【Allen Edmondsのローファー】履き心地にこだわったアメリカの革靴

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  • 履き心地の良いローファーが欲しい
  • コードバンのローファーが欲しい
  • 中古で革靴を探している

皆さんは履き心地の良いローファーに出会ったことがありますか?

私は今までオールデンのローファーが履き心地がいいと思っていました。

しかし、それは今回紹介するローファーに出会うまでの話。

実は今回紹介するローファーに出会ったことで、履き心地の良いローファーランキング(自分の中で)が更新されました。

そのローファーというのが…

アレンエドモンズのランドルフ

このローファー最高です。

履き心地がよく、しかもコードバンを使ったモデル。

さらには中古で手に入れたため、2万円ほどで購入できました。

この記事ではアレンエドモンズのローファーを紹介していきます。

この記事でわかること

アレンエドモンズとは

アレンエドモンズは1922年に世界で一番豪華で履き心地の良い手作りの靴を作りたいという夢を持った一人の靴職人によって、ウィスコンシン州のベルギー(Belgium)という小さな町で創業した革靴ブランドです。

釘や鉄のシャンクを使わずに作っているのが特徴で、革靴はフレキシブルに屈曲し履き心地がよくなっています。

その履き心地が評判となって、第二次世界大戦中には、その実用性からアメリカ兵の軍靴を提供する役割を担っていました。

さらに終戦後にはアメリカの勝利を支えた革靴として、歴代の多くの大統領がアレン・エドモンズを愛用するようになっています。大統領就任演説やホワイトハウスへの初登頂時にはアレン・エドモンズの革靴を履くことが慣習となっているという話があります。

