【妄想レビュー】あなたはこの締め付けに耐えられるか⁉︎by J.M.Weston。万力締めと呼ばれるゴルフとローファーのフィッティング。

はじめに

妄想レビューとは

欲しいものはたくさんあるけれど、あれもこれも買えない。物欲だけがふつふつと湧いてくる。

それを解消するには妄想しかない。

気になったものを妄想の中で紹介するコーナー。それが「妄想レビュー」。

今回はどんな革靴に出会ったのでしょうか?

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プロローグ

ストレス社会。

今日の日本はストレスを感じることが多い。

学校

会社

人間関係

そして、あらゆるものに縛られている。

ルールに縛られ

時間に縛られ

胸が締め付けられるようだ。

そんな締め付けられる思いをした人間は、2つの選択を迫られる。

耐え凌ぎ、幸福を得る

耐えられず、挫折する

あなたはどちらを選ぶのか?

これは革靴界にも通じている。

万力締め

万力締め

こんな言葉を聞いたことがあるだろうか。

これまでのは革靴界で噂される都市伝説である。

J.M.Weston(ジェイエムウエストン:以降ウエストンと呼ぶ)

万力締め」というキーワードで検索に引っかかるのはこの言葉である。

これは、フランスを代表する革靴ブランドの一つである。

つまり、この都市伝説の発端はウエストンなのである。

何故、万力締めと呼ばれるのか?

それは、ウエストンのフィッティングに隠されている。

ウエストンのフィッティング

ウエストンはウィズ(足幅)が豊富である。

これがウエストンのフィッティングに繋がる。

通常、足の幅によってウィズを選択する。他ブランドでもウィズの展開がいくつかある。

しかし、在庫として持っている店舗は少ない。

例えばオールデン。通常、日本国内で販売されているのはDウィズかEウィズである。これは日本人の足が幅広であることが起因している。Dウィズより細い足の場合、隙間が生じ靴ずれの原因となるかもしれない。

一方で、ウエストンはA〜Fまで6種類。4mm刻みで取り揃えている。

つまり、個々人に合うウィズがあるということである。

出典:https://www.google.com/amp/s/www.e-begin.jp/article/38819/amp/

ジャストフィッティング。

これがウエストンの求めるフィッティングである。

革は履いていく内に伸びるため、それも考慮しなければならない。

最初にジャスト、または、少し大き目を選ぶとウエストンのフィッティングに近づくことができない。

ということは、どんなサイズを選べばいいのだろうか?

それは、ジャストよりほんの少し小さめである。(個人差があります)

小さ目の靴を履けば、当然のことながら締め付けられて痛い。

履き慣らすまでに時間がかかる。

そう、その期間こそが

万力締めの期間である。

履き慣らしに時間がかかるため、挫折する人もいるという。

しかし、その期間を超えた時、最高のフィッティングなるのだ。

あなたはどちらを選ぶのか?

万力締めに耐え、最高のフィッティングを得る人

万力締めに耐えられず、挫折する人

もちろん、これを読んでいる方には前者を選んで頂きたい。

ウエストンを試着する(実話)

ウエストンを求め、東京駅からほど近いJ.M.Weston丸の内店へと向かった。

広々とした店内。

正面には、ウエストンを代表するローファーが置かれている。

客は私ひとり。

男性店員が話しかけてきた。

ご試着もできます

そこで私はこう答えた。

ローファーとゴルフを試着したいです

男性店員は快く引き受けて

サイズをお測りします

と続けた。

私は1人掛けのソファーに腰掛け、男性店員を待った。

男性店員は大きめのスケールを取り出した。

ここに足を乗せてください

店員に言われるがまま私は足を乗せた。

立ち上がってください

そう言われ、立ち上がった。

すると店員は私のサイズを測った。

5ハーフのウィズはDかCくらいですね

いくつかサイズをお持ちします

少々お待ち下さい

私は再度ソファーに腰掛け待つことにした。

数分待つと、男性店員はいくつかの箱を抱え戻って来た。

お待たせいたしました

その中にはローファーとゴルフが入っていた。

これがウエストンの革靴か。

私は一瞬で心を奪われた。

どちらからご試着しますか?

