- おしゃれで履ける革靴を探している
- できるだけコストを抑えたい
- 2万円くらいで探している
- スニーカー感覚でガシガシ履きたい
ビジネスではなくおしゃれとして革靴を履きたいと思っている方も多いです。
だけど、革靴は高価な印象があり、なかなかカジュアルシューズとして手が出しにくいと感じる方も多いはず。
「5万円を超えるとなかなか買うのは難しいけど、2万円くらいなら…」
そんな方におすすめなのがクレマンというブランドです。
知っている方もいると思いますが、見た目から7万円ほどするパラブーツと比較されるブランド。
そんなブランドだと高いんでしょ?と思いきや価格は2万円台。
実用性も抜群なのでガシガシ使ってもOK。
見た目もぽてっとした印象がありカジュアル使いもしやすいです。
価格を抑えたカジュアル革靴をお探しの方におすすめです。
この記事ではクレマンについて特徴からおすすめモデルまで徹底解説していきます。
KLEMAN(クレマン)とは?
CLEON社は現オーナーの父親が1946年に創業し、1988年よりクレマンをスタートしました。
デザインだけでなく実用性にも優れているのが特徴です。
フランス製にこだわっており、フランス本国では軍隊をはじめとし消防署や市役所といった公共機関へ靴を卸しています。いわゆるサービスシューズを作っています。
日本ではファッションで購入する方が多いブランドです。
クレマンの特徴とおすすめする理由
ラバーソールで雨に強い
クレマンで採用されているのはラバーソールです。
クレマンは実用靴という位置付けにくる革靴ですので、ラバーソールを採用していても違和感がありません。
むしろラバーソールで無骨さを出しているため、見た目としてもプラスに働いています。
雨でも革靴を履きたい方や滑りにくさを求めている方におすすめです
耐久性のある作り
ミリタリースペックの基準をクリアしていることからも耐久性は十二分にあります。
ソールもラバーソールなのでガシガシ履いて大丈夫です。
シンプルなデザイン
クレマンはワークで使われていることから、シンプルなデザイン。
こちらの画像のプレーントゥならどんなスタイルにもハマってくれます。初めはこのようなシンプルなデザインを選ぶと失敗は少ないです。
すでにビジネスシューズとしてシンプルな革靴を所有している方はカジュアル向きなデザインに挑戦すると良いでしょう。
このようなUチップを選ぶとビジネスシューズには見えず、私服に合わせてもビジネス臭はありません。
革靴なのでカジュアルスタイルをドレスアップしてくれるため、きれいめコーデを目指している方におすすめです。
某有名ブランドのデザインに非常に似ているため、価格的に買えない方はクレマンを選べば2万円台で購入することができます。
圧倒的なコスパ
革靴っていくらぐらいを想像しますか?
人によって様々だと思いますが、3万円以上すると高く感じませんか?
ビジネスシューズの革靴は安いものは1万円ほどで購入できますし、良いスニーカーでも2万円くらいで購入できます。
ということは一般的に靴の価格って2万円くらいが上限かなと思っている方も多いはずです。それを超えてくると買うかどうかを迷ってしまいます。
そんな中で、クレマンは…
2万円台で購入可能。
高すぎず、かといって安すぎない価格で手にしやすさがあります。
しかも、先程も触れたように耐久性があったり、軍隊などで採用されていたりと、実用性や実績も十分。
それらを考慮すれば2万円で購入できるのがコスパが良いと言えます。
ですが…
微妙な点もあります。
クレマンの微妙な点
クレマンは耐久性がありコスパが良いのは魅力なのですが、革靴好きな私からすると微妙な点もあります。
それが…
- セメンテッド製法
- パラブーツと比較される
セメンテッド製法
革靴の製法は大きく分けると2つ
- 貼り付ける方法
- 縫い付ける方法
クレマンで採用採用しているのは貼り付ける方法です。
それがセメンテッド製法。
名前からだいたいの予想がつくかと思いますが、アウトソールを接着剤で貼り付ける方法がセメンテッド製法です。
クレマンは2万円台で購入可能な靴。コストを下げるためにセメンテッド製法を取り入れています。
また、軍隊といった機関への提供をするため、大量に生産する必要もあります。そういったことも含めセメンテッド製法にしたのではと思います。
また、接着剤でくっつけていることから劣化によってソールが剥がれることがあります。私も大学入学時に購入したセメンテッド製法の革靴が4〜5年後に履いていたら踵が剥がれたことがあります。
イメージとしてはスニーカーに近いと思います。
とはいってもすぐにダメになることはないので、2万円で数年楽しめることを考えるとやはりコスパは高いです。
さらに、複数の靴とローテーションで履いていくことで長く履くこともできます。
パラブーツと比較される
先程、某ブランドと似ていると言いましたが、そのブランドは…
パラブーツ
特にUチップとチロリアンシューズが比較されます。
