【Grant Stone】Alexander lastを1日履いての履き心地・フィット感レビュー

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グラントストーンのローファーを手に入れ早速履きました。

1日履いてみて、ローファーのフィット感・履き心地の特徴がなんとなくわかったので、まずは1日履いてみての感想をシェアしたいと思います。

履き始めのレビューということで、履き込んだ後は、また違った履き心地になると予想されます。

最初はこんな履き心地というのを知ってもらい、その後の履き心地の変化については、また後日レビューしていきます。

グラントストーンの情報は少ないと思うので、少しでも履き心地の参考になればと思います。

ということで見ていきましょう。

この記事でわかること

アレクサンダーラストはどうなのか?

このローファーに使われているのは…

アレクサンダーラストというもの。

グラントストーンの中ではローファーに採用されているラストです。

早速、1日履いてみた率直な感想を述べます。

感想は…

めっちゃ痛くなった
甲の部分が…

そうなんです。

ちょっと厳しい意見かもしれませんが、甲の部分が痛くなりました。

それ以外の小指の痛みや、くるぶしの当たりによる痛みなどの靴擦れは起きませんでした。

ただただ甲が痛くなりました。

ということで、痛みが出た原因からグラントストーンのフィット感の特徴を考えていきます。

アレクサンダーラストで痛みが出た原因

先ほども述べたとおり、グラントストーンのローファー(Traveler Penny)には…

アレクサンダーラストが採用されています。

実際に履いてみると気になる箇所がありました。

それが…

甲の部分です。

私の足は特別甲が高いわけではありません。

パラブーツのシャンボードは全て羽根が閉じますし、オールデンでも羽根が閉じることがあります。

標準よりちょい低めというのが、私の足型です。

しかしながら、そんな足でも甲が痛くなりました。

こちらは横から見たローファー。

正直言うとそこまで甲が低い印象もありません。

ですが、履いてみると甲が押さえつけられる感じが強かったです。

これについて考えてみます。

まず痛くなるのは…

ストラップが付いている部分です。

この赤丸で囲っと部分が履くと痛くなります。

履いた瞬間は、適度に押さえられる感じで、「おっフィット感が良い」と思ったのですが、数時間履いていくと徐々に痛みに変わってきました。

歩けなくなるほどの強い痛みではないので我慢は出来ましたが、脱ぎたくはなりました。

なぜ痛くなったのでしょうか?

個人的に思ったのはストラップ部分と履き口の縁の部分がしっかりとしているためだと思います。

これは私の所有するオールデンのローファーと比べるとわかりやすいので、見てみましょう。

上:オールデン 下:グラントストーン

このように赤の矢印で示している履き口の縁の幅が違います。

幅が広いのは見ての通りグラントストーンです。幅があることで硬さがあり、履き口の部分が形状を維持しやすくなります。ホールド感が良くなり型崩れがしにくくなります。

対して、オールデンは幅が狭いです。幅が狭いことで柔らかさがあり、足入れがしやすく、脱ぎ履きが楽になります。

どっちがいいかは、好みにもよりますが、よりホールド感を求める方ならグラントストーンの方が良いかと思います。オールデンは最初から快適に楽に履きたい方が良いかと思います。

また、ストラップの部分のステッチワークも違いました。

オールデン
グラントストーン

見比べるとわかります。ストラップをつけるステッチワークが違いますね。

グラントストーンの方がステッチが多くしっかりと付けられています。オールデンはグラントストーンに比べると簡易的なステッチです。

グラントストーンはストラップがしっかりと固定されているため、履いた時に甲が押さえられる感覚が強いのではないかと考えられます。

逆にオールデンはステッチを少なくし、甲の押さえを弱くしています。(狙ってやっているのかはわかりませんが…)

