カシオの腕時計といえば、多くの人が思い浮かべるのは角型の液晶ディスプレイ。
A168やF91Wといった、いわゆる“チープカシオ”の定番が頭に浮かぶ方も多いでしょう。
しかし今回取り上げたいのは、そんな定番のイメージとは少し違う「ラウンドケース型のチープカシオ」。
しかも国内未発売の海外モデルという、知る人ぞ知る一本です。
軽やかさと品の良さを兼ね備えた、夏のアクセサリーとしても優秀なモデル。
クラシックやミリタリー、トラッドスタイルを愛する方にもおすすめしたいその魅力を、じっくりご紹介します。
ラウンドフェイスがもたらす上品さ

このモデルの最大の特徴は、やはり丸型のケースデザイン。
四角いカシオに慣れた目で見ると、一瞬「セイコー?」と思ってしまうほどのクラシックな佇まいがあります。
丸みを帯びたケースに、細めのラグ、そして柔らかい印象のメタルバンド。
カジュアルなデジタルウォッチながら、どこかアナログ的な温かさを感じさせるバランス感覚が秀逸です。
ゴツさや無骨さとは対極の存在。
それでいて、CASIOらしいレトロな液晶や機能性はしっかり備えている。
このギャップが、非常に魅力的です。
海外専売という隠れた特別感

このモデルは日本国内では正式に流通しておらず、海外限定の展開。
Amazonや並行輸入ショップでしか手に入らない、いわば“チープカシオの番外編”的存在です。
だからこそ、他人とかぶる心配も少ない。
「それどこの時計?」と聞かれる機会が増えるのも、こうしたモデルならではの楽しさでしょう。
しかも価格帯は、3,000円台〜4,000円台程度と、まさに“ちょっといいアクセサリー”感覚で手が届く設定。
気軽に使える一方で、時計としての存在感はしっかりある。
このバランスが絶妙です。
夏に映える“軽やかメタル”

夏の腕元は、とにかく軽やかさが重要。
レザーベルトでは汗ばむし、重厚な時計は見た目にも暑苦しい。
その点、このモデルはメタルバンドの涼やかさと、コンパクトなサイズ感がとても心地よい。
Tシャツやリネンシャツ、あるいはポロシャツといった夏の軽装に、ラフすぎない印象をプラスしてくれるのが嬉しいところです。
そして何より、丸型デジタルという絶妙なデザインが、スタイルにほんの少しの“ひねり”を加えてくれる。
クラシックな着こなしをベースに、時計でちょっとだけ外す——そんな提案としても、非常に使い勝手がいい一本です。
実用性も抜かりなし
見た目の良さだけでなく、時計としての基本性能も安心のCASIOクオリティ。
- アラーム
- ストップウォッチ
- LEDライト
- デイデイト表示
と、必要十分な機能をきちんと備えています。
日常使いにおいて不自由を感じることはまずないでしょう。
また、軽量でつけ心地がいいため、長時間つけていてもストレスがないのもポイントです。
まとめ:カジュアルと上品の狭間にある一本

このチープカシオの海外モデルは、「カジュアルすぎない」「無骨すぎない」「でも気取っていない」。
まさに、“ちょうどよさ”を体現したような一本です。
時計に重さや威圧感は求めない。
でも、きちんと存在感のあるものが欲しい。
そんな方に、ぜひおすすめしたいモデルです。
この夏、新しい時計を探しているなら——。
ラウンドケースのチープカシオという選択肢、なかなか粋ですよ。
▼ 実機レビューはこちらから
動画では実際の着用感やディテールの美しさも紹介しています。
購入前にチェックしたい方はぜひご覧ください。










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