デザインが似ているとはいっても、革靴のデザインはスニーカーに比べると限られているため、似ているデザインは多くあります。
なのでクレマンに限らずパラブーツのUチップに似ているものはたくさんあります。
パラブーツ自体も他ブランドと比較されたりと、どっちを求めるかは考え方次第です。
クレマンとパラブーツで大きく違うのは製法。
- クレマンはセメンテッド製法
- パラブーツはノルヴェージャン製法
製法だけを見るとパラブーツは縫い付ける方法であるため、ソール交換が可能になります。ソール交換をして長く履きたい方にはメリットです。
しかし、そうでない方もいます。
ファッションとして革靴を履きたい方や試してみたい方はパラブーツだと価格が高いです。7万円ほどするため、気軽に買うことはできません。
価格の面で見ればクレマンが優れています
もしクレマンを履いて革靴が好きになった方はステップアップしてパラブーツや他のブランドに挑戦してみても良いと思います。
クレマンのおすすめモデル
FRODA:Uチップ
Uチップデザインのフローダ。
他にもエプロンダービーやVチップといった言い方もあります。
元々、ゴルフシューズやアウトドアなどで使われていたデザインでスポーティさやアウトドアライクな印象があります。
そのため、ビジネスシューズとは差別化ができるため、カジュアル使いがしやすいモデルです。
サイドから見ると厚みのあるラバーソール。ボリューム感があり、クッション性も良さそうです。
個人的にはジーンズと合わせるのがおすすめ。
ジーンズのカジュアルさにマッチし、それでいて革靴の持つドレス感を出すこともできます。ジーンズコーデのバランスを取ってくれます。
ボリューム感があり、スニーカーライクにも見えるため、私服に合わせる革靴の入門としてもおすすめです。
PADRE:チロリアンシューズ
チロリアンシューズと呼ばれるデザイン。
甲に施されたもか縫いが特徴的で、2つのシューホールでキュッと締めると可愛らしいフォルムになります。
男性だけでなく、女性にもおすすめなモデルです。
特徴的なデザインなので、足元を印象付けたい方におすすめです。
PASTAN:プレーントゥ
シンプルなプレーントゥ。
革靴と聞いて思い浮かべるデザインはおそらくこれではないでしょうか。
プレーントゥはビジネスでもよく使われているため、ビジネスシューズのような印象も強いと思います。
しかし、クレマンのプレーントゥはつま先が丸っこくラウンドしているため、ビジネスシューズのようには見えにくいです。
カジュアルで履く場合はこのつま先の形状が丸くなっているものを選ぶとビジネス臭が和らぐため、カジュアルコーデにマッチします。
シンプルなデザインも相まってどんなコーデにもマッチします。黒ならモード系からアメカジ系まで幅広く使うことができます。
ですが、スーツにはちょっとアンマッチなフォルムでもあるため、好みは分かれると思います。ビジネスなら雨の日用として履くと良いと思います。
DALIANI:ペニーローファー
こちらはペニーローファー。
いわゆるローファーと言われて思い浮かぶのがこのペニーローファーです。
ローファーは紐がないためカジュアルの位置付けになります。(紐がある方がフォーマル度は高いです)
そのため、カジュアルな服装に合わせるのがおすすめ。
昨今はワイドシルエットのパンツやミリタリーパンツが流行っています。そういったゆったりシルエットのパンツとも相性が良いです。
トレンドライクなワイドパンツはカジュアル感が強めです。それを革靴のローファーを合わせることでドレスアップさせることができます。でもローファーなので決めすぎません。
また、夏場はカバーソックスと合わせると素足の見える範囲が増えるため涼しげで清涼感のある印象も出せます。
紐がなく脱ぎ履きもしやすいので、革靴を楽に履きたい方におすすめです。
BAULAN:サイドゴアブーツ
こちらはサイドゴアブーツやチェルシーブーツと呼ばれるデザイン。
スーツスタイルにもハマってくれるようなドレス感があります。
また、ステッチワークも最小限でシンプルなので合わせやすいのも特徴。
夏以外の3シーズンで活躍してくれるモデルです。
また、ブーツなので雨が入りにくいことから梅雨時期に履くのもおすすめです。長靴の代わりに履いて選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
クレマンはいかがだったでしょうか。
2万円台で買える革靴のため、ファッションとして革靴を楽しみたい方におすすめです。
特に革靴初心者の方はどれを選んでいいかわからない方も多いため、低価格な革靴の方が失敗した時のダメージも少なくなります。
最初から5万円以上するような高級革靴を買うのもおすすめなのですが、サイズ選びに失敗すると履かなくなり手放すことも多くなります。
そういった失敗をする前に低価格な革靴から始めてみてはいかがでしょうか。
ということで今回はこの辺で。
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