- イギリス靴って高いイメージが…
- オンオフ兼用で履ける革靴が欲しい…
- 天候気にせずに履ける革靴が欲しい…
やはり革靴といえばイギリス。イギリス靴に憧れを持つ方も多いはずです。
しかし、英国製のイギリス靴は…
高い
10万円を超えるモデルも多数あります。
そんな中で5万円前後で買えるブランドがあるのをご存知でしょうか?
それが…
サンダースです。
そんなサンダースですが価格は5万円台と意外とリーズナブル。
イギリス伝統のグッドイヤーウェルト製法や雨にも強い素材を使っているなど実用性も抜群。
最初のイギリス靴としておすすめです。
この記事ではサンダースの特徴からおすすめモデルまで紹介していきます。
サンダースとは?
1873年にウィリアム・サンダースとトーマス・サンダースの兄弟によってイギリスのノーザンプトンで設立されたブランド。
すでに100年以上の歴史を持つ老舗ブランドです
そんなサンダースは伝統的なグッドイヤーウェルト製法での靴作りを今も続けています。現在では生産性の向上のため高度なコンピューター制御によって効率的な生産をしています。
さらには、イギリス国防省に支給される革靴のほとんどがサンダース製のもの。安定的な需要があるため大量生産が可能なため、イギリス製にも関わらず、比較的安価で手に入れることができます。
そんなサンダースで人気があるのがミリタリーライン。
さらにレザーは雨にも強いポリッシュドレザー。ソールは耐久性のあるコマンドソール。製法はソール交換可能なグッドイヤーウェルト製法など実用性も抜群です。
今回はそんなミリタリーラインのおすすめモデルを紹介していきます。
【おすすめモデル】サンダースのミリタリーライン
キャップトゥ(ストレートチップ)
アッパーレザー | ポリッシュドレザー |
ソール | コマンドソール |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
サンダースの中でも人気の高いモデルがこの外羽根キャップトゥ。
サンダースはつま先先端からステッチまでの距離が短く、小ぶりなキャップトゥに見えます。スタイリッシュ過ぎない印象があり、カジュアル使いもしやすいです。
ソールはコマンドソールと呼ばれるラバーソールが採用されています。
耐久性が高いため、5年ほど使ってもすり減りが少ないと言われています。ソール交換無しで長く履くことができます。もちろんすり減った時はソール交換可能です。
使い勝手が良いモデルですのでサンダースで何がいいか迷われている方はこれがおすすめです
また、よりドレス感の強いデザインがお好きな方には内羽根モデルもあります。冠婚葬祭でも履けるので、フォーマルな革靴をお探しの方には内羽根モデルをおすすめします。
プレーントゥ
アッパーレザー | ポリッシュドレザー |
ソール | コマンドソール |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
プレーントゥは装飾やステッチの入っていないシンプルなデザイン。
最もフォーマルなデザインは内羽根のストレートチップですが、ビジネスシーンでしたらプレーントゥもよく履かれています。
ビジネスシューズと聞くと細くて長いシュッとしたイメージがあると思います。
それに対してサンダースのプレーントゥはそこまで細く長くありません。トゥもラウンドしているのでカジュアルな服装に合わせてもマッチします。
オンオフ兼用で使うことができます
シンプルなデザインですので、どんなスタイルにもマッチします。カジュアルの代名詞であるジーンズとの相性も抜群です。
30代以上になってくると意外と服装で悩むことが増えます。スニーカーは楽だけど子供っぽく見えてしまうこともあります。そんな時に革靴を合わせると一気に大人っぽくなります。
細くて長いビジネスシューズをカジュアルな服装に合わせるとビジネスシューズを流用していると思われてしまいます。
しかし、サンダースのようなぽってりとしたフォルムの革靴はビジネスシューズには見えず、カジュアルな服装に溶け込んでくれます。そしてコーデを引き締めてくれます。
エプロンダービー(Uチップ)
アッパーレザー | ポリッシュドレザー |
ソール | コマンドソール |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
甲の部分にU字にモカ縫いが施されていることからUチップと呼ばれます。
カジュアルよりのデザインですので、休日でも革靴を履きたい方におすすめです
