- Uチップの革靴が欲しい
- カジュアルに履ける革靴が欲しい
- 軽量な革靴が欲しい
- コスパの良い革靴が欲しい
コスパの良い革靴として近年注目を浴びているのが…
バーウィックです。
そのため、販売価格は3万円台のものがほとんどです。
しかも、高級革靴にも使用されているグッドイヤーウェルト製法や有名タンナーの革が使われていたりします。
さらに種類も豊富で自分に合ったデザインを見つけることができます。
そんな中で私はジーンズに合う革靴を見つけました。
それが…
Uチップです。
- カジュアルなデザイン
- 耐久性・防水性に優れるノルヴェージャン製法
- 軽量なラバーソール
といった特徴があり、個人的にはスニーカー感覚で気軽に履ける革靴だと思っています。
この記事ではバーウィックのUチップについて解説していきます。
Berwick1707(バーウィック)について
200年にわたり革靴の名産地として名を馳せるスペイン南東部の アルマンサにて「Berwick1707」は産声を上げる。
バーウィックHPより
1707年にスペイン継承戦争の一部となるアルマンサの戦いで功績を挙げ、ヨーロッパに広くその名を知らしめた“バーウィック公爵”に敬意を表し、1991年ブランドネームを「Berwick1707」として創業。現地の人々にとっての英雄の名を冠することで、長きにわたる伝統と確固たるモノづくりへの意志を表現している。
3万円台で本格的な革靴が手に入ることから、コスパの良い革靴ブランドとして知られています。
またラストの種類も豊富にあります。自分にフィットするラストを見つけることもできますし、デザインに合わせてラストを変えていたりもします。
ビジネスシーンで履けるものから、カジュアルシーンで履けるものまで幅広く展開しているので、自分の欲しいものが見つかるはずです。
4477 Uチップ
型番 | 4477 |
デザイン | Uチップ |
素材 | アニリンカーフ(フランス / デュプイ社) |
ラスト | HO217(ワイド) |
ソール | ヴィブラムガムライトソール |
製法 | ノルヴェージャンウェルト製法 |
価格 | ¥29,700(2023/2現在) |
こちらがバーウィックのUチップです。
バーウィックのスタッフ曰く、バーウィックの中でも1、2を争う人気モデルのようです。
最近は革靴をカジュアル履きする人も増えているようなで、カジュアルなデザインのUチップは人気があります。
フロント
Uチップというデザインです。
甲の部分にU字のモカ縫い(ステッチ)があることからUチップと呼ばれています。
ちなみにモカ縫いにもいくつか種類があり、このモデルのモカ縫いは拝みモカと呼ばれるものです。
そのため、盛り上がった感じになり、立体的なモカ縫いとなります。存在感が出て、これがカジュアルな雰囲気を出してくれます。
ちなみにUチップで人気のあるパラブーツのシャンボードも同じ拝みモカになっています。
シャンボードと見た目はほぼ同じですね
それでいて価格は倍以上違いますから、シャンボードを買う予算がないけど、シャンボードのようなUチップが欲しい方はバーウィックがいいかなと思います。
サイド
サイドから見るとこんな感じです。
外羽根ですので、羽根の部分のステッチがあり、さらにヒールにかけてもステッチがあります。
ステッチワークが多くなるとカジュアルに見えますので、この辺でもカジュアルな感じを出しています
また、製法はノルヴェージャンウェルト製法のため、アッパーとソールの境の部分が特徴的です。
このウェルトの部分のゴツゴツっとした感じは、ボリューム感があります。
ノルヴェージャンウェルト製法にするとステッチが2本見えるのも特徴です。
また、登山靴にも用いられる製法のため、耐久性があり、防水性にも優れています。
ガシガシ履いてもへこたれません
ソール交換も可能なので、アウトソールがすり減ってきたら、修理することができます。
ヒール
ヒールはこんな感じです。
ヒールカップは絞られている感じはなく寸胴体型です。
靴ベラを使わなくても履けるような、そんな感じです。
とはいってもUチップというのは、元々ゴルフシューズであったり、ハンティングシューズに用いられたデザイン。アウトドアで使うことを想定しています。
なので、中厚手や厚手の靴下と合わせることを想定しているため、ヒールもあまり絞られて感じになっていないのかなと思います。
アウトソール
ソールは…
ヴィブラムガムライトソールです。
これはラバーソールで、非常に軽量です。
マジで軽いです
普段から革靴を履いてる私にとっては、すごく軽く感じます。
