フランス生まれ日本製の新鋭デニムブランド「NIMUDE」 | 特徴と魅力を紹介

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革靴とジーンズが好きな私。

なんか良いジーンズないかなと日々探しております。

ジーンズといえばビンテージライクなレプリカジーンズからデザイン性のあるものまで様々。

アメリカでワークパンツとして誕生し、現在ではファッションとして楽しまれています。

そして、今日では日本製のジーンズが海外から注目されています。

そんな中で、新鋭のデニムブランドを見つけました。

それがNIMUDE。

Instagramで発見し、気になってしまったので調べました。

どんなブランドなのか?特徴は?魅力は?

など紹介していきます。

この記事でわかること

NIMUDEとは?

NIMUDEについて
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NIMUDE was founded by French-born Japanese denim afficionado Kei Akaho.

Since he was a kid, he has been fascinated by vintage jeans. He studied all the vintage details for decades, and learned denim process and fabric constructions while working at Kaihara mill in Hiroshima. 

The name of the brand, NIMUDE was inspired by an anagram technique called ‘Verlan’, popular among french youth. 

The word play along with the birthplace of the denim, Nimes, France, stresses the brand’s desire to have a strong French essence in its creation.​

NIMUDE only uses high-quality Japanese selvedge denim, stitched by artisans in Okayama. ​

Although NIMUDE comes from vintage background, our brand is clearly different from those “vintage copy brands”.

It comes with minimal-contemporary design made to fit any fashion scenes such as luxury, vintage and street fashion.

Our denim pieces will become your most loyal partner.

※NIMUDEより

NIMUDEは日本語サイトがないので英語です。

なので、ざっと日本語翻訳してまとめてみましょう。

日本語訳

NIMUDEはデニム愛好家のKEI AKAHO氏によって設立されたフランス生まれのブランド。

AKAHO氏は幼少の頃からビンテージジーンズに魅了され、何十年も研究を重ねてきました。

また、広島にあるカイハラデニムではデニムのプロセスと構造を学びました。

ブランド名のNIMUDEはフランスの若者に人気の「Verlan」と呼ばれるアナグラム技法によって、フランスのデニム発祥の地である「Nimes」をもじってNIMUDEと名付けられました。

フランスの言葉を使うことで、フランスのエッセンスを持つというこだわりをブランドに持たせています。

そして、NIMUDEは岡山の職人によって作られたセルビッジデニムを使用しジーンズが作られています。

ビンテージジーンズのバックグラウンドを持ちらながらも、他のレプリカジーンズとは異なっています。

ラグジュアリー、ビンテージ、ストリートファッションなど、あらゆるファッションシーンに合うように作られたミニマルな雰囲気がデザインの特徴です。

NIMUDEは皆さんの相棒となる一本に仕上がっています。

少し意訳も入っているので、間違っていたらすいません

こちらのブランドコンセプトを見て私がNIMUDEに感じたことは…

ビンテージジーンズを現代的に解釈して作られたジーンズであることです。

日本のジーンズブランドは数多く存在します。その多くがビンテージジーンズを忠実に再現したり、ビンテージ感を強く残しながら、ブランドのイメージを付け加えるようなものです。

そのため、どこか無骨で野暮ったい印象を持つジーンズに仕上がっています。それが好きという方も多くいらっしゃると思いますが、それが苦手という方もいると思います。

対してNIMUDEは、ビンテージジーンズをベースにしながら、現代で穿くならこうあるべきだというのをプラスしているように感じます。

ジーンズの持つワーク感を軽減し、きれいでファッションとして取り入れやすいものしています。

これが私が感じたことです

しかしながら、現物を見たことも穿いたこともないので、あくまでコンセプトからの感想でしかないです。

NIMUDEの特徴

NIMUDEは今のところ1型のみ。それが…

AKAZOです。

このモデルの特徴は…

  • モダンストレートフィット
  • 13.5オンスのカイハラデニム
  • ベジタブルタンニン鞣の革パッチ
  • 銅のリベット
  • 裾のチェーンステッチはユニオンスペシャル仕上げ
  • 100%コットン