その言葉で、我に返り、私はこう言った…

ゴルフをお願いします

パラブーツのシャンボードが欲しかった私は、シャンボードに似ているゴルフを最初に試着することにした。

では、ゴルフの5ハーフのDウィズからお履きください

そう言われ、私はまっさらなゴルフに足を入れた。

これが、ウエストンの革靴か…

思ったよりもキツくない。

そう思っていると男性店員は私のフィッティングを確かめ始めた。

ウィズを下げてみましょうか

そう言い、Cウィズの箱を開けた。

Cウィズのゴルフが目の前に登場した。果たして私の足に合うのだろうか?

足を入れ、先ほどと同じようにフィッティングを確かめる。

こっちの方がいいかもしれませんね

確かにそうだ。

Dウィズよりは狭くなり、少しキツく感じるが、そこまでではない。

おそらくこれより下げるとキツ過ぎる。

かと言ってDウィズだと革が伸びた時にフィット感が悪くなるかもしれない。

絶妙なサイズだ。

なるほど

これがウエストンのサイズ感か

履いたまま少し店内を歩かせてもらった。

もちろん、履き皺が入らないように気をつけて…

うん。なかなかいいフィット感だ。

こうなるとローファーも試着してみたい。

と思っていると…

ローファーも試着しますか?

私の心を読んでいるかの如く、いいタイミングで聞いてくれた。

はい
お願いします

私はそう答え、ローファーの試着を始めた。

ローファーは紐がない分、サイズ感が難しい

大き過ぎれば、踵が抜けてしまう

紐靴なら、多少大きくても紐で調整ができる

そんなことを思いながら…

ゴルフと同様にDウィズとCウィズの両方を試着した。

いい感じだ。

Cウィズのローファーはぴったりとフィットしている。正確に言えば、少しキツく感じるところだが、革が馴染んだ時にちょうど良さそうな感じだ。

なるほど。

万力締めとまではいかないが、多少攻めたフィッティングだ。

これが

J.M.WESTON

そして、私は箱に書かれているある数字に目を奪われた…

10万円

ローファーが10万円

ローファーが10万円

ローファーが10万円

そうか…

私の口からある言葉が出た

めっ免税できますか?

そう、私は海外在住者。一時帰国の際は免税ができるのだ。

10万円で免税すれば消費税を払わなくてもいい。

でも高い。

確認致します

そう言い残し、バックヤードへと確認に向かった。

程なくして戻ってきた。

免税可能です

私の心は揺れ動いた。

しかし、手持ちの金は少ない。

そして、一時帰国の期間は2週間あり、今日はその2日目だ。まだ見たい革靴がある。

そう思い私はこう告げた。

すいません

考えさせてください

男性店員は嫌な顔ひとつせず。

わかりました

と言った。

そして、おもむろに名刺を取り出し、私のサイズをメモしてくれた。

またお越しの際は、こちらをお見せください

また、ご購入の際はお電話ください

取り置きしておきます

なんとも親切な店員だ。

素晴らしい。

最高の接客に最高の革靴。

この店で買いたいと思わせてくれた。

追伸

この後、ある店でパラブーツのアヴィニョンを買いました。

プロダクト紹介

ウエストンの話はいかがだったでしょうか。

ストレスと万力締めをかけてみました。ちょっと強引過ぎたかなと思いますが…笑

ウエストンは実際に店舗で試着しました。購入は見送りましたが、店員さんの接客も素晴らしく危うく買うところでした。

試着の話も若干盛っていたり、端折っていたりする部分はありますが、概ねあんな感じで試着してました。もう一度行きたいです。

ということで、ここからはウエストンについて見ていきましょう。

J.M.Westonについて

ブランドのはじまり

1891年、エドワール・ブランシャールがジェイエムウエストンを創業。

ジェイエムウエストンについて

ジェイエムウエストンはフランスの靴ブランド。

フレンチトラッドの代表的な靴ブランドで、機能性が高く、長時間履くことができる。グッドイヤーウェルト製法を採用。オリジナルのゴムソールや分厚いダブルソールを使用する。「超低適植物性革なめし」と言われる伝統的な革なめしの工程を持っている。リモージュにあるジェイエムウエストンの工場では、約170名の職人が在籍している。