日本での知名度はそこまでないように感じます。

アメリカの革靴ブランドと言われたら、おそらく大半の方がオールデンと答えると思います。

しかし、アメリカ本国ではオールデンよりもアレンエドモンズの方が人気があったり、生産量が多かったりするようです。

今回は、そんなアレンエドモンズからローファーを手に入れたので紹介していきます。

ペニーローファーのランドルフ

モデルRandolph
ラスト79
素材コードバン
製法360°グッドイヤーウェルト製法
新品価格¥148,000
中古価格(購入価格)¥20,000

これがアレンエドモンズのランドルというモデルです。

デザインはペニーローファーで、ローファーと聞いて真っ先に思い浮かぶデザインです。

とはいっても独特な雰囲気に仕上がっているので、その点も踏まえてみていきましょう。

外観レビュー

フロント

デザインはペニーローファー。

サドルストラップのところに穴飾りがあるのが特徴です。

穴飾りはこのように鳥が羽ばたいているように見えるデザイン。

これをスキャグウェイと言います。

ブランドやモデルによってこの穴飾りのデザインは変わります。

左:アレンエドモンズ 右:オールデン

私はオールデンのローファーも持っていますが、穴飾りのデザインが違うのがわかると思います。

オールデンの方はハーフムーンというデザインになっています。

そしてローファーといえば、甲に施されているモカ縫いが特徴的。

こちらはつまみモカというモカ縫いで、ハンドステッチで仕上げられています。

高度な技術が必要なようで職人技の光る部分です。

立体的で結構な存在感があります。

サイド

サドルはアウトソールまで伸びていて、フルサドルになっています。

フルサドルが採用されているローファーは割りとドレスライクな見た目のものに多い印象です。

ランドルフはカジュアルな感じに見えるので、若干の違和感がありますが、これはこれでアリですね。

横から見た時のモカ縫いの立体感もいいですね。

バック

ヒールにもステッチが施されています。

ヒールのステッチはフォクシングステッチと言います。

これはモデルによってあったり無かったりしますが、ステッチがあるとカジュアルな感じがします。

革靴はシンプルなほどドレス要素が強く、装飾があるほどカジュアル要素が強くなります。

そう考えると、甲のモカ縫いやヒールのフォクシングステッチがあることで、全体的にはカジュアルライクなローファーということになります。

素材はコードバン

ランドルフはいくつか革のバリエーションがあります。

その中で今回手に入れたのはコードバンです。

ご存じの方も多いと思いますが、コードバンは馬の臀部の革で、光沢が強く、波打ったような履き皺になるのが魅力的な革です。

上の写真のように結構な艶が出ます。全体的に光るので、牛革とは違った質感を楽しめます。

履き皺も魅力的で、うねるような皺というのはコードバンでしか出せない履き皺です。

これに魅了されてコードバンを集めている方も少なくないと思います。

私はコードバンに魅了された1人です

フィット感・履き心地

サイズは…

us7

そしてウィズはDです。

ちなみにオールデンのローファーもus7Dを履いています。

その他のブランドのサイズ感は下記を参考にしてください。

サイズはピッタリでした。

タイトでもなく、ゆるく感じることもありません。

ちなみにアレンエドモンズのロングウイングチップも持っています。そちらも同じくus7Dですが、ロングウイングチップの方がタイトな感じがします。

これはラストによるものだと思います。

79ラストについて

ちなみにローファーに使われているラストは79ラストです。

ローファーのラスト

ノーズが短く、甲が低く設定されているラストです。

ローファーは紐での調整ができないので、甲を低くすることでフィット感を高めています。

左:アレンエドモンズ  右:オールデン

さらにつま先部に注目すると、外側がカーブしています。足の形状に沿わせている感じがあり、これもフィット感を高める狙いがあるのではと思います。

ちなみに右はオールデンです。オールデンのレイドンラストで、このラストはつま先がまっすぐ伸びています。

見た目の面ではオールデンのラストの方がきれいですが、フィット感で考えるとアレンエドモンズの79ラストの方が良いです。

79ラストと97ラスト

私が持っているアレンエドモンズはローファーとロングウイングチップ。

それぞれのラストは…

  • ローファーが79ラスト
  • ロングウイングチップが97ラスト

です。

先ほど、79ラストの特徴を述べたので、ここでは97ラストを見ていきます。

97ラストはアレンエドモンズの中でも初期からあるラストです。

平均的な足型に合うように設計されています。

そして特徴的なのはつま先部分。先ほどの79ラストよりも細くなっています。

これによって、幅がつま先にかけて細くなっていきます。

同じサイズの79ラスト(ローファー)と97ラスト(ロングウイングチップ)を履き比べたときに、97ラスト(ロングウイングチップ)の方がタイトに感じたのはこのためだと思います。

もし97ラストをお持ちで、97ラストがジャストサイズであれば、79ラストはハーフサイズダウンで選んで良いと思います。

97ラストがタイトであれば79ラストは97ラストと同じでも良いかと思います。

試着できればベストですが、ネットで購入する際は参考にしてみてください。

履き心地

履き心地にこだわっているアレンエドモンズだけあって、履き心地は抜群に良いです。

全体的に柔らかな履き心地です。クッション感があるというわけではなく、柔軟性や弾力感があります。

特に歩いている際にソールの返りがよく、踵がついてきてれます。

これはローファーにとっては大事。

紐で調整ができないので、踵がついてこないと、踵がスポスポと抜ける感覚があります。

それを感じさせないのがアレンエドモンズです。

柔らかさの秘密は鉄のシャンクを使っていないことです。

靴内部に鉄のプレート(シャンク)を入れることが多いですが、アレンエドモンズでは入れていません。それによってソールに柔軟性が生まれてソールの返りが良くなっています。

正直、この履き心地はクセになります。

これまでいくつかローファーを履いてきましたが、ここまで履き心地がいいのは初めてです。

さすが最高の履き心地を目指しているアレンエドモンズのことだけはあります。

まとめ

アレンエドモンズのローファーはいかがだったでしょうか。

履き心地は抜群なので、革靴の履き心地の不満を感じている方はぜひアレンエドモンズを試してみてください。

おそらく履き心地のハマってしまうと思います。

またアレンエドモンズは中古価格が非常に安い。

定価だと8万円〜16万円。

しかしながら、中古価格になると3万円以下で購入可能。

中には1万円台くらいから見つかることもあります。

私が購入したコードバンでも2万円。

非常にお買い得です。

作りもしっかりしているので、中古で購入してからも長く履くことができます。

中古靴に抵抗がない方はぜひチェックしてみてください。

ということで今回はこの辺で。

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