※NIMUDEより

それぞれの特徴を見ていきましょう。

モダンストレートフィット

シルエットはモダンストレート。

野暮ったいストレートというよりは、きれいなストレートシルエットという印象です。

なので裾を靴にクッションさせて、ルーズに穿くというよりは、ロールアップして靴にクッションさせずに穿くのがいいですね。

さらにユニセックスとなっているため、サイズを下げると女性も穿けます。

女性が穿いてもシュッときれいなストレートシルエットです。

カップルでお揃いで穿いてもいいですね。

13.5オンスのカイハラデニム

NIMUDEはカイハラデニムの13.5オンスのセルビッジデニムを使っています。

13.5オンスというとユニクロのジーンズと同じくらいです。ユニクロが販売しているセルビッジデニムもカイハラデニムのものを使っているため質感的には似ているのではと思っています。

しかしながら、NIMUDEはワンウォッシュがされているようです。そのため、すでに縮んだ状態です。購入直後から履きこむことができます。

ちなみにユニクロの場合は糊付けされた状態で売られており、パリッとして光沢感があります。

糊付け状態の方が硬さがあるため、ヒゲやハチノスといったジーンズ特有のアタリが現れやすいです。

そして、ワンウォッシュすると生地に柔らかさがでるため、アタリが出にくかったりします。

どちらが良いのかは好みです。

個人的にはワンウォッシュされていた方が、洗濯による縮みもなく、独特の風合いから穿くことができるので好みです。またバキバキのアタリもそこまで好みではないので、うっすらとしたアタリがでるワンウォッシュのものが好きです。

ワンウォッシュしたジーンズのエイジングは下記を参考に。

ベジタブルタンニン鞣の革パッチ

ブランドロゴの入るパッチにはベジタブルタンニン鞣の革パッチが使われています。

パッチにはブランド名のみでサイズ表記はありませんね。

こちらはNIMUDEのHPから画像を参照していますが、NIMUDEのインスタグラムでは紙パッチもあるようです。

パッチのロゴが違いますね。

インスタグラムにポストされている方が新しいのかもしれません。

革も紙もエイジングを楽しむことができます。

ちなみに私の持っているジーンズですと、リゾルトとオアスロウが紙パッチ。フルカウントが革パッチです。

銅のリベット

ポケットの端につくリベットは銅です。

銅は洗濯していくと錆が出て緑っぽく変色していきます。それが、ビンテージな印象が出て、経年変化が楽しめます。

しかし、最新のものは銅ではなく、シルバーが使われているようです。

こちらの写真ではシルバーのリベットが使わています。

NIMUDEを取り扱っているショップの説明でもシルバーのリベットと説明されています。

ビンテージライクな印象は銅リベットですが、きれい目な感じで穿くならシルバーリベットがいいかなと感じます。

裾のチェーンステッチはユニオンスペシャル仕上げ

ジーンズ好きなら裾の仕上げもこだわると思います。

NIMUDEはこだわりのジーンズブランドということで、もちろん裾の仕上げはチェーンステッチです。

しかも、ユニオンスペシャルで仕上げられています。

ユニオンスペシャルはアメリカ製のミシン。ビンテージジーンズがユニオンスペシャルでチェーンステッチになっていることから、現在では価値のある裾上げとなっています。

チェーンステッチにするといいのが、裾のパッカリングがウネウネっとするような独特な感じになることです。

チェーンステッチによるパッカリング例

こんな感じのパッカリングが出ます

これを求めてチェーンステッチをするんです。

NIMUDEは最初からチェーンステッチになっています。

チェーンステッチはどこでもやってくれる仕上げではないので、裾上げをする際はチェーンステッチをしてくれるお店で頼む必要があります。

ネットからもできるお店はあるので、もし裾上げをするなら、チェーンステッチで仕上げることをお勧めします。

せっかくのこだわりジーンズなので裾上げもこだわりたいところです。

100%コットン

最近のジーンズは履き心地を考えてポリウレタンが含まれたストレッチジーンズもあります。

そんな中で、NIMUDEは昔のジーンズと同じく100%コットンで作られています。

履き心地は少し硬めになるものの、穿き込むことで自分の体にフィットしてきたり、独特なアタリや風合いを楽しむことができます。

エイジングこそジーンズを穿く時の醍醐味でもあります。

【魅力】経年変化が良さそう

やはりジーンズといえば色落ち・エイジング。

NIMUDEはどんなエイジングが楽しめるのでしょうか?

