Studebaker Metals レビュー | アメリカ製の真鍮バングル【メンズアクセサリー】

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はじめに

皆さんは男のアクセサリーをどう思いますか?

私はどちらかといえば否定的でした。男がアクセサリーしていると「女っぽい」「チャラい」というイメージが先行していたからです。

しかし、昨今のファッション系YouTuberの方たちがアクセサリー類を紹介しているのをみて、「あれっいいかも」と思うようになりました。

また、結婚を機に結婚指輪をし「アクセサリーも悪くないな」と思うようなりました。

これまでアクセサリーは腕時計を除くと、中学生、高校生くらいにしていたミサンガくらい。そのため、どんなアクセサリーがあるのか、どんなブランドがあるのか、そこから探し始めました。

そして今回、「これはいい」と思えるアクセサリーブランドに出会い購入しました。

それが、アメリカブランドの…

Studebaker  Metalsです。

今回はこちらの真鍮製のバングルを購入したので紹介します。

この記事でわかること

Studebaker Metalsとは

Studebaker Metalsは、金属細工師として熟練の技術を持つMishael Studekerによりピッツバーグにて創業したアメリカのブランドです。各アクセサリーは小さなアトリエでハンマーやノコギリなどのアナログな道具を用いて、伝統的な技術と製法で造られています。

主に使用される素材は真鍮シルバー(銀)とカッパー(銅)の3種類。

ポリッシュを施したものもあれば、あえてポリッシュやコーティングをかけず、素材自体の風合いを楽しめるWork Patinaと呼ばれる仕上げを施しているものもあります。

手作業で造られたアクセサリーは、それぞれ微妙に表情が異なり、温もりが感じられるアイテムです。

Studebaker Metalsでは…

  • バングル・ブレスレット
  • リング
  • ネックレス
  • キーホルダー

などのアイテムが展開されています。

その中で今回私が紹介するのはバングルです。

では早速みていきましょう。

真鍮のバングル

開封の儀

まずは開封をしていきましょう。こちらがパッケージ。段ボール製のシンプルな箱にロゴがあしらわれています。

こちらを開封すると…

このように布袋のケースが出てきました。

この中にバングルが入っています。

見てみましょう。

じゃじゃん。

内容物はバングルの他にカードが入っていました。

カードには…

Hand forged to last a lifetime

と書かれています。

手作業で鍛造されたモノは生涯使える

といった意味でしょうか。

長く愛用できるモノ。これがこのブランドのコンセプトにあるようです。

では開封も終わりましたので詳細を見ていきましょう。

素材

こちらは…

Studebaker Cuff というバングルです。

ブランドネームのついたバングルで、人気があるモデルです。

素材は真鍮でWork Patinaという仕上げで、あえて磨き上げていない仕様になります。すでに経年変化しているような感じです。

この色味いいですね。

他にも銀と銅の素材を選ぶことができます。各素材、磨き上げていないWork Ptinaと磨きあげたPolishの仕上げから選ぶことができます。銀だけ値段が上がりますので、そこは注意してください。

私は真鍮のWork Patinaを選びました。アクセサリーというとシルバーを最初に思い浮かべましたが、シルバーは少し目立つ感じがします。また、ゴールドは成金な印象を持ちます。

そんな中で真鍮はゴールドに近い色味ですが、磨き上げていないことにより、くすんだような使い古された感じがします。ビンテージライクな印象です。

この色味は手首につけた時に悪目立ちせず、肌馴染みがいいと感じました。シルバーアクセ特有のチャラさというのも薄い感じがします。シルバーに対する偏見が少し混じっていますが、最初のバングルとしてこの色味は正解かなと思います。

ですが、たぶんアクセサリーに慣れてくるとシルバーが欲しくなるんだろうなという予感もあります。これを機会にシルバーアクセに挑戦していきたい気持ちが少しづつ芽生えてきました。

デザイン

こちらのバングルはデザインが特徴的です。

捻られた、スパイラル形状をしています。そして、捻られたことによってできた凹凸によって色味が変わっています。この色味の表情を含めて特徴的です。

この他にも、シンプルな形状から、ハンマーで叩いた後が残るデザインなどがあります。

今回は、特徴的なデザインであることと、ブランドネームがアイテム名に入っていることから購入に至りました。

内側には…

Studebaker

PGH USA

と刻印されています。

ブランドネームのStudebakerと創業都市のピッツバーグ(PGH)の刻印です。内側ですのでつけると見えませんが、こういった刻印は男心をくすぐります。

外側には…

金槌がクロスしたマークが刻印されています。このさりげなさがポイントですね。

捻られたデザイン以外は、特に装飾は施されておらずシンプルな印象です。インディアンジュエリーのような装飾感の強いバングルよりもつけやすく、普段のコーディネートにもあわせやすいです。

