- グラントストーンの新作が気になる
- チャッカブーツが欲しい
私が所有する革靴の中でも随一の履き心地を誇るのがグラントストーン。
さらにカジュアルにも使いやすく、カジュアルな革靴が好きな私にとっては最高のブランドです。
そんなグラントストーンで新たにラインナップに加わったのが…
チャッカブーツ。
サイドゴアのチェルシーブーツはありましたが、今回はチャッカブーツが新作として登場しました。
この記事ではグラントストーンから新たに展開されたチャッカブーツについて紹介していきます。
グラントストーンの詳細は下記で解説しています。気になる方は下記をご覧ください。
グラントストーンのチャッカブーツとは?
デザイン | チャッカブーツ |
ラスト | レオラスト |
素材 | Aniline pull-up cow upper tanned by Horween Charles F. Stead Waxy Commander Charles F. Stead Calf Suede |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
アウトソール | クレープソール |
こちらがグラントストーンから新たにラインナップに加わった…
チャッカブーツです。
これについて詳しく見ていきましょう。
デザイン
チャッカブーツのデザインはプレーントゥの履き口を伸ばしたデザイン。
ワークブーツと短靴の中間くらいのイメージがあります。
アイレットは2つか3つが多く、グラントストーンではアイレットが3つになっています。
そしてアイレットの数が少ないことからドレスライクな印象があります。
グラントストーンのブーツはどこか男らしさや無骨さがあるものが多く、その中で、チャッカブーツはきれいめな印象を持ちます。
無骨すぎないブーツをお探しの方に非常におすすめです
ラスト
ラストはグラントストーンの定番であるレオラストを採用。
ビジネスシューズのような細さはなく、程よくラウンドしたトゥ形状と少し長いノーズが特徴。
カジュアルシューズとして革靴を履きたい方におすすめなフォルムです
そして、履き心地も抜群。適度にアーチサポートがあり、履いた時にピタッと吸い付く感じがあります。足裏が安定することで、力強い歩き出しが可能です。
これによって長時間歩いた時の疲労感は他ブランドの革靴よりも少ないです。
革靴を履いて一日中歩き回る方にもおすすめなラストです
レオラストの詳細は下記で解説しています。
素材・カラー
素材は3種類。
- Aniline pull-up cow upper tanned by Horween
- Charles F. Stead Waxy Commander
- Charles F. Stead Calf Suede
これを見て、革靴好きな方なら「おっ」と思ったのではないでしょうか。
なんと素材は有名タンナーの得意としている革を使用しています
まずは、ホーウィン社のクロムエクセルレザー。アメリカの有名タンナーでコードバンを作っていることで広く知られています。
しかも、このチャッカブーツに採用されているのはアンラインのもの。ライニングがなく、さらに柔らかく足馴染みがいいはずです。
グラントストーンのクロムエクセルレザーは私も所有しています。経年変化については下記の記事を参考にしてください。
そして、もう一つのタンナーがイギリスのチャールズ・F・ステッド社。こちらのタンナーはスエードが有名。グラントストーンでは明るめのスエードを使っています。
さらにワクシーコマンダーという革も採用しています。
このワクシーコマンダーをチャッカブーツに採用しているのはおもしろいですね。
アメリカとイギリスの有名タンナーの革を使用しているところにグラントストーンのこだわりが見られます
おすすめポイント
ここでは個人的におすすめだと感じたポイントを見ていきます。
ポイントは3つ
- ドレスとカジュアルのバランスが良い
- クレープソール採用で履き心地がアップ
- 素材のチョイスがおもしろい
これらについて見ていきましょう。
ドレスとカジュアルのバランスが良い
まずこちらは私が所有しているグラントストーンのディーゼルブーツです。
革はクロムエクセルレザーで、ラストはレオラスト。
今回紹介しているチャッカブーツと革とラストは同じです。
しかし、ディーゼルブーツはアイレットの数が多かったりとどうしてもワーク感が強くカジュアル見えします。さすがにドレススタイルには不向きです。
ではチャッカブーツはどうでしょうか?