Instagramにポストされている写真を見てみましょう。

着用2年、洗濯8回のエイジング

着用2年で洗濯8回なので3ヶ月に1回くらいの洗濯頻度です。

腰回りにはヒゲが現れていますね。

ですが、バキバキのヒゲというよりは柔らかで、うっすらした感じのヒゲです。ワンウォッシュで販売されていることで、生地が柔らかめなのかなと想像できます。

膝周りはスレによって色落ちが進んでいます。全体的にはまだ青色が残っています。

これくらいのエイジングは好きですね

着用2年、洗濯12回のエイジング

着用2年で洗濯12回ということで、2ヶ月に1回の洗濯頻度です。

さっきのよりも洗濯頻度は高いものの、腰回りのヒゲがはっきりと現れています。

写真から、結構ジャストで穿かれているように見えます。また、着用頻度が高かったため、ヒゲがはっきりと現れたのではないかと思います。

穿き方によってもエイジングの仕方が変わるのも面白いところですね。

色落ちのイメージ

こちらは色落ちのサンプルです。

濃い青から洗濯を繰り返すことで、淡い青に変化していきます。

白い感じが現れていくので、色が落ちてきたら夏場に穿きたくなりますね。

淡い色味が好きな方は洗濯頻度高めで育てていくといいと思います。

【魅力】革靴との相性が良さそう

このジーンズが気になった理由の一つが革靴との相性がいいことです。

私はジーンズと革靴との組み合わせがもはや制服化しているくらい合わせています。

なので、ジーンズを選ぶ際に気にするのが革靴との相性。

ドレス要素の強い革靴と合わせるため、ジーンズのシルエットを気にします。個人的に革靴との相性がいいジーンズのシルエットは太過ぎない細身のもの

理由としてはカジュアルな印象が強いジーンズなので、太すぎるとカジュアル感が強すぎます。

太過ぎない細身のジーンズの方が革靴を合わせた時に、カジュアル感を薄め、きれいめな感じで穿くことができます。

そしてNIMUDEのシルエットは太過ぎないモダンストレート。

なので相性は良さそうです。

NIMUDEとパラブーツ

こちらはパラブーツのシャンボードと合わせています。

細身のジーンズであるNIMUDEとボリューム感のあるシャンボードがマッチしています。

ロールアップして足元を重たくしないのもポイントですね。

NIMUDEとグラントストーン

こちらはグラントストーンのオーナーであるWyatt氏のコーデ。

足元にはローファーを履いています。

細身のジーンズですと足元に華奢なローファーを履いてもバランスがいいですね。

トップスにはシャツを持ってきて、カジュアルなジーンズを穿いてもカジュアル過ぎないコーデです。

また、Wyatt氏はNIMUDE FRIENDとしてNIMUDEのHPで紹介されています。

グラントストーンを持っている私としては、このNIMUDEとグラントストーンのコーデをしてNIMUDE FRIENDにしてもらいたいです笑

NIMUDEとブーツ

やはりジーンズとブーツの相性はいいですね。

ブーツを合わせることでワークテイストなコーデになります。

ここまで見るとNIMUDEはどんな革靴と合わせても相性がいいですね。

これはNIMUDEが欲しくなります

まとめ

NIMUDEのジーンズはいかがだったでしょうか。

こだわりが詰まったジーンズなので、穿きたくなり、穿いて気分が上がるジーンズに仕上がっているのではないかと思います。

また、革靴との相性も良さそうなので、カジュアルでも革靴を履きたい方にお勧めしたいですね。

個人的には欲しい一本ですが、取扱店が少ないのが残念。

取扱店はフランスの…

THE COOLEST MAN YOU KNOW

日本の…

NICE des Clothing

2店舗のみ。

中国で取り扱っているお店はないので、手に入れるのは難しそうです。

ですが、いつかは手にしたいジーンズです。

ということで今回はこの辺で。

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