まとめると、グラントストーンは履き口の縁の幅を広くし、さらにストラップを強く固定することでホールド感を強めていることになります。

それが結果的には履き始めの甲の痛さにつながったと考えられます。

ローファーの場合、紐がないため、どうしてもホールド力は紐靴に比べて劣ります。そのため、意外とフィット感がイマイチに感じる方も多いです。

それを改善するため、グラントストーンはローファーでもホールド感を重視していのではないでしょうか。

履き始めは確かに痛いですが、革は履いていくうちに伸びたり柔らかくなります。そうなった時にちょうどいいフィット感になると予想できます。

最初は痛いですが、これからフィット感が良くなる気がします

実はグラントストーンは2足目で、1足目の時も似たような経験がありました。

1足目のグラントストーンはブーツで履き始めは、小指と足首周りが痛かったです。しかし、1週間履くとその痛みはなくなり、フィット感が増しました。

ブーツとローファーでは異なるとは思いますが、個人的にはグラントストーンの特性であるような感じがします。

しっかりした作りのため、最初は硬さがあり痛くなる箇所がありますが、それが履いていくことで、革が馴染みフィット感が良くなります。

その目安が1週間です。

個人的にはこの1週間で馴染むというのがすごいなと思っています。

私の所有している革靴の中には1年履いてやっとフィット感が良くなったかと思うものもあるので。

ということで、最初の痛みというのはグラントストーンのしっかりした作り込みが影響していると思われます。

アレクサンダーラストの特徴

痛みの原因もわかったところで、アレクサンダーラストの特徴を考えてみました。

私が感じたこのラストの特徴は…

  • 幅はゆとりがある
  • 先端に向かって適度にラウンドしながら細くなっている
  • ヒールカップは小さめ

こんな感じです。

幅はゆとりがある

上から見るとわかりやすいと思います。

赤矢印で示したところが膨らんでいます。そのため、幅がしっかりと取られているため、私の足に対しては当たって痛くなることはありません。

ちなみに私の足はDウィズです。(ウエストンを試着したときはDかCを勧められました)

このローファーのウィズもDです。

1日履いても小指が痛くなることは全くありませんでした。

先端に向かって適度にラウンドしながら細くなっている

先ほど述べたとおり、幅はしっかりととられています。

そして、そこから先端に向かって細くなります。といってもシャープに細くなるというよりはラウンドしながら細くなっています。

これによって、ドレスとカジュアルのバランスがいいフォルムになっています。

個人的には細すぎる革靴が苦手なので、このラウンドしたトゥ形状は好きです

ヒールカップが小さめ

踵のフィット感はいいです。

日本人は踵が小さめと言われているので、ヒールカップが小さい方がフィットしやすくなります。

他ブランドに比べると踵がフィットしている感じがあり、抜ける感じがないのでヒールカップは小さめだと思われます。

特にローファーは踵抜けが気になるところですよね。

その点で言うと、このローファーは踵が抜ける感じはほぼありません。

通常の歩行であれば、パカパカすることはありません。まだ履き始めでアウトソールも硬めで返りがついていない状態でも踵抜けしないのもポイントですね。

ソールの返りがつけば、踵抜けの心配はほぼなくなると思います。

ローファーの踵抜けが気になって、悩んでいる方がいたらぜひ試して欲しいです

今後の期待

まだ1日しか履いていない状態で、このようにラストの特徴と履き心地についてレビューしました。

ここからは今後、どんな風に変化するのかを期待を込めて予想していきます。

今後に期待することは…

甲の痛みがなくなること

これ一択です。

正直、甲の痛み以外で悪いと思う箇所が見当たりません。

甲の痛みが無くなれば、ローファーとしては最高のフィット感が得られそうです。

まずは1週間履いてみて、どのように履き心地変わるのかを見ていきたいです。

また、履き心地が変わったら、それについてレビューします。

まとめ

グラントストーンのアレキサンダーラストについてはいかがだったでしょうか。

ローファーに使われるラストで、甲の押さえは強め。それ以外のストレスはほぼありません。

指が痛くなることもないですし、踵抜けもありません。

ローファーとしてのフィット感は、私の所有するオールデンよりもいい感じがします。

オールデンは若干フィット感が甘い感じがします。しかし、それはそれで脱ぎ履きが楽なので、良い点でもあります。

良くあるく場面で使うなら、おそらくグラントストーンの方がいい気がします。

あとは甲の痛みがなくなるか次第ですね。

これからの履き心地・フィット感の変化に期待したいところです。

ということで、今回はこの辺で。

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