アウトドアで使うよな機能性アウターは使っていくうちに劣化してきます。
特に縫い目の防水性を高めるシームテープの劣化が早く進行します。
実は私の持つアークテリクスのジャケットも5年以上使いシームテープの劣化が目立つようになりました。
その話は下記の記事でしています。
首元のシームテープの劣化が目立ち、着た時に見栄えが悪いです。
そのため、今回シームテープの修理をしました。
その結果、どうなったのか見ていきましょう。
シームテープの劣化
まず初めにどんな劣化なのか、Beforeの状態を見てみましょう。
こんな感じです。
うわぁぁ
と言いたくなる劣化具合です。
これじゃ着たくなくなりますね。
実際に今冬はほぼ着ませんでした。
着たかったのに……
このままだと着なくなると思い、修理することにしました。捨てるのはもったいないので…
最初はアークテリクスの正規店での修理を検討しましたが、中国の正規店では修理を受け付けてくれませんでした。(もしかしたらできるのかもしれませんが…)
ちなみに私は中国在住です
ということで、正規店での修理ができないため、中国にある服のお直し屋さんで頼むことにしました。
頼んでみるとできるということだったので、ちょっと不安はあるものの頼むことにしました。
そして、修理が完了しました。では見てみましょう。
シームテープの修理後
こんな感じになりました。
おっ良い感じ
先ほどのBeforeに比べるとだいぶマシになりました。
これなら着ることができそうです。
ロゴもきっちりと貼り付けられています。
シームテープの色は元の色と同じものがなかったため、黒にしています。これは最初に説明されて、私は同意しました。
まぁ黒でも悪くないですね。
シームテープの端は微妙にズレています。
まぁこの辺は許容範囲ですね。自分で直してもズレそうなので…
このフードに繋がる部分も剥がれていましたが、こちらも貼り付けられています。
ここは意外と丁寧に直されている感じですね。
全体的には満足いく仕上がりです。
ちなみに修理の値段は…
25元(約400円) しかも1日で仕上げてくれました。
この価格なら満足です。
正規店で頼んだら一体いくらになるのでしょうか。おそらくワンコインでは無理でしょう。
数千円。もしくは1万円オーバーになるかもしれません。納期も数ヶ月とかかりそうです。
それを考えたら、中国のお直しは安い。
ちなみに裾上げくらいの簡単なものなら、15分くらいで仕上げてくれます。
その他のお直しも結構安いです。
こんな感じの価格表です。
ちなみに1元は15円くらいです。
個人的にはシャツの丈直しをして欲しいかなと。
例えばユニクロだと着丈が長いものもあるので、それを短くしてもらいたいなと思います。
こういったのが安いのは中国の魅力ですね。
技術に関しても満足できる範囲です。私自身は縫製のプロってわけではないので、良し悪しを評価するまではできないです。
ですが、お直し屋によっては使っているミシンなどの機械類がダメな場合もあります。なので、中国でお直しをする場合は都心部にあるお店でした方が良いです。
郊外のお店は安いのですが、ちょっと雑なところがあります。(経験済み)ちなみに郊外で裾上げをすると数十円でできます。
シームテープの修理は自分でもできる?
一応シームテープの修理というのは自分でもすることができます。
用意するものは…
- シームテープ
- アイロン
- 布
これだけです。
シームテープはアウトドア用品店でも売っていますし、Amazonや楽天などのECサイトでも購入できます。
上記のようにテープ式になっている方が使いやすいです。
その他にはリペアシートというものもあります。
こちらはテープ状になっていないので、自分で着る必要があります。部分的に使用したり、生地に穴が空いたときに使います。
そして、このシームテープを当て布を介してアイロンすると熱圧着されます。
ただそれだけです。
自分でしても簡単にできますが、やはり高いアウターだと自分でするのはちょっと不安。
私は不安だったのでお店に頼みました
比較的安価なものや買い替え予定のウェアがあったら試してみるといいと思います。
おわりに
シームテープの修理はいかがだったでしょうか。
個人的には満足いく仕上がりです。
これでまた着られそうです。
おそらく、日本でもアウトドア用品店や服のお直し屋さんで修理対応してくれると思います。
もし、シームテープの剥がれがあったら、是非とも頼んでみてください。
マウンテンパーカーは結構高いので、使い捨てするにはもったいないです。まだ使いたいと思ったら修理するのがおすすめです。
修理すると愛着もさらに湧くこともあります。
もう一度着たくなるはずです。
皆さんもやってみてください。
ということで今回はこの辺で。
コメント