はじめに
皆さんはジーンズが好きですか?
ジーンズにこだわりがありますか?
ジーンズは多くの人に着用されているカジュアルウェアの代表格です。低価格で手に入るジーズから数百万円もするビンテージジーンズまで様々なものがあります。
アメリカで誕生したジーンズですが、現在では日本のジーンズが世界でも人気があります。
そんな中で、今回紹介するのは日本のブランドではなく…
中国のジーンズブランドです。
「中国ブランド」と聞くとクオリティはどうなのかと疑問に思う部分もあると思います。そういった点を今回は見ていきましょう。
OVERCOMER
このブランドについては下記の記事で紹介しています。
OVERCOMERのジーンズはLevi’sの1975年代ごろの66モデルがベースとなっています。66モデルをアジア人ようにモディファイドしています。
展開モデルは2つ。
- 051SS
- 051DS
SSが66モデル前期をベースにしており、細身のシルエットです。
DSが66モデル後期をベースにしており、若干太めのシルエットです。
今回選んだのは051DSです。
早速詳細を見ていきましょう
051DSの詳細
これから紹介するは…
OVERCOMERの051DSです。
ロゴはOVERCOMERの文字を逆から書いたモノになっています。
サイズはW31L30です。
Front
THE ジーンズ
オーソドックスな5ポケットジーンズです。
リゾルト710に慣れている私にとっては若干太めのシルエットに見えます。これくらいが今の気分です。後ほど穿いたシルエットをお見せします。
ポケットの端にはリベットがついています。
コインポケットの糸がほつれた感じになっていますが、これはこのモデルのテーマでもある「未完成」によるそうです。
縫製で使われている糸は一色だけだと思います(見落としていたらすいません)。オレンジ系の色で全体が縫われています。
フロントはボタンフライです。
こちらも糸がほつれた感じになっています。真新しいと少し違和感も感じますが、穿き込んでいくと味になりそうです。
ボタンはメタル。
こちらにはロゴが刻印されているオリジナルボタンとなります。
Back
後姿はこんな感じとなっています。
バックポケットには飾りステッチはありません。
ブランドによってはリーバイスのアーキュエイトステッチに似たものが施されていたりしますが、こちらでは何もありません。匿名性があります。
右手側のポケットには赤タブがついています。
こちらはロゴはなく®️の文字だけとなっています。どことなくリーバイス感があります。
パッチは紙パッチです。
ここにはロゴと型番、サイズが書かれています。紙パッチには切り取り線があり、ひらひらしている部分は取ることができます。リゾルトでもこのようになっています。
リゾルトは早々に切り取りましたが、今回は残しておこうかなと思います。特に理由はありませんが…
素材
USコットンの14ozセルビッチデニムが使われています。
厚みがありますが、柔らかな感じがします。
毛羽立ちがすごいわけではありませんが、若干毛羽立ちがあります。
これからどのようにエイジングしていくか楽しみです。
こちらのモデルはワンウォッシュとリジットの2種類があります。
私が選んだのはワンウォッシュです。ワンウォッシュは一度洗いがかかっているため、デニム表面の糊が落とされています。またサイズも縮んだ状態ですので、これから洗濯をしても大きくサイズが変わることはありません。リジットの場合は購入後、自分で糊を落とすか、糊を落とさずに穿きます。糊を落とさずに穿くと強いヒゲやアタリが出ます。ですが洗濯すると縮むが出るので、サイズ感が大きく変わる可能性もあります。
私自身、そこまで強いヒゲやアタリを求めてはいないので、ワンウォッシュから育てることにしました。サイズも大きく変わらないのでいいと思います。
サイズ感
サイズは…
ウエスト31
レングス30
となります。
こちらのモデルはレングスが30、31、32、34から選べます(ウエストによります)
ウエスト31ですとレングスが30または32から選ぶことになります。他ブランドですとレングスが一つしかない場合も多いのでレングスが選べるのはありがたいです。裾上げしなくてもいいので。
私はリゾルトをW31L28で穿いています。リゾルトのサイズですとウエスト31でジャストです。洗って乾燥させた後だと若干きつい感じです。レングスは28でノークッションの長さです。
OVERCOMERはリゾルトに比べるとウエスト31で若干ゆとりがある感じがします。おそらく30でも大丈夫です。レングスに関しては30でロールアップが必要です。ちょっと幅広のワンロールアップでいい感じの丈感になります。少し野暮ったく穿きたかったので、今後も裾上げをせずこのレングスで穿いていくつもりです。
また、裾はチェーンステッチで仕上げられています。ジーンズ好きには嬉しい裾上げ方法です。
詳しいサイズは下記をご覧ください。
シルエット
穿いた時のシルエットはこんな感じです。
太すぎず細すぎずのストレートシルエットです。
サイドから見た時のヒップから裾までストンと落ちていく感じが個人的に好みです。フロントとバックはもたついが少ない感じです。
ちょうどいいシルエットでシャツと合わせて綺麗めにしてもいいですし、Tシャツと合わせた王道カジュアルスタイルでも様になりそうです。
上の写真ではビルケンシュトックのサンダルと合わせていますが(めんどくさかったので…)、革靴と合わせるとかっこいいです。ちなみに革靴と合わせるとこんな感じです。
ロールアップ幅を広くして、革靴に裾がかかる感じにしてます。いつもは革靴にかからないような丈感のジーンズを穿いていますが、今回はこんな感じで野暮ったくしてます。個人的には新鮮でいい感じです。
まとめ
中国製のジーンズはいかがだったでしょうか。
OVERCOMERは…
- リーバイスの66モデルがベース(前期と後期)
- USコットンの14ozセルビッチデニムを使用
- 051DSのシルエットはちょっと太めのストレートシルエット
となっています。
これで値段は…
688元
約1万円です。
皆さんはどう思うでしょうか。
まぁ妥当な値段かなって感じでしょうか。
中国製って聞くだけで、粗悪品といったイメージが先行しがちですが、OVERCOMERのようなこだわりを持っているブランドもあります。他にも革靴などでは手の込んだ仕上げをしてるブランドも見かけます。
日本製が高品質と認められているように、今後、中国製が高品質となる時が来るかもしれません(だいぶ先かもしれませんが…)。また、中国ブランドが日本へ輸入される時が来るかもしれません。
中国ファッションは発展途上ですので、これからの期待感があります。他にもおもしろブランドがないか探していきます。
ということで今回はこの辺で
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