Uチップといえば、パラブーツのシャンボードが人気です。シャンボードに比べるとサンダースはトゥがシャープになっています。
Uチップの中ではドレス感があるので、カジュアルな服装の中にドレス要素を入れたい時に効果的なデザインです。
ジーンズなどカジュアル要素が強めのパンツと合わせると良いのではないでしょうか。
また、スラックスなどと合わせると適度にカジュアルダウンもできます。
カジュアルスタイルのドレスアップ、ドレススタイルのカジュアルダウンとして使えるモデルです。
フルブローグ
アッパーレザー | 牛革 |
ソール | コマンドソール |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
内羽根のフルブローグです。
華やかな印象で足元を目立たせてくれます
内羽根のこのモデルはスーツスタイルに合わせるとかっこいいと思います。いつものスーツスタイルを華やかにするためのアクセントとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
こういったデザインのイギリス靴はチャーチが有名です。チャーチですと8万円以上の値段。
それに比べてサンダースでは約5万円。
半額とまではいきませんが、この数万円の差は大きいと思います。
イギリス靴のドレスシューズが欲しいなら、まずはサンダースから初めてみてはどうでしょうか。
サイドゴアブーツ
アッパーレザー | 牛革 |
ソール | レザーソール |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
こちらはシンプルなデザインのサイドゴアブーツです。
サイドゴアブーツの特徴は履き口のところにゴムが使われていること。
革の色と同系色のパンツを合わせることでパンツから靴までがつながって見え、脚長効果を期待できます。
きれい目なデザインも相まってスタイリッシュでスタイルがよく見えます。そういった服装が好きな方には特におすすめです。
サンダースの良さ
サンダースの良さは3つあります。
- グッドイヤーウェルト製法
- 使い勝手が良い
- コスパが良い
それぞれ説明します。
グッドイヤーウェルト製法のサンダース
前述していますが、サンダースは伝統的なグッドイヤーウェルト製法で作られています。
またグッドイヤーウェルト製法はコルクを入れているため、履き込むことでインソールが沈み込みフィット感が良くなっていきます。足に馴染んでいく感覚は革靴を履く醍醐味でもあります。
しかし、馴染むまでに時間がかかるため人によっては我慢の時となります。これは人によってはデメリットです。
個人的には少しタイトかジャストサイズのものを選び、履き込むことでフィット感をアジャストしていくのが好きです。
皆さんもこの感覚を味わって欲しいです。
使い勝手が良いサンダース
サンダースのミリタリーラインはドレスとカジュアルのバランスがいいです。そのため、ビジネスシーンでも休日スタイルでもマッチしてくれます。
さらには雨にも強いレザー、ソールが使われているため天候を気にせず履くことができます。
どんなシーンでも履けるサンダースは使い勝手がいいとしか言いようがありません。
しかし、弱点としてはポリッシュドレザーは深い履き皺が入ることがあります。
ビジネスシーンでもカチッとした場面では少し合わせづらくなるかもしれませんので、その点は注意です。
カジュアルシーンでは無骨な感じが出てかっこよくなると思います。
コスパが良いサンダース
今回紹介したミリタリーラインは基本的に5万円前後で購入可能です。
5万円と聞くと高いと思われますが、5万円前後でグッドイヤーウェルト製法のイギリス靴を探すと…
見つかりません。
だいたいが8万円を超え、中には20万円以上するものもあります。
そんなイギリス靴も基本的にはサンダースと同じくグッドイヤーウェルト製法で作られています。
これを考えればイギリス製で、かつ、グッドイヤーウェルト製法の靴が5万円ならコスパが良いといえます。
単体で見れば確かに高いですが、イギリス靴を相対的に見た場合はコスパが良い靴です。
本格革靴をお探しの方には是非とも手に入れて欲しいです。
まとめ
サンダースのおすすめモデルはいかがだったでしょうか?
サンダースはイギリス製のグッドイヤーウェルト製法でありながら、価格は5万円前後。
デザインもオンオフ兼用で使いやすいモデルが多いです。
革靴に興味を持ち、良い革靴、本格的な革靴が欲しい方におすすめのブランドです。
買って損はしないはずなので是非ともご検討ください。
コメント