- トリッカーズのサイドゴアブーツが欲しい
- きれいめなブーツが欲しい
トリッカーズといえば1829年にイギリスのノーザンプトンで創業し、イギリス最古のシューメーカーと呼ばれています。イギリス王室御用達の称号でもある「ロイヤルワラント」も授与されており、歴史と実績を兼ね揃えたブランド。
そんなトリッカーズはカントリーブーツやカントリーシューズが有名です。
ウイングチップにメダリオンといったブローキングシューズがアイコン的で、ぽってりとしたフォルムや大きく張り出したコバなどカジュアル感が強い革靴が多いです。
しかし、今回紹介するブーツは、そんなトリッカーズの特徴とはちょっと違ったキレイめなブーツです。
言い意味でトリッカーズらしくないサイドゴアブーツを紹介していきます。
トリッカーズ M7327
型番 | M7327 |
ラスト | 10660/1 |
アウトソール | ダブルレザーソール |
革 | ボックスカーフ |
こちらが私が手に入れたトリッカーズのサイドゴアブーツ。
見た目から、結構スマートな見た目だと思います。
型番で調べてみると、こちらはトリッカーズを取り扱っているトレーディングポストのDUKE COLLECTIONから展開されているモデルのようです。
また、ライニングを緑色にしているのも特徴です。
現在は、このコレクションの取り扱いはないようですが、中古市場では手に入るかもしれないので、気になる方は探してみてください。
外観レビュー
デザインはウイングチップのサイドゴアブーツ。
ウイングチップだとつま先部にメダリオンが施されています。
しかし、このモデルは…
このようにメダリオンがありません。
装飾感が薄れるものの、逆に主張が少なくなり、いろんなパンツに合わせやすい感じがあります。
つま先部と踵部にブローキングがあります。
ギザギザしたピンキングと穴飾りのパーフォレーション。
デザインのアクセントとなっています。
ブローキングは後ろで繋がっています。
シルエットは細身。つま先にかけて細くなっています。
トリッカーズというと結構ボリューム感があるラストのイメージですが、それと比べるとだいぶ細い感じがあります。
ドレスライクなシルエットなので、キレイめなスタイルにマッチします。
履いてみる
履いてみるとこんな感じ。
革は黒のボックスカーフが使われています。履くとこのような履き皺になります。
細かな皺が入り、革質は良好です。
光沢感もあり、高級感がある革です。
ジーンズとサイドゴアブーツ
ブラックジーンズと黒のサイドゴアブーツ。
色がマッチしているため、足長効果も期待できます。
ジーンズ自体はカジュアルパンツですが、黒にすることで、キレイめな印象を与え、サイドゴアブーツでドレスの印象を与えることで、カジュアルさを軽減することができます。
大人の普段着として個人的には好きな組み合わせです。
もう少しカジュアル感を出したいなら、やはりブルージーンズ。
あまり太みのジーンズではなく、細身のものを選ぶとサイドゴアブーツとマッチしやすいと思います。
ミリタリーパンツとサイドゴアブーツ
太めのチノパンと合わせて見るとこんな感じ。
オリーブカラーのチノパンなのでミリタリー感があるパンツ。
無骨なシルエットのパンツに合わせてもマッチします。やはりサイドゴアブーツの持つ品の良さが無骨なパンツのカジュアル感を打ち消してくれる感じがあります。
無骨なチノパンやミリタリーパンツにワーク系のブーツもいいですが、キレイめなサイドゴアブーツも合いますので、ぜひ試してみてください。
まとめ
トリッカーズのサイドゴアブーツはいかがだったでしょうか。
DUKE COLLECTIONから展開されているモデルで、いい意味でトリッカーズらしくないスマートなブーツに仕上がっていました。
他にもトリッカーズではサイドゴアブーツを展開していますが、今回紹介したモデルが一番ドレスライクな見た目となっています。
今はないコレクションで新品で購入することはできませんが、気になる方がいたら中古市場等を探してみてください。
ということで、今回はこの辺で。
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