【革靴紹介】Paraboot Chambord Review:パラブーツの定番シャンボードを紹介。

はじめに

中古で手に入れたシャンボード。

ずっと欲しくてやっと手に入れました。

パラブーツではおそらくNo.1の人気を誇るシャンボード。どんな靴なのか紹介していきましょう。

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シャンボードの基本情報

ブランドパラブーツ
モデルシャンボード
素材リスレザー
アウトソールテックスソール
製法ノルヴェージャン製法

パラブーツの定番であるシャンボード。

デザインはUチップ。モカ縫いがU字になっていることからそう呼ばれます。

そして、パラブーツといえば名前の由来にもなっているラバーソール。シャンボードのラバーソールは特にクッション性に優れています。

また、アッパーレザーにはリスレザーと呼ばれるオイルがたっぷり含まれた革が使われており、水に濡れても大丈夫な仕様となっています。

ラバーソールとリスレザーから雨の日に履ける革靴としても人気があります。

では、これから外観を見ていきましょう。

写真で見るシャンボード

Front

正面から見るとモカ縫いのU字がわかりやすいです。

若干左右でU字の幅が違います。個体差でしょうか?または、中古で購入したので、全オーナーの足幅の影響もあるかもしれません。

革靴と聞くと細身の靴を想像する方も多いと思いますがシャンボードはそんな印象はありません。(実際のラストは若干細身ですが…)どちらかというとカジュアル寄りの革靴です。

ぽてっとしたこのデザインはカジュアルに合わせやすく、特にデニムとの相性は抜群にいいと思います。

Side

Outside
Inside

※お手入れ前の写真のため、革表面にプルームが現れています。

サイドから見るとモカ縫いが立ち上がっているように見えます。

これは「拝みモカ」と言われる縫い方のためです。

甲部とサイドを持ち上げるようにして縫っています。そのため、サイドから見ると立っているように見えます。

緑のパラブーツタグ

そして、パラブーツといえばこの緑のタグだと思います。パラブーツの他モデルにもこのタグはついています。これがあることでパラブーツであることが一目でわかります。

また、タグがあることでカジュアル感が増します。私はカジュアルに革靴を合わせることが多いので、このディティールは好きです。しかし、スーツに合わせる方にはカジュアル過ぎるため取ってしまう方もいるようです。

ちなみにシャンボードにはドレスラインもあります。そちらですと最初からダグがありません。

▶︎ドレス顔のパラブーツ

ドレスラインのシャンボード

Back

ヒールカップは大きめで深いように感じます。シャンボードの特徴は大きめの作り。アウトドアシューズがベースのため厚みのある靴下を履くことを想定しているためです。

つまり、厚手の靴下を履いても靴に収まるように大きめの作り、そしてヒールカップも深めになっています。

ビジネスで履くような薄い靴下を履くと、ヒールの収まりが悪く感じるかもしれません。私は悪く感じる人のひとりです。

Outsole

テックスソール

シャンボードの使われているアウトソールはテックスソールと言います。

テックスソールの特徴はミッドソールにコルクが使われておらず、その代わりとしてゴムを使用していることです。そのため、クッション性に優れたソールです。

実際に履いてみるとそのクッション性は、革靴の中で相当優れていると感じます。

モカ割れ

正面写真でも見たようにシャンボードの特徴は「拝みモカ」のモカ縫いです。

そして、このモカ縫いにはちょっとした弱点があります。

それが…

モカ割れです。

モカ割れとは、上の写真の赤丸部分を見てわかるように、口が開いたようにぱっくりと割れることです。機能性上では特に問題はないと思いますが、見た目的に少し残念な感じになります。特に履き皺ができる部分は屈曲するためモカ割れが起こりやすい箇所だと思います。

モカ割れは仕方のないことです。モカ割れをあまり気にせず、うまく付き合っていった方がいいかもしれません。経年変化と捉えて、モカ割れも味にしましょう。

ノルヴェージャン製法

パラブーツを語る上で重要になってくるのがこの…

ノルヴェージャン製法です。

上の写真を見るとアッパーとソールが縫い付けられているウェルトが特徴的です。

一般的に高級靴に用いられる製法はグッドイヤー製法です。

グッドイヤー製法

両方ともソール交換が可能な製法となります。

何が違うのかというと、機能面でノルヴェージャン製法は防水性に優れた製法です。製法の違いは下の図を参照してください。

大きく違うのはL字上に縫われたウェルトです。そして、2本の糸がウェルト部に見えます。

実際にシャンボードをよく見ると2本の糸が見えます。グッドイヤー製法では1本です。

堅牢で防水性に優れていることからノルヴェージャン製法は登山靴に多く用いられる製法です。アウトドアシューズをルーツに持つパラブーツらしい製法であると言えます。

参考文献

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シャンボードのフィッティングと歩き心地

フィッティング

シャンボードは大きめの作りと良く言われますが、個人的にもそう思います。特に甲高な印象があり、私の甲の高さには合っていません。そのため、インソールをいれてシャンボードを履いています。

シャンボードのフィッテイングに関しては、下の記事に詳しく書いています。まだご覧になっていない方は是非ご覧ください。

歩き心地

インソールを入れても甲周りにゆとりがあるため、フィット感で言うと私にとってシャンボードはイマイチです。

ですが、歩き心地がいいです。

パラブーツといえばラバーソールです。シャンボードに使用されているテックスソールはパラブーツの中でもクッションに優れたものです。そのため、歩行時にはスニーカーに近いクッション感があります。他の革靴ではあまり味わえない感覚です。

また、ラバーソールは厚みがあり路面の凹凸を捉えにくい特徴があります。レザーのシングルソールですと砂利道のような凹凸のある路面だと足の裏を押されて痛く感じます。(足裏マッサージでツボを押されている感じ)それが、ラバーソールだとほとんど感じません。これはいい点です。

さらに、グリップ力も良く滑りにくいです。ツルツルした路面、特に地下鉄構内やショッピングモールなどで歩きやすいです。雨の日にもしっかりと路面を捉えてくれるので滑りにくいです。

歩行性だけを考えるとシャンボードは優秀です。シャンボードがフィットとする方には最高の革靴だと思います。

シャンボードはこんな方におすすめ

個人的にシャンボードがおすすめの方は…

  • 甲高の方
  • 天候を気にせず履きたい方
  • クッション性のある革靴を履きたい方
  • カジュアルな服装に合わせたい方

です。

革靴はフィッティングが重要です。そのため、甲高で足に合う靴が見つからない方にはシャンボードを試して欲しいです。

甲高ではない方にはインソールなどで足にフィットさせる必要があると思います。

リスレザーとラバーソール、ノルヴェージャン製法によって天候を気にせず履くことができます。天気が不安定で雨の多い梅雨の時期は強い味方です。

デザイン上、スーツには合わせにくいと思います。どちらかといえばカジュアルな服装に合わせた方が良いです。特にデニムとの相性はいいのでおすすめです。私もよくリゾルトのデニムと合わせます。

エイジングサンプル

実際に履くとこんな感じです。

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おわりに

パラブーツのシャンボードはいかがだったでしょうか。

超定番の革靴ですので、すでに持っている方も多いのではないでしょうか。

また、ずっと気になっているけど買っていない方もいらっしゃると思います。そんな方の参考になれば幸いです。

私がシャンボードを手に入れた経緯などは下記の記事にも書いています。まだご覧になっていない方は是非お読みください。

では今回はこの辺で

次回もお楽しみに
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