知る人ぞ知る中国発のファッションブランドが…
單農(DAN NONG)
日本語読みはダンノンです
日本でも青山に出店を果たしたブランドで、中国国内では主要都市を中心に100店舗以上展開しています。
私の住む広州にもいくつか店舗があり、気になっていたブランド。
今回は、この單農に行ってきたので紹介していきます。
單農とは?
「單農DAN NONG」は、“心の自由”と“アート・オブ・ライフ”をモットーに、2013年に設立された中国発のファッションブランド。
東洋の哲学や文化に根差したデザイン、世界中から厳選された素材、アートシーンとの関わりなどによって、感度の高いインテレクチュアルな人々から高い支持を獲得。北京、上海、広州などの主要都市をメインに中国全土に110の直営店を展開しています。
2020年10月、初の海外店を東京・南青山にグランドオープン。
單農より
中国発のファッションブランドとして中国国内では知名度のあるブランド。
2020年には東京の青山にも出店したこともあり、日本でもファッション感度の高い方に知られる存在になったのではないでしょうか。
私が住む広州でもいくつかの店舗があり、今回はその内の1店舗に行ってきました。
そのレポートを今回はしていきます。
單農に行ってきた
広州にある店舗に行ってきました。
店内は結構広く、明るい雰囲気。
インテリアは無機質な感じがします。
こういう雰囲気は結構好きですね
日本のセレクトショップみたいな感じで、いい雰囲気です。
店員さんの接客も良く、いろいろとコーデの提案をしてくれました。
ということで、試着してみました。
ちょっとゆったりした感じとイメージを伝えて、選んでくれたのが…
こんな感じ。
スタンドカラーのシャツに2タック入ったワイドパンツをモノトーンで合わせてくれました。
生地感も良く、ドレープ感の出やすい生地です。
特にパンツは気に入りました。
2タックパンツ
ゆったりした感じのパンツ。
ワイド過ぎず個人的には好きなシルエットでした。ワイドさで言ったら私の持っているナイジェルケーボンのチノパンの方がワイドです。
また、生地も面白く…
- ナイロン
- ポリエステル
- ウール
- ポリウレタン
の混紡素材。
非常に柔らかくドレープ感が強く出る素材感でした。
化繊の割合が多いものの、ウールが入っていることで、安っぽい光沢感はなく、上品で高見えする素材感。
高見えって言っても実際まぁまぁ高いですけど…
生地は薄いので、1年通して暖かい広州には最適な感じです。
そして、お値段は…
1,200元
日本円にすると…
約2万円です。
日本のドメスティックブランドくらいの価格帯ですかね。
手に取るか取らないかを試されるような価格帯。
皆さんはどう思いますか?
中国のオリジナルブランドはいくつか存在します。
特に広州は服を作る工場も多いため、オリジナルブランドが結構あったりします。
その中でも1,000元を超えるものは少ないです。
それを考えると中国国内のドメスティックブランドとしては高めの値段設定です。
でも、このぐらいの価格帯じゃないと所有欲が満たされないのも事実ですね。
單農は日本でも展開されていて、日本での販売価格は…
1〜3万円くらいです。
日本から見れば海外ブランドの單農。意外とリーズナブルと錯覚されるような価格帯ですね。
あとは中国ブランドをどう捉えるかです。
どう捉えるかはあなた次第です
單農の特徴
個人的に感じた單農の特徴は…
- ベーシックだけど少しデザインが効いている
- 素材にこだわりを持っている
こんな感じです。
わかりやすく言うなら、ユニクロUや+Jのような感じですね。あとはCOSにも近いです。
ユニクロが持つ上質な素材に少しデザインを入れている点が似ています。
單農はユニクロよりも素材の特性をデザインに活かしている感じがあります。
なので、ユニクロを例に挙げましたが、ユニクロとはやっぱり違っていますね。
素材は日本のものを使っていることもあります。
單農のオンラインストアの写真からだと素材感がわかりにくいですが、実物を見て触ると「おっ良いな」と思います。
單農はどこで買えるの?
中国では主要都市の北京、上海、広州を中心として110店舗を展開しています。
なので、日本人が観光で訪れたり、仕事として行く場所にはあると思って良いと思います。
また、日本では海外初店舗として…
東京の青山にできました。
東京都港区南青山5-5-6マニヴィアショップC
また、松屋銀座にも2号店が誕生しました。
東京都中央区銀座3丁目6−1松屋銀座5F
さらにオンラインストアもオープンしたため、東京在住でなくても購入可能です。
ですが最初はやっぱり素材感を実物で確かめてから購入した方がいいかもしれません
まとめ
單農はいかがだったでしょうか。
これまでは中国製だから、ちょっと微妙という風潮もありましたが、最近では中国製をあえて打ち出すブランドも増えてきています。
それを考えると單農は中国製の中国ブランドにこだわりを持っている感じがあります。
素材によっては日本のものを使ったりしていますが、縫製は基本的に中国です。
日本では2店舗でき、これから店舗も増えて行くのではと予想されます。
もし、見る機会があったら是非とも手に取って素材感とそれを活かしたデザイン性を確かめてください。
比較的、ベーシックでシンプルなファッションが好きな方にハマりやすいと思います。
また、デザインや素材感によってはモードな雰囲気も醸し出しています。
1つのアイテムを手に入れたらズルズルとハマりそうな予感も感じさせるブランドです。
私も欲しくなってきました
これ以上書くと物欲が抑えられなくなるので、今回ははこの辺で。
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