- オリスのダイバーズウォッチが気になる
- ヴィンテージライクなものが好き
- 小ぶりな時計が好き
各時計ブランドから様々なダイバーズウォッチが展開されています。
そんな数あるダイバーズウォッチの中で私が購入したのがオリスのダイバーズ65。
このダイバーズウォッチの特徴は…
- ヴィンテージライクなデザイン
- ドーム型の風防
- 幅の細いベゼル
- 40mmのケース径
- 薄いケース厚み
復刻のダイバーズウォッチということもあり、ヴィンテージライクなデザイン。そしてケースも小ぶりになっています。
そのため細めの腕にも収まりがよく、日本人の腕に割とマッチします。
個人的にはベストなサイズ感。購入にあたり、色々と試着をしましたが、このサイズ感とデザインに惹かれて購入を決めました。
また、オリスはスイス製と機械式にこだわるブランド。
そういった信念のあるブランドというのにも惹かれます。
この記事ではオリスのダイバーズウォッチについて詳しく解説していきます。
ORIS:オリスについて
オリスはポール・カッティンとジョージ・クリスチャンによってスイスのヘルシュタインで創設されました。 彼らはすで閉鎖していたLohner&Coの時計工場を買い取り 、1904年6月1日にその地方の市長と契約を結びました。 彼らは近くを流れる小川にちなんで社名をオリスと命名しました。
※ORIS HPより
オリスは100年以上の歴史のあるスイスのブランドです。
スイスといえば、ロレックスやオメガなど名だたる腕時計ブランドがある国です。
そして、オリスが生み出した代表的なものに…
- ビッグクラウン
- ポインターデイト
があります。この2つはパイロットウォッチに搭載されている機能で、オリスを象徴するようなものです。
上の写真を、時針、分針、秒針の他にもう一つ針があることがわかります。この針が日付を指し示します。ポインターデイトですと感覚的に時の流れを感じることができます。
さらにオリスで特徴的なものはレッドローターです。
自動巻の時計は内部にローターがあります。これが振動などによって回転することでゼンマイが巻かれ、時計が動きます。
オリスではこのローターが赤く、「レッドローター」と呼ばれています。オリスのアイコン的存在です。裏蓋がスケルトンの場合見ることができます。
簡単にオリスの特徴を述べました。
しかしここでお知らせがあります。ここで紹介した特徴は今回紹介するモデルには搭載されていません。
なぜなら、今回紹介するのはパイロットウォッチではなく、ダイバーズウォッチだからです。
ですが、ご安心を。オリスはダイバーズウォッチも力を入れており、オリスを代表するものです。
ORIS Divers65の外観レビュー
品番 | 01 733 7707 4084-Set LS |
ケース径 | 40mm |
ケース素材 | ステンレス |
ムーブメント | 自動巻 Oris 733、SW200-1ベース |
パワーリザーブ | 38時間 |
こちらはORIS Divers 65シリーズの…
モーベンバーエディションです。
Movember(モーベンバー)とは、11月の1ヶ月間を通して口ヒゲを伸ばすことで、男性特有のがんの認知度や健康意識を高めていこうとするキャンペーンのことです。 言わば、女性特有のがんである乳がんキャンペーン『ピンクリボン運動』の男性版のようなものです
基本的にはDivers65のデザインと同じですが、ケース径と裏蓋のデザインが多少異なります。
Divers 65はケース径が3種類…
- 42mm
- 40mm
- 36mm
となっています。
また、ベゼルの素材が…
- ステンレス
- ブロンズ
- ステンレス+ブロンズ
さらに日付の位置が…
- 3時位置
- 6時位置
と微妙に異なっています。
詳細はオリスのHPで確認してみてください。
モーベンバーエディションは…
- ケース径が40mm
- ベゼルがステンレス
- 日付が6時位置
となります。
では次に詳細を見ていきましょう。
デザイン
ダイバーズウォッチらしく、回転ベゼルがついています。こちらのベゼルは逆回転防止ベゼルですので反時計回りにしか回りません。
日付は6時位置にあり、あまり目立ちません。
個人的にはこの目立たない感じが気に入っています。しかし、小さいのでこの位置に針が来ると日付が全くわかりません。あまり気にしていませんが、日付を確認したいときに限って見えないこともあります。
ベルトは購入時にレザーベルトとナイロンベルトの2種類がついてきました。上の写真ではナイロンベルトをつけています。モーベンバーの象徴でもある口髭のマークがさりげなくついているのがポイントです。
風防