思わず…
軽いな〜
と呟いてしまいました。それほど軽さがあります。
スニーカーを履いているような、そんな感覚になります。
軽いのが必ずしも良いとは限りませんが、やっぱり軽いと最初の一歩の踏み出しが軽快になります。
革靴の重さが気になっている方は、このヴィブラムガムライトソールが付けられているソールを履いてみてください。
また、最近ではバーウィックの新作モデルにムーンライトソールというものが付けられています。
こちらも非常に軽いので、革靴に軽さを求める方は、こういったソールのものから選んでみるのもおすすめです。
革
バーウィックでは、オンラインサイトで革のタンナーと種類を記載しています。
それによると、こちらのUチップは…
デュプイ社のANI CALFです。
デリケートな素材とはなりますが、経年変化を楽しめる革となっています。
もしかしたら、雨に濡れたりすると雨染みができて、色むらが出るかもしれません。
しかしながら、Uチップに関してはガシガシ履いてヤレさせる履き方がかっこいいと思うので、そういったことが起きても経年変化として楽しむのが良いかなと思います。
また、カーフは生後半年以内の仔牛の皮です。柔らかさも特徴です。
実際に触ってみると、柔らかさがあります。
甲の部分は非常に柔らかく、履いた時の足あたりも良いです。
足馴染みも良い革となっているので、硬い履き心地が苦手な方でも受け入れやすい革となっています。
サイズ感と履き心地
私の足のサイズは下記を参考にしてください。
左足 | 右足 | 左右差 | |
足長 | 253.5mm | 257.5mm | -4.0mm |
足囲 | 243.6mm | 247.1mm | -3.5mm |
足幅 | 102.3mm | 102.5mm | -0.2mm |
サイズ感
私の足の実寸は25.0〜25.5cmで、ukサイズはuk6かuk6.5を選びます。
そして、今回のUチップのサイズは…
uk6.5です。
バーウィックは2足目で、最初に買ったチャッカブーツもuk6.5です。
他ブランドのサイズに関しては下記の記事を参考にしてください。
履いた感じは、長さはジャストな感じがしました。
幅はゆとりがあります。私の足のウィズはDかEですが、その足で窮屈感はほぼありません。
幅広の方でも割りと合いやすくなっています。
しかし、足が細めの方だとだいぶゆとりが出るかなと思います。
実際に私も少しゆとりを感じています。
足が小さめな方は試着をしてから購入することをおすすめします。
履き心地
履き心地は良い方です。
やはりソールが軽いので、歩き出しが軽やかになります。
革靴だけど楽な感覚があります。
また革も柔らかく、革が足に当たって痛くなるってこともありません。
すごく痛くなる靴擦れってのはありませんでした。
そうなると靴内部の足が前後にちょっと動く感じがあります。不安定さがあり、余計な力が入るのか、疲労がたまる感じもあります。
ちょっとしたゆとりがあって楽に履ける分、そのゆとりによって安定感がなくなっている感じがあります。
しかしながら、この靴はノルヴェージャンウェルト製法で作られています。この製法はアッパーとソールの間にコルクがあります。
そのコルクが履き込んでいくことで、自分の足型に沈み込んでいきます。
そうなると、自分の足にフィットし、安定感が増していきます。以前に購入したバーウィックのチャッカブーツもインソールの沈み込みでフィット感が増しました。
それを考えると、このUチップも履き込むことで、もっと履き心地は良くなるかなと思います。
やっぱりジーンズとの相性は抜群
ジーンズとの相性を考えた時に、やっぱりUチップはジーンズとの相性は抜群に良いです。
Uチップはボリューム感のあるぽってりとしたシルエットのため、カジュアル感が強いです。
そのためジーンズといったルーズなカジュアルパンツとの相性が良いです。
カジュアルに履ける革靴を探している方にはおすすめしたい一足です。
まとめ
バーウィックのUチップはいかがだったでしょうか。
Uチップの有名どころだとパラブーツのシャンボードがあります。しかしシャンボードの価格は8万円ほど。価格的に手が出しにくい感じがします。
その中でバーウィックは3万円台で購入することができるので、価格的には手が出しやすいと思います。
最初に手に入れるUチップとしておすすめできます。
気になる方がいたら、ぜひ手に入れて欲しいです。
ということで今回はこの辺で。
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