ユニクロのジーンズといえば、コスパがよく、しかもセルビッジが使われていてクオリティがいいことで評判です。
最近は毎年のようにセルビッジデニムが展開されており、ユニクロユーのセルビッジデニムも話題を呼びました。
そんな中で、こんな噂があります。
14オンスのセルビッジデニムが販売されるかも…
通常、ユニクロのセルビッジデニムは13オンス以下。オンスの数字が高い方が、厚みのあるがっしりした生地になります。
13オンスでも十分といえば十分なのですが、ジーンズ好きからするとオンスが高い方が好まれています。
ちなみにレプリカジーンズなどは13オンス以上が多いです。
そのため、14オンスのセルビッジデニムがユニクロから販売されるのはジーンズ好きの方も気になる情報。
この噂は本当なのか?
調査したので、ご覧ください。
噂の真実
14オンスのセルビッジデニムが販売されるのか、結論から申し上げると…
販売される……かもしれない…
ちょっと濁したのには理由があります。
その理由を簡単に説明していきます。
海外サイトでは14オンスのセルビッジジーンズが販売されている⁉︎
ユニクロは世界展開している大企業。
日本を含むアジア各国から欧米まで、幅広く展開されています。
そんな中でイギリスのユニクロで、14オンスと記載のあるセルビッジジーンズがあるんです。
それがこちら↓
2021年1月29日現在では、このモデルさんは日本のユニクロサイトにいません。
ちなみに型番は…
436585
ググっても日本の販売ページはありません。
モデル名には14オンスとの記載はありませんが、商品説明を見てみると…
この商品説明をよく見てみると…
この文言。
14 oz. denim
あった
はっきりと記載があります。
これが真実なのかどうか。
果たして日本で販売されるのかどうか。
次からは、これについて考察していきます。
中国でも販売されている⁉︎
先ほどは、イギリスの販売ページを見ました。
ここで気になるのが、他の国ではどうなのか?ということ。
ちなみに、私は中国在住です。
なので中国のユニクロであるのかないのか見てみましょう。
調べた結果…
ありました
それがこちら↓
中国の大手ECサイトであるタオバオにあるユニクロの公式ストアにありました。
先ほどと型番が436585で同じです。
しかしながらこちらの商品説明には14オンスの記載がありませんでした。
中国語でイマイチわかりませんが、14という数字はどこにもありません。
となると…
本当にこの型番のセルビッジデニムは14オンスなのかが気になります。
なので店舗へ探しに行きました
436585の実物
中国にあるユニクロの実店舗で46585のジーンズを見つけました。
赤い四角の部分に型番が書いてあります。
ちょっと引きで見るとこんな感じ。
そして問題は14オンスなのかどうか。
この日、私が穿いていたジーンズはユニクロユーのセルビッジジーンズ。これは13オンスのデニム生地です。
なので、触った感じで比較すると…
正直違いが……
わからなかった………
私の感覚的には厚みや生地の柔らかさ等、ほとんど変わりません。私物のユニクロユーは数回洗濯しているので、色は若干違いましたが、全体的な印象はほぼ同じ。
つまり…
13オンス?
なのではないかと…
もしくは、1オンスの違いはそれほどないのか。
ということです。
ちなみに生地はこんな感じ↓
このムラがある感じは、旧式の力織機でおられたセルビッジらしさを感じます。ですが、これはユニクロユーでも感じました。
うーんどうなんでしょうか。
イギリスと中国で異なる生地が使われている可能性もありますが、型番は同じ。
14オンスのセルビッジが使われているかは…
正直わかりません
ですが、セルビッジ生地が使われているので、セルビッジジーンズを低価格で欲しい方にはおすすめです。
では次に旧モデルとの比較を見てみましょう。
旧モデルとの比較
店頭で旧モデルと比較をしたかったのですが、すでに旧モデルはありませんでした。
そのため、オンラインストア上のもので比較。
まず結論から申し上げると…
一緒
違いを見つけることができませんでした。
一応、下記に各モデルの写真を貼っておきます。
新モデルは型番が436585
旧モデルの型番が431840
もしここが違うのでは?と思った箇所があったらコメント欄から教えてください。
新モデル 436585
こちらは新モデルの商品画像。
旧モデル 431840
こちらは旧モデルの商品画像。
サイズチャートも同じ
ユニクロは同じような商品でもジーンズ毎にサイズを微妙に変えていたりします。
なのでサイズチャートが違うのかと思ったら…
同じでした
新モデルには股下の幅が表記されていますが、旧モデルにはありません。
そこがもしかしたら違うのかもしれません。しかし、その他の数値が全く同じなので、それも考えにくいと思います。
一体何が違うのでしょうか?