つけてみる

つけてみるとこんな感じです。

色味としてはゴールドですが、ポリッシュ仕上げがしていないので、そこまで目立つような感じはしません。夏場なんかは日焼けした肌との相性もいい感じがします。白い肌の人だと、重たい雰囲気になるかもしれません。その場合はシルバーの方がいいかもしれません。

製造方法

金属製品の造り型は

鍛造

鋳造

プレス加工

などの方法があります。

プレス加工はその名の通り、製品デザインの型を金属板にプレスして成形する方法です。パンチで紙に穴を空ける感じです。大量生産に向く製造方法で、工業製品に主に使われる製法です。

鋳造は、製品デザインの型に金属を流し込み成形する方法です。チョコレートや氷、たこ焼きなんかを作るイメージですね。こちらも型さえあれば金属を流し込むだけなので工業製品の製造に使われます。

対して鍛造は…

鍛造は、「鍛える」という言葉が使われているように金属を叩き鍛え上げて造る方法です。日本人であれば日本刀を造る方法といえばイメージできると思います。ハンマーなどで叩いて成形するため時間がかかります。そのため大量生産には不向きな製法です。ですが、叩き上げることにより金属の強さが増します。耐久性、強度が必要な製品に使われます。

アクセサリーにおいて鍛造は、職人の思いや温もりを感じることができます。無機質な金属に温かみを与えることができるのは鍛造ならではだと思います。

しかし、鍛造には良い点と悪い点があります。

良い点は、先ほども言った通り、強度が増すことと作り手の温もりを感じることができることです。

悪い点は、生産効率の悪さによりコストが高いことです。つまり鍛造製品はプレス加工や鋳造製品に比べて高いです。また、製品の不均一さもあります。つまり個体差があるということです。しかし、アクセサリーにおいては個体差がメリットにもなります。一点物といえば響きがいいですが、工業製品においては均一さが求められるので、その点では悪い点です。

つらつらと製造方法について書いてみましたが、何が言いたいのかというと…

鍛造製品はオリジナリティのある一生モノということです。

これはStudebaker Metalsのブランドコンセプトにも通じます。

アクセサリーは、正直実用的ではなく、男性からするとつけても、つけなくても大差がないように感じます。そういった中でつける意味を探すと「製造方法による男のロマン」です。

日本刀の造り方と同じ鍛造で造られているところの「ロマン」を感じることで、アクセサリーがつけやすくなると思います。特にアクセサリーがちょっと苦手だけど挑戦したい方には。

おしゃれでアクセサリーをつけているとちょっと小っ恥ずかしい感じがします。なんでアクセサリーつけてるのと聞かれた時に「おしゃれだから」とはちょっと言いづらい。そんな時には「これは職人の手で鍛造で造られて…うんたらかんたら」と言えた方が精神的に恥ずかしくないです(個人的にですが)

まぁこんなこというと女性には引かれるかもしれませんが、男性ならわかってもらえると思います。

そんな感じで、アクセサリーをつける場合には、個人的には製造方法も重要だと思います。

良い点・悪い点

個人的には素材感、色味、製造方法をひっくるめ満足いくアイテムです。

そして、アメリカ製というのも良い点です。

革靴や服などアメリカ製のモノが好きな私にとっては、アメリカ製のバングルというだけで惹かれるものがあります。

アメリカ製の良い点はやはり独特の「アジ」があるということです。いい意味での適当さや無骨さが、日本人特有の繊細さや正確さとは正反対に位置し、そこに魅力を感じます。

Studebaker Metalsのバングルも無骨さがあります。さらにポリッシュをしないで素材そのものの質感を楽しむというのも魅力的です。

なんとなくのイメージですが、日本人が同じようなものを作るとまた違った印象になると思います。捻り方がもっと繊細であったり、鍛造による凹凸を強調するようなポリッシュ仕上げがされたりなど。それはそれでありですが、男のアクセサリーという点では無骨さの残ったアメリカ製に引かれます。

また悪い点に関しては、匂いがあります。これは真鍮特有の問題点だと思います。やはり金属特有の匂いがします。すごい匂うわけではありませんが、バングルを触った手の匂いを嗅ぐと金属特有の匂いがします。これは使うことで無くなっていくのか、それとも慣れてくるのか現時点ではわかりませんが、今のところ匂いは気になる部分です。

まとめ

真鍮のバングルはいかがだったでしょうか。

個人的には満足いくアイテムでした。ここから、アクセサリーの沼に足を突っ込みそうになります。今回は真鍮のバングルでしたが、シルバーの方も少し欲しくなっています。早いと思いますが…

バングルに関しては2つ重ねて使うのもありかなと思います。デザインと素材が違うものを服装や気分で付け替えて楽しむためにも、もう一つくらい欲しいですね。

Studebaker Metalsはネットでも購入可能です。

バングルですと1万円〜となっています。シルバーは少し高めです。

リングやネックレスなどもあるので、ハンドメイドのアクセサリーが好きな方は是非ともチェックしてみてください。

ということで今回はこの辺で

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