- モディファイドラストのモデルが気になる
- アルパインカーフって何?
オールデンといえばコードバンの他にラストです。
特にモディファイドラストはオールデンの中でも人気の高いラストです。
なぜ人気があるのか?
それは履き心地です。元々はハイアーチの人たちのための矯正靴から誕生したラスト。
土踏まずのアーチにフィットさせるためにアウトソールから見ると土踏まず部がキュッと絞られています。これをアーチサポートと言い、これがあることで、土踏まずのフィット感が良くなります。
また、アーチサポートにより立ったときに安定感が生まれ、結果的に歩いた時の疲労軽減につながります。
そんなモディファイドラストを使ったモデルは日本市場では数多くあります。
大手セレクトショップ別注も多く、今回はユナイテッドアローズ別注のモデルを紹介します。
アルパインカーフという細かなシボがある革を使ったモデル。上品見えもしながら、耐久性もある革です。
この記事ではアローズ別注のモデルを徹底解説していきます。
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Alden5344の基本情報
ブランド | Alden (オールデン) |
型番 | 5344 |
素材 | アルパインカーフ |
ソール | シングルレザーソール |
ラスト | モディファイドラスト(たぶん) |
別注ショップ | UNITED ARROWS |
今回手に入れたのは…
アルパインカーフのオールデンです。
アルパインカーフ?とは。
と思われる方もいらっしゃると思いますが、アルパインカーフはシボ革のことです。
革表面に凹凸があります。
そしてアルパインカーフの場合はその凹凸が細やかで上品さがあります。
上の写真ですと凹凸があるのかないのかわかりにくいですが、近づいてみると凹凸があることがわかります。それが下の写真です。
近づいてみると確かに凹凸があることが分かりますね。
凹凸が大きいと男らしさが現れますが、凹凸が小さいと上品さが現れるように感じます。私だけでしょうか?
そして、シボ革の特徴としては傷に強い(目立たない)ことが挙げられます。もちろん限度はありますが…
アスファルトなどでガリッといくと流石に傷はつきます。そして、この靴も中古で購入したためつま先に傷がありました。
こんな感じで擦り傷があります。近づくとわかりますが、遠目でみると目立ちません。(鏡面磨きをしているからかもしれませんが…)
まぁこの辺は許容範囲です。
他の角度からも見ていきましょう。
Alden5344の外観レビュー
Front
シンプルなプレーントゥ。
またもやプレーントゥを買ってしまいました。「何足プレーントゥにするんだ」と言われそうですが、好きなもんは好きなんです。
皆さんも同じデザインを複数買ってしまいますよね?
先程、つま先に擦り傷があると書きましたが、このくらい離れるとあまり目立ちません。
Side
サイドから見ると革の切り替えがあります。この辺は私が所有するミリタリーラストのオールデンと同じです。
さらにアンティークエッジになっています。
茶色のコバで、ヒールはグラデーションになっています。
革の色と相まっていい色合いです。
Back
ドックテイルの後ろ姿。
ヒールカップは包み込むような形状です。後ろ姿はこれくらいですね。
Outsole
販売ページにラストについて書かれていませんでしたが、おそらく…
モディファイドラストだと思います。
さらにヒールにはアーコヒールが使われています。下図参照
土踏まず側が少し長い特徴があるのがアーコヒールです。ちなみにトップリフトは交換しています。
そのため、下図のようなFOOT BALANCEと刻印されたアーコヒールではありません。
Insole
インソールには別注品の証であるUNITED ARROWSのロゴがプリントされています。
その下(横?)にはAldenの文字があります。
履き皺
中古で購入したので履き皺が入っています。大きめの皺と小皺があります。
Alden5344を履く
定番のリゾルトと合わせてみました。やっぱりカジュアルに合わせやすいです。
さらに上から見るとこんな感じです。
アルパインカーフだと皺の感じが薄れるように思います。
おわりに
アルパインカーフのオールデンはいかがだったでしょうか。
着々とプレーントゥの靴が増えてきてます。
特に今回の色はトリッカーズのウッドストックと似ています。シボ革の違いはありますが、革靴に興味がない人から見たら「同じじゃん」と言われそうです。
同じと言われてもいいんです。
好きだから。
結局、人によってデザインが偏りますよね。ローファーが多い人もいれば、ブーツが多い人もいる。
そして私はプレーントゥとVチップ、Uチップに偏ってます。
それぞれ微妙に違っているんですよね。それを楽しむのがいいんです。
上のオールデンとトリッカーズも色こそ似ていますが、形状は違いますし、履き心地も違います。プレーントゥと一括りにすれば同じですが、微妙な違いを楽しむのが革靴の醍醐味です。と私は思います。
ということで今回はこの辺で
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