- ローファーが欲しい
- 3万円くらいで革靴を探している
- カジュアルな革靴が欲しい
スニーカーブームもある程度落ち着きを見せ、だんだんと革靴を履く方も増えてきた昨今。
革靴が欲しいと思っている方も多いのではないしょうか?
しかしながら、残念なことに最近は材料費や人件費の高騰…
さらには円安の影響もあり、革靴の価格は年々上昇傾向。
ここ5年くらいで、ブランドによっては2倍ほどの値上げをしているブランドもあります。
欧米ブランドであれば、10万円以上の革靴ブランドが増え、どんどん革靴が買いにくくなっています。
そんな中で、いまだに3万円台で購入できる革靴ブランドがあるんです(モデルによっては2万円台)
それが…
G.H.BASS
- 100年以上の歴史あるブランド
- マイケル・ジャクソンが履いたローファー
- ローファーの元祖と言われるブランド
このような特徴があります。
そんなG.H.BASSでおすすめのローファーを5モデルピックアップしたので、今回は紹介していきます。
G.H.BASSのおすすめモデル5選
ローガン
ローファーの元祖やマイケル・ジャクソンが履いたと言われているのがこちらの…
ローガン
というモデル。
シンプルなローファーで装飾が少ないのが特徴。
次に紹介するラーソンというモデルとの違いはサドルの部分にビーフロールという装飾がない点。
また、スリットのデザインがハーフムーンになっています。
シンプルなので、どんな服装にも合わせやすいですが、G.H.BASSの中ではドレスライクな印象もあります。
個人的にはストーリー性やジャケパンスタイルなどビジネスも視野に入れている人におすすめなモデル。
ラーソン
ローガンにビーフロールを追加し、スリットのデザインが鳥が羽根を広げているように見えるスキャグウェイというデザインになっているのがラーソン。
ビーフロールがつくことで装飾感があり、カジュアル使いしやすいのが特徴。
また色展開も豊富で、白黒といったツートーンの配色もあります。
インスタグラム等でも白黒は紹介されており、人気のカラーです。
足元にアクセントを入れたい方におすすめです。
ラーソン(ラバーソール)
イージーウィージャンと呼ばれていて、価格は2024年5月現在で3万円を切る価格。
G.H.BASSは基本的にはレザーソールを採用していますが、レザーは滑りやすかったり、雨に弱いというデメリットがあります。
そのデメリットの心配がないのがラバーソール。しかもちょっと安い。
3万円を出すのはちょっと…
と思う方はこのモデルを選ぶのもアリです。
ラーキン
甲の部分にタッセルという房飾りがついているタッセルローファーがラーキンというモデル。
タッセルローファーはアメリカでは「弁護士の革靴」と呼ばれたりしています。
大人っぽい雰囲気で履くことができるので、キレイめな服装にぴったりとハマります。
他ブランドのタッセルローファーだとフェミニンな印象を受けたりしますが、G.H.BASSはどこか無骨な感じもします。
タッセルローファーに挑戦したい方の最初の一足としてもおすすめです。
リンカーン
甲の部分に馬具を模した金属パーツが付いてるデザイン。
このデザインはビットローファーと言います。
グッチが最初に作ったデザインと言われています。
シルバーがアセントとなり、足元に華やかさを出してくれる感じがあります。
シンプルな服装が多い方は足元にアクセントを加えるために選ぶのがいいかなと思います。
G.H.BASSの特徴
ここではG.H.BASSの持つ特徴を紹介していきます。
G.H.BASSの特徴としては…
- ガラスレザー
- マッケイ製法(ブラックラピド製法)
- クッション
- レザーソール
これらについて説明していきます。
ガラスレザー
G.H.BASSに使われている革は基本的にはガラスレザーです。
お手入れもそこまでする必要がなく、雑巾などで拭いてあげれば大丈夫。
もう少し光沢感が欲しいなと思ったらクリームエッセンシャルなどを使うといいです。
また、G.H.BASSのガラスレザーは一枚革。
履き込むことで柔らかくなってきます。
最初は硬さがありますが、経年変化とともに柔らかくなるため足馴染みがよくなってきます。
お手入れがそこまで必要ないことと革が馴染んでいくことで、革靴初心者の方にもおすすめな革となっています。
マッケイ製法(ブラックラピド製法)
G.H.BASSの製法はよくマッケイ製法と紹介されますが、実は違います。
正確にいうとブラックラピド製法です。
ではマッケイ製法とブラックラピド製法は何が違うのかというと…
それを説明するにはマッケイ製法をまずは知らないといけないです。
マッケイ製法を簡単にいえば、アッパーと中底、そしてアウトソールを一緒に縫い付ける製法。
そして、ブラックラピド製法は、アッパーと中底、ミッドソールを縫い付けた後にアウトソールとミッドソールを縫い付ける製法です。
言葉だけではイメージがつきにくいですが、上の写真のようにアウトソールが張り出し部分にステッチが見えるのがブラックラピド製法の特徴です。ちなみにマッケイ製法だとステッチが見えません。
クッション
G.H.BASSは見た目は昔からほとんど変わっていませんが実は見えない部分は進化しており、クッション材が入っています。
わかりやすいのが踵の部分。
ちょうどインソールのロゴの部分が出っ張っており、その部分にクッション材が入っています。
また前足部にもクッション材が入っています。
ですが、実際に履いてみるとスニーカーほどのクッション性は感じません。
なんとなく他ブランドのローファーに比べるとクッション感があるのかなという程度です。
ちなみにラバーソールのモデルにはクッション材が入っていません。
レザーソール
G.H.BASSではレザーソールとラバーソールを展開していますが、個人的なおすすめはレザーソールです。
おすすめの理由としては…
- 高級感がある
- レザーソールが馴染んでくる
- つま先や踵の補修ができる
ラバーソールに比べて、やはりレザーの方が高級感があります。見た目はモノ選びに大切な部分でもあるので、その部分で高級感があるというのは購入の決め手になるはずです。
特にG.H.BASSは3万円台で購入できる点で欧米の革靴ブランドの中では比較的手に取りやす価格で販売しています。
そして、その価格にもかかわらず高級感のあるレザーソールを使っている点はすばらしいです。
次にレザーソールは馴染みが出てきます。
最初はどうしても硬さがありますが、数ヶ月履いていけばソールが曲がっていき、歩きやすくなってきます。
履き心地の経年変化も革靴を履く醍醐味でもあります。
さらに、レザーソールはつま先や踵の補修ができます。
しかしながら、レザーソールであればつま先が削れてきた時に当て革をして補修することができますし、踵が削れてきたら、踵のゴムの部分を取り替えることができます。
各補修は3,000円ほどですので、削れが気になってきた時に補修しながら長く履くこともできます。
また、ハーフラバーを張ってあげることで、レザーソールの消耗を防ぐことができたりもします。
まとめ
G.H.BASSのローファーはいかがだったでしょうか。
3万円台で購入できるにもかかわらず100年以上の歴史があり、昔からほとんど変わらないデザインを貫いているブランド。
それでいてクッション材を入れているなど機能性をアップデートしています。
定番アイテムとしてこれからも長く愛されているくブランドですので、気になった方はぜひ手に入れてみてください。
ということで今回はこの辺で。
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