同じくジーンズに合わせたスタイルですが、チャッカブーツの方がドレスライクに見えます。
アイレットの数が少なく、無骨な印象が軽減されています。
また、ドレス過ぎないのもポイント。このモデルですとコバが明るめの色であるため、カジュアル感を演出しています。
ドレスとカジュアルのバランスが良く、主に私服で革靴を履きたい方におすすめです
特に春秋冬の3シーズンで活躍してくれるはずです。
合わせるパンツはジーンズはもちろんのことチノパンやスラックスでもいいでしょう。
スラックスの場合は、少しカジュアルダウンするイメージで着用するといいと思います。
クレープソール採用で履き心地がアップ
私が所有するディーゼルブーツは硬めのラバーソールが使われています。
硬いのでクッション性はないものの、レオラストのフィット感と履き心地で快適に歩くことができます。
私は1年の大半を革靴で過ごしているため、革靴慣れしており、硬いソールでも問題ありません。
しかし、スニーカーのようなクッション性が良いと思う方も多いはずです。
このチャッカブーツではなんとクレープソールが採用されています。
クッション性もよく、スニーカーのような履き心地と言われたりもします。
レオラストのフィット感にクレープソールのクッション性が加わったら、まさに鬼に金棒。
より疲れにくい革靴になっているのではないでしょうか。
カジュアルとして革靴を履く方は休日に履くことが多いと思います。ショッピングや旅行などたくさん歩く場面も多いはず。
そんな時でも快適に、むしろスニーカーよりも疲れにくい革靴として重宝するはずです。
素材のチョイスがおもしろい
チャッカブーツはドレスライクな印象もあるため、ドレスの印象に寄ったスムースレザーを使うと思いきや…
グラントストーンでは革の表情が楽しめるものを採用しています。
見た目や履き心地の良さだけでなく、革の表情やエイジングを楽しめるのもこのチャッカブーツの魅力です。
革靴の醍醐味が詰まったモデルとも言えます。
日本別注があるかも?
グラントストーンはアメリカのブランド。
日本ではゲットゴーイングが正規で販売しています。
そしてゲットゴーイングのTwitterで気になるツイートがありました。
本国から商品を入れるタイミングなので、ご希望の方はぜひ!(写真は、最近リリースされたチャッカブーツ)
これの別注のサンプルを製作中です😎👍 pic.twitter.com/65mA8R50Iv
— グラントストーン 履き心地良さ 歩きやすい (@get_going_inc) June 26, 2021
別注サンプルを製作中とのことで、どんな別注になるのか気になるところです。
どの部分を変えるのか楽しみです。
個人的にはコードバンモデルが販売されると嬉しいです。
グラントストーンではたまにコードバンモデルが販売されます。しかも定番カラーではなく、いわゆるレアカラーと呼ばれるもの。
このチャッカブーツでもレアカラーコードバンモデルが出たら激アツです。
まとめ
グラントストーンのチャッカブーツはいかがだったでしょうか。
実は、私はまだチャッカブーツを持っていないので、すごく気になり記事にしました。
個人的にはオールデンのチャッカブーツが欲しいと思っているのですが、履き心地に関してはグラントストーンも魅力的。
しかも価格的にオールデンの半額くらいで購入できるのも魅力です。
どの素材が欲しいかと言われると悩みどころです。
クロムエクセルレザーは個人的に好きなので欲しいですが、すでにデザイン違いで所有しています。
明るめのスエードもいいですが、ちょっとクラークスっぽさがあり、それならクラークスを買うかなと。
ということはワクシーコマンダー?
確かにワクシーコマンダーの素材感は気になります。どういった経年変化を見せてくれるのか楽しみな素材です。
ジーンズをよく履く私にとってはワクシーコマンダーは最適かもしれません。
うーん迷いますね。
皆さんはどれが好みですか?
ということで今回はこの辺で。
グラントストーンは2つ所有しています。ブーツとローファ−のレビューは下記を参考にしてください。
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