はじめに
私も愛用しているオアスロウのジーンズ。
オアスロウにはBasicsシリーズとして毎シーズン販売されている2型のジーンズがあります
それが…
105と107
この2つのモデルは何が違うのか。
今回は2つのモデルの違いを見ていきましょう。
目次
orSlow(オアスロウ)とは
originalityのある服を吟味しもの創りする。
めまぐるしい速さで流れていくファッションの世界で、ゆっくりと進みながら自分らしさを見つめ直していく。19〜20世紀に誕生した衣類、特にワーク・ミリタリーから派生する衣類は、作業着に限らずファッションとして多くの人たちに愛され、今現代もなおベーシックウェアとして支持され続けています。
そういった永遠の定番服を私たちのフィルターを通してslowにデザインしていく。手から生み出されるぬくもりを大切に、細部に至るまでこだわったクオリティーの高いもの造りを目指しています。
※オアスロウ公式HPより
オアスロウには…
BASICとSEASONのプロダクトがあります。
今回の105と107はBASICシリーズになり毎シーズン展開されているモデルとなります。
オアスロウ105と107の違い
105と107の大きな違いは…
シルエットとボタンフライかジップフライかです。
- 105が少し太めのストレートでボタンフライ仕様。
- 107が細身のストレートでジップフライ仕様。
基本的に両モデルとも13.5ozのセルビッチデニムを使用しワンウォッシュされています。
また、セルビッチでないものや加工されたもの、ブラックやホワイトなどもシーズンモデルとして展開されています。
105と107はどちらがいいのか?
これは好みの問題です。
昔ながらのヴィンテージデニムが好きな方は105の方が好きそうですし、細身のシルエットでキレイめに履きたい方は107が好きそうです。
私は後者でしたので107を選びました。
次は各モデルのディティールを見ていきましょう。
オアスロウ105について
13.5ozのセルビッチデニムを使ったストレートシルエット。
旧式のシャトル織機で織られたデニムで、独特の色落ちを楽しむことができます。エイジングしたらどうなるのか楽しみな一本です。
シルエット
若干太めのシルエットですが太すぎません。
ヴィンテージデニムが好きな方ですと手に取りやすいシルエットではないでしょうか。
男らしいストレートシルエットでアメカジにスタイルにマッチしやすいと思います。
ボタンフライ
105はボタンフライ仕様となります。
ボタンフライは初めて使うと戸惑いますが、使っていくうちに慣れてきて無理なく開閉できます。
また、ボタンによって独特のアタリも出てきます。単純な構造ですので壊れても修理しやすいのもポイントですね。
バックポケット
バックポケットには見えにくいですが、波打ったステッチが下の方に一本入っています。これがオアスロウの証です。
レプリカデニムにはリーバイスのアーキュエイトステッチに似せたステッチを入れるブランドもありますが、オアスロウは見えるか見えないかのステッチを入れています。
ブランド力で勝負するというよりは、素材感やディティールで勝負しているような感じがします。
セルビッチのミミ
セルビッチデニムはロールアップすると通称「ミミ」が見えます。
オアスロウはステッチが薄いピンクのため「ピンクミミ」です。ちょっと言いにくいです。そしてほとんど白です。
先ほどのバックポケットのステッチ同様、主張しすぎていません。だけど個性を出してきています。
2 years wash
2年履き込んだのを想定して加工された2 years washモデルです。
エイジングが進むと淡いブルーになるようです。
ヒゲやアタリなど、バキバキに現れている感じはありません。控えめな感じがします。ヒゲやアタリが強く出過ぎるとゴリゴリのアメカジになりそうなので、このようなエイジングの方が着回しが効くと思います。もちろんバキバキのアタリが好きな方もいるので一概にこのエイジングがいいとは言えませんが…
オアスロウ107について
107は105に比べて細身のストレート。そしてジップフライです。
IVYフィットと呼ばれるシルエットです。IVYと名のつく通り1960年代のアイビーリーガーをモチーフにして作られたモデルです。
シルエット
細身のストレートシルエット。スキニーほど細くなく、ちょうどいい細さです。
シャツスタイルやジャケットと合わせても良さそうです。着回しがしやすいシルエットではないでしょうか。
ジップフライ
107はジップフライ仕様です。
やはりジップフライの方が開閉はしやすいです。ですが、ボタンフライのようなアタリは出なくなります。この辺は個々人の好みにもよりますが…
バックポケット
107も105と同様に、一本のステッチが入っているだけです。
セルビッチのミミ
ミミも105と同様の仕様です。
2 years wash
107にも2 years washモデルがあります。
こちらも淡いブルーに色落ちし、ヒゲなどのアタリも控えめな印象です。
淡い色がクリーンな印象を与えてくれます。夏場は白Tなどと合わせると爽やかな印象になると思います。濃い色のトップスと合わせてもコントラストを楽しめるはずです。
まとめ
105と107はいかがだったでしょうか。
個人的には…
ヴィンテージライクな105
モダンな107
といった印象があります。
どちらも素敵なジーンズですが皆さんはどちらのモデルが好みですか?
個人的には107が好きです。すでに持ってますし。
しかし、実は105も気になってきているんです。最近、ワイドパンツが流行っており、少し太めのパンツもいいなと思い始めました。ルーズに穿くのではなく、レングスを短めに裾上げするかロールアップして穿いてみたいです。
つまり、どちらもいいってことになるんですが…
どちらを選ぶかはあなた次第です。
ということで今回はオアスロウのジーンズについてでした。
ではこの辺で