考えられること
ここからは、私が考えたことを書いていきます。
信じるか信じないかはあなた次第です
まず、今回の新作ユニクロユーが販売された時に、実は中国のユニクロでは…
ユニクロユーのセルビッジジーンズの販売がありませんでした。
店頭もネットも販売はありませんでした。
これが意味するのは、「日本市場では人気があったため、急遽、再販した」ということ。
ちなみにイギリスのサイトでもユニクロユーのセルビッジジーンズはありませんでした。
実際、日本ではユニクロユーのセルビッジが即完したと聞きました。中国では即完にはならず、意外と残っていました。数日経った後からもサイズ欠けもほとんどなく、普通に買えました。
つまり、ユニクロユーのセルビッジジーンズは人気商品のため、日本市場で売るための分だけ急遽作られたのかもしれません。
そのため、新モデルのセルビッジジーンズの日本展開は、ひとまず見送りになった可能性があります。
次にこの画像の違い。
新モデル 旧モデル
この2つのモデル。
何が違うかわかりますか?
もちろんモデルさんが違うのですが、それ以外に左上に書かれていることが違います。
旧モデルの方は販売店舗が限定されています。そして、新モデルはその表記がありません。
つまり、旧モデルは限られた店舗での販売を目的としたジーンズとして展開されていたということになります。
そして、新モデルでは、「店舗を限定せずに販売することにした」かもしれません。
店舗限定を排除するために、型番を変える必要があったのかもしれません。
そうなると、同じ商品の型番違いということになります。
日本では店舗限定になっていないと思うので、型番を変える必要がなく、販売されなかったのかもしれません。
上記2つをまとめると…
- 日本ではユニクロユーのセルビッジジーンズを販売したため、新モデルの販売はなかった
- 新モデルは海外店舗での店舗限定を排除するために型番を変更した
そして肝心の14オンスかどうかについては…
イギリスのオンス表記が間違っている可能性もあります。
意外とユニクロの商品説明が間違っていたりするので、無きにしも非ずです。
イギリスと中国の販売サイトで書いてあることが違うのも不思議ですしね。
ということで、私なりの考察でした。
信じるか信じないかはあなた次第です
まとめ:日本で販売されるのか?
では、最初の結論をもう一度言うと…
販売される……かもしれない…
なぜ濁したのか、ここまで読んだらわかるかと思います。
もし、販売されたとしても…
旧モデルの型番違いである可能性が非常に高いです。
そして、もし中国で見つけた新モデルが本当に14オンスだった場合、そこまで期待しすぎない方がいいです。
私の触った感覚や試着した感じから、ユニクロユーのセルビッジジーンズと大きな違いは感じられませんでした。
ということで、情報を整理すると…
- 海外のユニクロでは436585という型番でセルビッジジーンズが販売されている
- イギリスのサイトでは14オンスの表記あり(中国サイトには14オンスの表記無し)
- 中国サイトでは、新旧モデルの商品画像、サイズチャートはほぼ同じ(全く同じかも)
- ユニクロユーのセルビッジジーンズは日本で販売されたが、海外では販売されていない
- 触った感じはユニクロユーのセルビッジジーンズの生地感とほぼ同じ(あくまで個人的な感覚)
このようになります。
ユニクロは日本と海外で微妙に異なるサイズを展開していたり、日本では廃盤になったモデルを海外で販売し続けていたりします。
そのため、イギリスのローカルだけで14オンスが販売されて可能性もあると思います。ですが、型番が同じなのが中国にもあるので、その可能性は低い気もしますが…
ということで、正直いうと14オンスなのかどうかがイマイチよくわからない。そして、新モデルで何が変わったのかわからない。そんな感じです。
もし、日本で発売された場合、私よりも詳しく考察できる方が出てくると思います。詳しいディティールの詳細については、今後出るであろうレビューに期待します。
ということで今回はこの辺で
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