる方は是非ご利用ください。
関西の方はレザー専門ストアの「スナワチ」で試着ができるようです。事前アポが必須ですが、試してみたい方は是非。
また、中国のタオバオで販売をしてくれると個人的には嬉しいです。
まとめ
今回はグラントストーンを1ヶ月履いて感じた良いところと悪いところについてでした。
おさらいすると…
個人的には良いところが圧倒的に多く、買ってよかったと思えるブーツでした。
もう少し入手性が良ければもう数足手に入れたいなと思います。
特に短靴。
私の好きなプレーントゥが気になりますし、ローファーも履きやすそうです。
実物が見れないのが残念なところですが、機会があればまた購入したいと思います。
ということで今回はこの辺で




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