革靴に季節感ってあるんでしょうか?
ビジネスシーンに於いては年中履いている革靴。
なのであまり季節感を意識して革靴を選ばない人も多いと思います。
だけど、革靴もファッションアイテムの一つ。
服に季節感があるように、革靴にだって季節感があるんです。
今回はその季節感に注目して、どんな革靴を選んだらいいか見ていきましょう。
季節感を考えた革靴選び
日本は四季のある国。
春夏秋冬
そのため、季節感を意識する国民性があると思います。
そんなに意識していない方も多いと思いますが、考えてみると季節によって「あれをしたい」「これを食べたい」って思います。
実は季節を感じることは根付いているんです。
そして、今回はその季節感に注目して革靴を選んで見ようと思います。
春夏秋冬で、どんな革靴が良いのか。
紹介していきます。
春におすすめ革靴
黒のストレートチップ
春は日本でいうと始まりです。
新年度が始まる春は、新しいことが始まったり、始めたくなったりします。
特に入学式や入社式といった生活が一変する行事もあります。
そんな時におすすめなのが、黒のストレートチップ。
新しいスタートとして最もフォーマルな革靴はいかがでしょうか。
スエードローファー
春はだんだんと暖かくなっていきます。
なので、自然と服装も薄着に。
さらに、春らしい薄い色味の服を着たりします。
そんな中でおすすめなのがスエードのローファー。
スエードは革の裏面を毛羽立たせた起毛素材。
温かみを感じる素材で、秋冬の素材という認識が強いです。
ですが、ここではあえて春に。
スエードは温かみのある素材ということで、春の暖かくなる気温とマッチします。
また、スエード素材は色々な色があるため、ベージュなど明るい色味を選べば春らしさがあります。
さらに、デザインはローファーを選びます。
ローファーは軽やかで軽快さがあります。春の暖かさ、そして新年度がスタートする爽快な気持ちとの相性もバッチリです。
なので、スエードのローファーはどうでしょうか。
夏におすすめ革靴
白い革靴「ホワイトバックス」
革靴のイメージはやはり黒。
ビジネスシーンでよく履かれることもあり黒のイメージは強いです。
しかし、夏場に黒はやっぱり重たい感じが…
それなら反対の色を選びましょう。
つまり、白。
白の革靴ってあまりイメージがないかもしれませんが、実はあります。
有名なのが…
ホワイトバックス
バックスとはBuck Skinのこと。Buckは牡鹿のことをさし、本来のバックスキン(スエード)とは牡鹿の減免を起毛させたもの。
なので、先程紹介したスエードの説明はちょっと間違っています。ですが、現在では鹿の革を作るタンナーも少なくなり、「スエード」=「牛革の床面(裏面)を起毛した革」となっています。
ホワイトバックスはそのまま名前が残っているだけで、ほとんどが牛革です。
有名なブランドはアメリカの老舗ブランドであるWalk-Over(ウォークオーバー)。1990年代半ばに一度消滅していますが、2010年より復活を果たしました。
そんなウォークオーバーはなんとABCマートでも買えます。値段も3万円ほどと革靴の中では割と手が届きそうな価格です。
また、アメリカの革靴ブランドといえばオールデン。
オールデンもまたホワイトバックスを展開しています。
定番で通年販売しているわけではありませんが、セレクトショップ別注などで、販売されてることがあるのでそちらを要チェックです。
夏の足元を爽やかにしてくれるホワイトバックスを是非。
グルカサンダル
夏の定番アイテムとして徐々に浸透しているのがグルカサンダル。
サンダルですが、革を使っていることから、ここでは革靴として紹介します。
グルカサンダルは、全体を革で編んだデザインが特徴的。女性のアイテムから火がついて、今では男性の夏の定番サンダルになりつつあります。
夏の足元を涼しげにしてくれます。
革でできていることから、上品さがあるため、涼しげでありながらきれい目なファッションになります。
特に夏にハーフパンツを履きたい方におすすめ。
ハーフパンツだとどうしてもカジュアルすぎて、子供っぽさがあります。そこに、スニーカーやビーチサンダルを合わせてしまうと、まんま子供っぽいコーデ。
なので、グルカサンダルを履けば、革による上品さがプラスされ、サンダルで夏らいしコーデを格上げしてくれます。
秋におすすめ革靴
スエード靴
やはり秋といえばスエードです。
温かみのある素材感が秋にぴったりです。
といってもここまで紹介した靴もスエード素材をおすすめしていましたが…
スエードは通年素材ですね
春や夏に比べるとスエードの色味を濃いめにして、ダークブラウンなんかが秋にはおすすめです。
いろんなパンツに合わせることができるので、一足持っていると便利。
しかも、お手入れも簡単で、防水・撥水スプレーをかけてあげると雨でも履くことができます。
チャッカブーツ
秋頃からは肌寒くなることもあり、ブーツを履きたくなるころ。
だけど、秋だと暑い日もあるので、がっつりブーツはちょっとって時におすすめなのが、チャッカブーツ。
チャッカブーツはミドルカットなので、そこまでブーツブーツしてません。
しかも、装飾もないプレーントゥのデザインがほとんどなので、きれい目な印象もあります。
先程紹介したスエード素材にすれば、秋にぴったりなのではと思います。
また、予算に余裕があればコードバンを選ぶのもおすすめ。
コードバンの特有の履き皺を存分に楽しむことができます。
冬におすすめ革靴
プレーントゥブーツ
やっぱり冬はブーツですかね。
いろんなブーツがありますが、シンプルなプレーントゥブーツやストレートチップのブーツが最初はおすすめ。
レッドウィングやダナーなどのワークブーツやマウンテンブーツだとカジュアル過ぎて、意外と使いずらかったりします。
男らしくてかっこいいんですけどね
プレーントゥブーツは、見た目はドレス感があるので、きれい目なコーデにもバッチリハマります。
また、ブーツは堅牢なものも多いので、長く履けて経年変化を楽しめるのも魅力ですね。
そんなブーツは冬のマストバイアイテムです。
まとめ
季節感を考えた革靴選びはいかがだったでしょうか。
- 黒のストレートチップ
- スエードのローファー
- ホワイトバックス
- グルカサンダル
- スエード靴
- チャッカブーツ
- プレーントゥブーツ
皆さんも季節感を考えて革靴選びをしてみてはいかがでしょうか。
もちろん革靴は通年同じものを履いてもいいと思います。
特に黒や茶系の革靴は季節感を問わずに履けます。
これらの革靴はどちらかというと服との相性を考えて選ぶといいです。
フォーマルで使うのか。または、カジュアルで使うのか。
用途を考えて選んでみましょう。
ということで今回はこの辺で。
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