出典:https://www.fashion-press.net/brands/421

#641 ゴルフ

出典:https://www.jmweston.com
モデル#641 ゴルフ
素材ボックスカーフ/ソフトカーフ
製法グッドイヤー

ウエストンを代表するモデルと言っていいのが、こちらのゴルフです。

文字通りゴルフコースの芝で生まれたこのモデルは、1955年に誕生し、今日まで人気のモデルです。

特徴的なのは、Uチップです。

デザインでいえば、パラブーツのシャンボードに似ています。

違いは、素材と製法、ラストです。

ゴルフの方が豊富なサイズ・ウィズから選ぶことができるので、多くの人にフィットします。

シャンボードは大きめの作りで、足型を選びます。

私の試着した感じで言うと、

シャンボードは甲が高い

ゴルフは甲が低い

です。

フィット感で言えば、断然ゴルフです。しかし、甲が高い場合はシャンボードの方が合うかもしれません。

どちらにせよ試着が必要です。

#180 シグニチャーローファー

出典:https://www.jmweston.com
モデル#180 シグニチャーローファー
素材ボックスカーフ/各種エキゾチックレザー
製法グッドイヤー製法

ブランド創始者によってデザインされたローファーです。

ウエストンといえばこのローファー

ローファーといえばウエストン

このように思う人も多いのではないでしょうか。

怠け者の意味を持つローファーですが、ウエストンのローファーを履いたら怠けることなんかできない気がします笑

同じデザインで様々な素材・カラーを選べるのも魅力の一つです。爬虫類系のレザーもあり、人とは違った靴を履きたい方にはいいのではないでしょうか。

出典:https://www.jmweston.com

画像はアリゲーターの革を使ったものです。なんだか強そうです笑

ローファーの場合は、紐で調整することができないため、フィット感が重要です。

豊富なウィズを揃えているため、個々人にフィットするものが見つかると思います。

ローファーは足に合わないから諦めていた方でも、フィットするものが見つかるはずです。

豊富なウィズを揃えている

ウエストンはモデルごとに多くのウィズを揃えています。

画像を見るとA〜Fまで6種のウィズがあります。

ウエストンの店舗ではスタッフが丁寧にフィッティングをしてくれます。まだ履いたことのない方は、ウエストンの店舗で試着だけでもしてみることをお勧めします。

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ウエストンの購入は専門店で

やはりウエストンの購入は専門店がいいです。

スタッフのフィッティングやアドバイスも的確です。豊富なウィズを在庫として持っているのもいいです。

その場でいろいろなサイズ・ウィズを試すことができます。

万力締めと冒頭で書きましたが、実際はそこまでキツいものは勧められませんでした。

私の場合はDウィズとCウィズを勧められ、もし試着段階でCウィズが痛ければやめてくださいと言われました。「今はキツくても履いていくうちに馴染んできます。絶対にキツい方を選んでください」とは言われません。

もちろん、最後の決断は個々人になりますが…

そして、履き慣らしは必要だと言われました。

最初は自宅で履き慣らしてから外に出た方がいいと言うアドバイスをいただきました。

人にもよりますが、最初から一日中歩き回るのはやめた方がいいそうです。

まずは自宅で履き慣らし、自宅周辺を散歩、行けそうだと思ったら1日履いてみる。こんな感じがいいそうです。

試着だけしかしてないので、実際のところはわかりませんが…

おわりに

ウエストンの革靴はいかがだったでしょうか。

個人的にはゴルフかローファーの2択です。

もちろん他にも魅力的なモデルもありますが、まずは定番モデルにいきたいです。

実は香港に店舗があったようですが、すでに閉店しています。行きたかったです。

ですが、マカオには取扱店があります。と言ってもショッピングモールの革靴コーナーにある程度です。ローファーはありましたが、日本の専門店のようなフィッティングはしてくれませんでした。値段を覚えて無いので、もし次回行く機会があれば値段を見てきます。

では、今回はこの辺で

次回もお楽しみに
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