こちらのモデルは風防がとても特徴的です。
この風防にやられ、これを買ったと言っても過言ではありません。それぐらいこのドーム型風防が気に入っています。暇なときはこの風防を触ってます…
ドーム型の風防のため、文字盤が少し歪んで見えるのも面白いです。
また光の反射が変わるのか、ブラックの文字盤が時折青っぽく見えたりもします。ドーム型風防によるものなのかはわかりませんが…
裏蓋
裏蓋はスケルトンではありません。ステンレスの裏蓋となります。
ここにはオリスのロゴや型番などが刻印されています。
控えめながら、このさりげない感じが好きです。まぁつけたら見えませんが。
ちなみにモーベンバーエディションはダイバーズウォッチ以外でも展開されていますのでチェックしてみてください。
機能・性能
ダイバーズウォッチですので、もちろん防水です。
実際にダイビングで使うには物足りなさのある防水性能ですが、日常的に使うには十分な防水性能があります。ダイビングで使うには200m防水は欲しいところです。
オリスでは200m防水以上のダイバーズウォッチも展開しているので、ダイビングで実用的に使いたい場合はそちらをチェックしてください。
また、竜頭はねじ込み式となっています。
竜頭を手前側に回すと緩みます。緩んだ状態で向こう側に回すとゼンマイが巻かれます。
- 1段階引くと日付の変更ができます。
- 2段階引くと時間調整ができます。
戻す時は押し込みながら竜頭を回していきます。竜頭が完全に締まるまで回してください。そうしないと水が侵入してしまい壊れてしまいます。せっかくの防水性が意味なくなります。
オリスではセリタのSW200-1をベースにレッドローターを搭載しています。このモデルはステンレスの裏蓋なので見えませんが、きっとレッドローターが使われているはずです。きっと…
パワーリザーブは38時間です。つまり1日半つけていないと止まってしまします。
休日は腕時計をつけない方や何個かの腕時計を使用している方には不便かもしれません。私は基本的にオリスしか使っていないので不便は感じていません。
また、精度に関しては悪くありません。だいたい2週間に1度くらいで時間調整しています。まぁ機械式ですと時間調整が必要というのを前提としているのでそこまで気になることはありません。
価格
スイスメイドの機械式時計。そして100年以上の歴史のあるブランド。
皆さんはこの情報から、このダイバーズウォッチはいくらくらいだと思いますか?
価格はなんと…
272,800円です。
定価で買うとこの値段になります。
しかし、オリスは並行輸入品があるため、15万前後で買うこともできます。
ちなみに私は台湾で買いました。そこではやはり15万円ほどでした。
15万円を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれだと思いますが、個人的にはちょうどいい価格だと思います。
ORIS Divers65の着用イメージ
ダイバーズウォッチというと、大きくてごついイメージがありますが、このDivers65はケース径が40mmということもあり、腕の収まりがいいです。
デカ厚ウォッチが流行っていますが、個人的にはあまり好きではなく、小径の腕時計の方が好みです。あまりに小さすぎるとレディースっぽさがあるので、この40mm径はベストなサイズです。
復刻ダイバーズということもあり、見た目は少しクラシカルな感じです。このデザインもいろんな服装に合うので好みです。
つければつけるほど愛着が湧くような腕時計です
まとめ
オリスのダイバーズウォッチはいかがだったでしょうか。
個人的に初めて買った10万オーバーの腕時計です。
やはり10万円は一つのハードルだと思います。
10万円〜20万円の間で買うのであれば、オリスはおすすめできるブランドです。あまりメジャーというわけではありませんが、質実剛健と言いますか、真面目なブランドのように思います。クラシカルな見た目のモデルも多く、永く愛用できる腕時計です。
日本では銀座に専門店がオープンし、これから日本でも徐々に浸透していくのではないかと思います。まぁ腕時計好きの方でしたらすでに知っているブランドだと思いますが。
ということで今回はオリスの腕時計についてでした。
では今回はこの辺で
コメント
コメント一覧 (1件)
オリスは平行輸入品があり安く買えるとのことですが、オリス
は並行差別があるのでオーバーホールでは正規品より倍高くなるので注意する必要があると思います。
自分の経験では(ただし代理店がユーロパッションの時代ですが)代理店でも約3割近く値引きで買えました(ポインターデートですが)。今はオリスの正規店でそのような値引きをしているかは知りません。