- パラブーツのローファーが知りたい
- 何を選べばいいかわからない
パラブーツといえばシャンボードが有名です。革靴好きの方からファッション好きの方まで数多くの方に知られています。
そんなパラブーツ。シャンボード以外にも多くのモデルを展開しています。
その中で、今回はローファーに絞って3つのモデルを紹介していきます。
- ボリュームがありカジュアルで使えるランス
- オンオフ兼用で使えるアドニス
- 気兼ねなく爽快に履けるコロー
この記事ではこの3つのモデルについて徹底解説していきます。
ローファーが気になっている方はぜひ参考にしてください。
パラブーツのローファー3選
今回はパラブーツのローファーを3つ紹介します。
その3モデルは…
- REIMS(ランス)
- ADONIS(アドニス)
- CORAUX(コロー)
です。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
パラブーツについては下記で解説していますので、気になる方は下記をご覧ください。
パラブーツにつてい知る
REIMS(ランス)
モデル | REIMS(ランス) |
素材 | リスレザー |
製法 | ノルヴェージャン製法 |
アウトソール | MARCHE Ⅱ SOLE |
参考価格 | 71,500円 |
ローファーの華奢なイメージを変えてくれるボリューミーなフォルムに仕上がっています。
昨今流行りのワイドパンツにも負けないボリューム感があるため、ゆったりシルエットのパンツとの相性が抜群。スニーカーライクな厚めのラバーソールがカジュアルな服装ともマッチします。
そのため、雨の日に履くのにも適しています。
ADONIS(アドニス)
モデル | ADONIS(アドニス) |
素材 | リスレザー |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
アウトソール | GALAXY SOLE |
参考価格 | 77,000円 |
ランスに比べるとスタイリッシュに見えるのがアドニス。
使われているソールはGALAXY SOLEという厚みが抑えられたもの。パラブーツのドレスラインでよく使われているソールです。
ローファー自体はカジュアルなデザインですので、カジュアルスタイルにマッチします。特にきれい目なスタイルが好きな方におすすめ。
アドニスは30代以上の方が選ばれると活躍の幅が広いのではないでしょうか。
CORAUX(コロー)
モデル | CORAUX(コロー) |
素材 | リスレザー |
製法 | ブレイク製法 |
アウトソール | MARINE SOLE |
参考価格 | 29,700円 |
比較的低価格なモデルのコロー。
そのため、使われているソールは水で滑りやすい甲板(デッキ)でも滑りにくいMARINE SOLEが採用されています。
ヨーロッパではブレイク製法。アメリカや日本ではマッケイ製法と呼ばれているそうです。
マッケイ製法はウェルトを介さないでアッパーとソールを縫い付ける方法。パーツが少なくなるため、グッドイヤーウェルト製法よりも最初から柔らかな履き心地となります。
なので、楽にローファーを履きたい方におすすめです。
また、RAID SOLEという厚めのソールを使ったモデルもあります。
太めのパンツなどを合わせたい方はこちらのモデルの方がいいかもしれませんね。
価格は35,200円で通常のコローより5,000円ほど高くはなります。
パラブーツをおすすめする理由
パラブーツをおすすめする理由は…
- 長く履ける堅牢性
- 雨にも強い革と製法、ラバーソール
- カジュアルでも使いやすいボリューム感
この3点です。
長く履ける製法
パラブーツの定番モデルであるシャンボードやミカエル、アヴィニョンなどは登山靴でも採用されているノルヴェージャン製法で作られています。
ソール交換が可能な製法で、ソールが減ってきたとしても交換して長く愛用することができます。
今回紹介したローファーだとランスに採用されています。
また、革靴は流行の移り変わりが緩やかであるため、5年先、10年先でも履いていけます。
良いものを長く使いたい方に非常におすすめです。
雨にも強い革・製法・ラバーソール
パラブーツは雨に強いとよく言われます。
その根拠となっているのが…
- 革:リスレザー(オイルドレザー)
- 製法:ノルヴェージャン製法
- ラバーソール
この3つからです。
パラブーツの多くに採用されている定番の革はリスレザーです。これはオイルが含まれた革で水を弾きやすく浸透しにくい革になっています。
製法は先ほども述べた通り登山靴にも使われているノルヴェージャン製法。防水性に優れた製法でウェルトの部分からの水の侵入を防ぐような作りになっています。
パラブーツの名前の由来にもなっているのがラバーソール。ラバーソールの原料を輸入する「Para港」からパラブーツとなりました。そのため、パラブーツはラバーソールにもこだわっています。
そのこだわりがわかる理由として、革靴ブランドとしては唯一、ソールを自社で生産しています。
モデルによってラバーソールの種類も変えており、カジュアルラインなら厚みのあるソール、ドレスラインなら薄いソールを採用しています。
ソールについては下記を参照してください。
ソールの種類を知る
ラバーソールは言わずもがな水を通しません。さらにグリップ力もあるため、雨の日でも安心して履くことができます。
以上から…
- 水に強いリスレザー
- 防水性のあるノルヴェージャン製法
- 雨でも履けるラバーソール
があるため、雨でも安心して履くことができます。
一応、本当に雨に強いのか検証した記事もあるので、本当に雨に強いかどうかを知りたい方は下記をご覧ください。
雨に強いのか検証
カジュアルでも履きやすいボリューム感
なので、私服に革靴を合わせるのが苦手な方もいると思います。
しかし、私服に革靴は意外と合います。そして簡単に大人っぽさやきれい目な印象がでます。
ですが、革靴を私服に合わせる時はちょっとした注意点があります。
それがボリューム感です。
その点でパラブーツの革靴は最適です。
アウトドアブーツをルーツに持つパラブーツは、結構ぽってりとしたフォルムをしたモデルが多いです。また、厚みのあるラバーソールも相まってボリュームかんがあります。
これがカジュアルな服装にマッチします。
ローファーではありませんが…参考までに。
こんな感じでジーンズとの相性もいいので、カジュアルでも革靴を履きたい方にパラブーツはおすすめです。
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まとめ
パラブーツのローファーはいかがだったでしょうか。
定番の3つをここでは紹介しました。
簡単にそれぞれの特徴とおすすめしたい人をまとめると…
- ランス
-
ボリューム感があるのでワイドパンツなどと相性が良い・
カジュアルメインで履きたい方におすすめ。
- アドニス
-
品のあるきれい目なローファー。
ジャケパンスタイルや細身のジーンズとの相性が良い。きれい目なファッションが好きな方におすすめです。
- コロー
-
比較的手に取りやすい価格のローファー。
マッケイ製法なので履き始めから履き心地が良いのが特徴。楽にローファーを履きたい方におすすめです。
是非ともお気に入りのローファーを見つけてください。
また、パラブーツはセレクトショップとの別注も多いです。定番だけどちょっと違う感じが欲しい方はセレクトショップの別注をチェックしてみるといいと思います。
思わぬ掘り出し物に出会うこともあります。
ということで、今回はこの辺で。
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