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- 安い革靴が欲しい
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軍モノの革靴というと、真っ先に思いつくのが…
アメリカ軍のサービスシューズ
でも軍モノの革靴というのは、独特の雰囲気があったり、ロマンがあります。
そんな革靴を一つは持ちたいものです。
ということで、色々と探していたら、見つけました。
それが…
フランス軍のサービスシューズ
こちらも黒のプレーントゥでシンプルなデザイン。しかも、デッドストック品も結構あるようです。
しかし、アメリカ軍のサービスシューズとは違う部分があったりします。
その辺は好みにもよりますが、その部分が気に入る方もいるはずです。
しかも、デッドストック品で2万円前後で見つかるというコスパの良さも魅力です。
今回はそんなフランス軍のサービスシューズを紹介していきます。
フランス軍のサービスシューズ
デザイン | 外羽根プレーントゥ |
素材 | 牛革(おそらくステアハイド) |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
アウトソール | ラバーソール |
状態 | デッドストック |
価格 | 約7,000円 |
こちらがフランス軍のサービスシューズです。
中国のタオバオでデッドストック品を約7,000円で購入しました。
お店や状態などによって価格は変動していますが、大体2万円前後で購入することができます。
しかもフランス製で、グッドイヤーウェルト製法。
これで、2万円というのはコスパが良すぎです。
しかしながら、デザイン面は、アメリカのサービスシューズとは少し異なるため、その点で好みは分かれるかもしれません。
もしデザインが気に入ったら、マストバイの一品です。
外観レビュー
フロント
外羽根のプレーントゥということで、つま先部分などにステッチのないシンプルなデザイン。
特徴的なのはアイレット(靴紐を通す穴)の少なさ。
穴は3つとなっており、3アイレットです。
3アイレットになることで、羽根の形状がV字に近くなっています。
甲の見える範囲が広くなり、全体的にロングノーズのようなドレス感のある雰囲気。
また、つま先に向かって細くなっていくようなシルエットのため、上品な感じがします。
ミリタリーアイテムではありますが、モードな雰囲気にも合いそうな感じがします。
サイド
サイドから見ると、結構シュッとした感じがします。
羽根のステッチも丸みを帯びながら、後ろの方に流れるような感じがあります。
甲は高めで、踵も少し上に伸びている感じです。
内側はこのようになっています。
フランス靴は土踏まずの絞り込みは少ない感じがあります。
どちらかというと全体的なシルエット、デザイン面に力を入れています。
そのため、ミリタリーアイテム特有の無骨さは少なめな感じがします。
バック
ヒールはドックテイルというデザイン。
そして、踵までステッチのある360°グッドイヤーウェルト製法になっています。
製法
製法は360°グッドイヤーウェルト製法です。
この製法はソール交換が可能な製法で、修理をしながら長く履くことができます。
また、こちらのフランス軍のサービスシューズは、ウェルトとミッドソールを縫い付けて、ミッドソールにラバーソールを貼り付けている構造です。
そのため、ラバーソールは接着されているだけです。
ラバーソールを剥がして新しいソールを取り付けられるということで、より簡単に修理することができます。
そして、グッドイヤーウェルト製法の靴は値段が高めなことが多いです。
安くても3万円くらいからで、海外ブランドともなると5万円以上、有名ブランドともなると10万円以上するものもあります。
そんな中で、フランス軍のサービスシューズは1万円ほどで購入することができるため、製法と価格だけを見るとコスパがいいと言えます。
フランス軍のサービスシューズを作っている主要メーカー
フランス軍のサービスシューズは、いくつかのメーカーが作っていました。
そのため、市場に出回っているサービスシューズはメーカーが異なるものがあります。
私が調べた限りですと、主要なメーカーは4つあります。
ここでは簡単に紹介していきます。
基本的にデザインは黒のプレーントゥという点は共通しています。
しかし、羽根のステッチワークやシルエット、ラバーソールの種類に違いがありますので、選ぶ際はその点に注目して選んでみてください。
Marbot社製(マーボット)
MARBOT社製(マーボット)高級メゾンの靴の生産も手掛けるフランスの老舗シューズメーカー。
今回紹介したサービスシューズはマーボット社のものになります。
TORTORA社製
フランス南部マルセイユにある100年以上もの歴史あるシューメーカーで、現在は名門ピエールカルダンのシューズを手掛けています。
ARGUEYROLLES社製(アーゲローリー)
アーゲローリー社製はフランス軍、警察などの公共機関に納品をしている革靴メーカーでフランス軍御用達のシューズブランドになります。
BALLY社製(バリー)
スイスの高級ブランド。知名度があるため、今回紹介しているメーカーの中では割りと高めの値段設定になっていることが多い。
また、シルエットが一番きれいとも言われていますが、この辺は好みによるところが多い印象です。
まとめ
フランス軍のサービスシューズはいかがだったでしょうか。
黒のプレーントゥということもあり、最初に手にする革靴としてもおすすめです。
価格も手頃ですし、本格革靴の入門靴にしてみてもいいかもしれません。
興味がある方はチェックしてみてください。
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