新品の革靴は1週間連続で履くと馴染みやすい説【実体験】

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皆さんは革靴を連続で履きますか?

よく言われる革靴の履き方は、連続で履くのではなく1回履いたら2、3日おいてから履くことが推奨されています。

しかしながら、今回はそんな革靴の履き方を無視し連続で履くという説を唱えます。

題して…

「新品の革靴は1週間連続で履くと馴染みやすい説」です。

これは実体験をもとに唱える説です。科学的な根拠はほとんどありません。経験則からくる説です。なのでお試しする際は自己責任で。

ですが、1週間連続で履くことで履き心地は良くなり、足に馴染んだ感覚を体験しました。

あまり馴染まない革靴がある方は試してみる価値はあるかもしれません。

この記事でわかること

新品の革靴を1週間連続で履く

今回、新品の状態から1週間連続で履いた靴はこちらのグラントストーンです。

靴の詳しい情報は下記の記事にありますので、知りたい方はそちらをご覧ください。

まずは結論から述べると、1週間履くことで履き心地は…

劇的良くなります。

足に馴染む感覚を日に日に感じることができます。

履き心地に変化について、感想と考察を見ていきましょう。

初日〜3日目

初日から3日目までの率直な感想は…

試練です。

この革靴のフィッテングとしてはジャストサイズです。足入れしただけの状態であれば、締め付けられる感覚もなく、当たって痛くなる部分もありません。

なので、歩いても痛みが出ないかなと思ったのですが…

小指が痛くなりました。

というのも履きはじめの革靴というのは硬さがあります。特に感じるのがインソールの硬さ

この硬さが私の小指を攻撃してきました。なぜインソールの硬さが原因と思ったのかというと小指の外側ではなく、内側が痛くなったからです。

数時間歩いたところで違和感が出てきて、さらに数時間歩くと痛みに変わりました。歩けなくなるほどの痛みというわけではありませんでしたが、歩きたくなくなるような痛みが続きました。

これが、3日間続きました。

もしかしたらこの靴は私の足には合わないのではという葛藤と痛みに耐える忍耐力が試される正に…

試練の時でした。

4日目〜6日目

4日目からは痛みが無くなってきました。3日目までの痛みが引いていく感じです。

5日目には痛みはほぼ無くなり、フィット感が良くなった感覚になりました。

そして6日目にもなると心地良いフィット感を感じるまでになりました。

初日の小指の痛みからは劇的な変化です。

1週間経過

1週間を超えるとストレスを感じることは無くなりました。

新品の時は平たい板の上に乗っている感覚でしたが、1週間経つと少し立体的な板の上に乗っている感じです。

硬さは感じるものの安定感が増しているためフィット感と歩き心地が良くなりました。

これは革靴ならではの感覚です。この履き心地を味わってしまうとスニーカーよりも快適です。

ということで、1週間の履き心地の変化についての感想でした。

履き心地を良くするコツ

新品の革靴は履きおろす前にプレメンテをするといいです。

プレメンテとは、最初のお手入れのことで、革にクリームを塗り込み、ある程度柔らかくすることです。

基本的に最初になるクリームはデリケートクリームで、水分が多めで革に浸透しやすいものを使います。

そしてプレメンテ時に、靴の内側にもクリームを塗るといいです。

これをするとさらに馴染みやすくなります。

特に初日〜3日目まではアッパーやインソールに硬さがあるため、塗るだけである程度柔らかくなります。

インソールも柔らかくなるため、自分の足型に沈み込んでいく感覚があります。(気のせいかもしれませんが…)

ということで、馴染ませるためのコツとしてデリケートクリームを塗ってみてください。

どうして1週間履くと履き心地が良くなったのか?

ここではなぜ履き心地が良くなったのか考察していきます。

感覚的な考察になるのでご了承ください。

理由としては…

  • 履き心地に慣れた
  • アッパーが柔らかくなった
  • インソールが沈み込んだ
  • ソールの返りがついた

履き心地に慣れた

第一にあるのが…

慣れです。

そもそも履き心地は変わっていなく、足の感覚が靴に慣れただけかもしれません。

1週間連続で履くことで、早く靴に慣れたように感じます。

慣れで履き心地が良く感じるならそれはそれでありだと思います。

アッパーが柔らかくなった

アッパーが柔らかくなることで、包み込まれる感覚になってきます。

特に今回はブーツだったため、足首周りの当たりは1週間でだいぶ柔らかくなりました。

またつま先付近や甲周りも圧迫感が和らぐ感じがしました。

1週間履き続けると蒸れによって革が水分を含んだ状態になります。簡単に言うとふやけた状態。

その状態で履くことで、自分の足型に変形していったのではないかと思います。

野球のグローブなんかもスチームで柔らかくして型をつけたりします。それと大枠では同じイメージです。

自分のクセがつくことで、少し当たっていた箇所のストレスが緩和され履き心地が良くなったと思われます。

インソールが沈み込んだ

これはグッドイヤーウェルト製法ならではです。

グッドイヤーウェルト製法ではインソールとアウトソールの間にコルクが入っています。

履いていくうちにコルクが沈み込み、自分の足型にインソールが変形したと思われます。

実際にインソールを手で触ってみると凹凸が感じられます。

インソールが沈み込むことで安定感が増し、歩いている時の歩行性が向上します。

これはフィットしている革靴を履いた方ならわかると思います。

ソールの返りがついた

アウトソールは履き始めは硬いです。

経験的にわかると思いますが、歩く時はソールが曲がった方が歩きやすいです。

なので硬いソールは歩行性の面ではデメリットです。しかしながら硬さがあった方が地面の凹凸を感じにくく、足の裏が痛くなりにくいメリットもあります。

革靴においては基本的にスニーカーに比べると硬いです。ですが、革靴はソールにレザーが使われているため、履き込んでいくとソールが柔らかくなり、曲がってくれます。

そうなると自然な歩行ができるようになり、歩きやすくなります。

これも履き心地が良くなった要因です。

ということでいくつか要因が考えられました。これらが正しいかどうかに関しては、科学的な根拠はありません。

しかしながら、私の感覚からすると実際に履き心地が良くなった事実があります。

要するに信じるか信じないかはあなた次第です。

まとめ

今回は新品の革靴を1週間履くと履き心地が良くなる説についてでした。

結論は…

履き心地が良くなる」です。

といっても、革靴の種類などによって個人差はあるはずです。

みんながみんな履き心地が良くなるわけではないと思います。

それでも履き心地を良くするために試してみる価値はあります。

履き心地がイマイチな革靴があったら、1週間連続で履いてみてはいかがでしょうか。

ということで今回はこの辺で。

ちなみにおすすめの革靴は下記の記事で紹介しています。

 

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