- バズりクソンズのチノパンの違いが知りたい
- シルエットの違いが知りたい
- ディテールの違いが知りたい
バズリクソンズはミリタリーアイテムの復刻を手がけているブランド。その中で、アメリカ軍のチノパンを復刻したものがあります。
定番化したチノパンは3種類。その内、45カーキモデルとオリジナルモデルの2種類を所有しています。
この記事では45カーキとオリジナルを比較し、何が違うのかを徹底解説していきます。
最初に大きく違う点をお伝えすると…
45カーキは1945年に作られたモデル。戦時中ともあり、縫製が簡素化されています。これ以前の41カーキよりは太さが抑えられており、昨今流行りのワイドパンツほどではありません。それでも細身のパンツに慣れている方だと太く感じます。
オリジナルは現代的な細身のシルエット。縫製は41カーキを踏襲し巻き縫いで仕上げられています。フロントはジッパーフライに変更されているなど、普段使いしやすい一本となっています。
その他のディテールについて詳しく解説していきます。
BUZZ RICKSON’Sのチノパン
その中で、アメリカ軍のチノパンも復刻しています。
今回手に入れた復刻チノパンは…
アメリカ軍の1945年モデル。
さらに、バズリクソンズのオリジナルモデルも手に入れました。
今回、この2つのモデルを比較します。
では早速見ていきましょう。
45モデル vs. オリジナル
Front
左:45モデル 右:オリジナル
大きく違うのはシルエットです。
写真を見てもわかると思いますが、45モデルの方が太いです。裾幅も広いので、穿いた時に太さが際立ちます。
ワイドシルエットや昔のチノパンの野暮ったさが好きな方は45モデルの方がいいです。
太いパンツが好きではなく、オフィスカジュアルでも使いたい方ですとオリジナルの方がいいです。
ちなみに、45モデルよりもさらに太いパンツが好きな方は1942年モデルがおすすめです。バズリクソンズのものは所有していませんが、ナイジェルケーボンのチノパンが1942年モデルをベースにしています。下記にレビュー記事があるので参考に。
ナイジェルケーボンのチノパンを見る
シルエットは下記参照
下:45モデル 上:オリジナル
重ね合わせるとこれくらいの差があります。
腰回りはほとんど同じで、太ももからの幅が変わっていきます。
ボランフライ or ジップフライ
左:45モデル 右:オリジナル
こちらは好みがわかれるかもしれません。
- 45モデルはボタンフライ
- オリジナルはジップフライ
となります。
どちらもこだわりが見られます。ちなみに1942年モデルはボタンフライです。そのため、太めのシルエットが好きな方は、必然的にボタンフライ仕様になります。
Back
後ろのディティールは同じです。
ポケットは両玉縁になります。
このようなポケットになります。
こちらは手縫です。丁寧な仕事ですね。
縫製
- 45モデルは「割り縫い」
- オリジナルは「巻縫い」
となります。
見た目の綺麗さでいうとオリジナルに軍配が上がると思います。また、ダブルステッチにもなっているので強度もあると思います。
45モデルの割縫いは当時を再現しているためです。戦時中のモデルのため、このような仕様になっているようです。
サイドも同じです。
すっきり見えるのは45モデルです。
オリジナルはダブルステッチなので、洗濯を繰り返すとパッカリングが現れてくると思います。経年変化が楽しめると思います。
生地
生地は両モデルとも…
高密度ウエストポイントです。
価格
価格の差はありません。
両モデルとも…
12,980円(2020年6月現在)
まとめ
バズリクソンズのチノパン比較はいかがだったでしょうか。
といったところでしょうか。
好みに合わせて選んでみてください。私のように両方手に入れるのもありですね。
定番モデルで流行に左右されないようなパンツですので、チノパンをお探しの方は是非ともチェックしてください。
また経年変化も楽しめるパンツです。長く愛用し、自分オリジナルのパンツに育ててみてください。
では今回はこの辺で
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