【フェアリーノヴァ2】NASAも使う断熱素材‼︎発熱機能も備えた冬に使える防水ジャケット【Rasical】

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  • 春夏秋で使えるシェルジャケットが欲しい
  • シンプルなシェルジャケットが欲しい
  • ダウン以外の暖かなジャケットが欲しい
  • 都会的なシンプルなシェルジャケットが欲しい

キャンプやアウトドアで活躍してくれるシェルジャケット。

機能性素材が使われており、防風性や防水性、透湿性に優れているものが各アウトドアブランドから販売されています。

そんな中で今回は、+αを備えたシェルジャケットを紹介していきます。

それが…

Rasicalのフェアリーノヴァ2

このジャケットの特徴は…

  • NASAも使用している断熱素材を使用
  • 防水・透湿性がある
  • ヒート機能がある
  • シンプルなデザイン

とにかくシンプルなシェルジャケットなのに機能が充実しています。

どこかワクワク感を感じさせてくれるジャケット。

この記事ではRasicalのフェアリーノヴァを解説していきます。

この記事でわかること

フェアリーノヴァ2について

モデルフェアリーノヴァ2
機能防風・防水・透湿・断熱・発熱
価格¥39,840(複数枚買うと割引あり)

こちらがフェアリーノヴァ2です。

「フェアリーノヴァ ver.2」は、2020年冬にリリースし、多くの方から好評いただいた「フェアリーノヴァ」の、バージョンアップ版です。

「フェアリーノヴァ」は、NASAが宇宙服で使う断熱素材を独自加工した素材を配合し、薄い生地でありながら、防寒性、デザイン性、耐久性のすべてを高い次元で満たす高機能ジャケットです。

薄くて軽い素材であるにも関わらず、氷点下からも身を守ってくれます。薄さ1mmのHeat Ether™(ヒートエーテル)は防寒性が高く、着用時もゴアゴアしません。

Rasicalより

一見するとシンプルで特別な感じを受けないジャケットですが、実はいろいろな機能が隠されています。

それぞれの機能を解説していきます

NASAが使用している断熱素材

なんといってもフェアリーノヴァの特徴は素材。

NASAが使用している「Heat Ether®(ヒートエーテル)」を独自加工してジャケットの素材に採用しています。

宇宙空間でも使用されている素材で…

-196℃の液体窒素を噴射しても冷気を遮断する

という高機能素材です。

NASAが使用している素材ってだけでもワクワクが止まらないです

この断熱効果によって、寒い冬時期に着ていても寒さを感じにくくなります。

実際に冬の10度以下の環境で使用しましたが寒さを感じることはほぼありませんでした。

断熱効果を体感しました

しかし、発熱作用のある服やダウンジャケットとは違い服から暖かさを感じることはないです。

あくまで断熱なので、暖かさを感じるジャケットではなく、寒さを感じにくいジャケットという感じがします。

とはいっても、このフェアリーノヴァには発熱機能も搭載しています。

それについては次に解説していきます。

発熱テクノロジー

先ほども説明した通り、断熱効果は素晴らしいです。

しかし、断熱だけでは暖かさを感じることはできません。

そこで、フェアリーノヴァには便利な機能があります。

それが…

チート発熱

モバイルバッテリーから電力を供給することで、なんとジャケットが発熱するのです。

このように内側にUSBのコネクターがあるので、そこにモバイルバッテリーを繋げます。

すると上部のボタンの色が変わり発熱し始めます。

温度調整は4段階あります。

モバイルバッテリーを繋げるとすぐに赤が点灯し53度の発熱を開始します。

そこからボタンを押すことで色が変化し、それとともに温度も変化していきます。

このように発熱することで体温が2度ほど上昇します。

実際に私も使用しました

使用した感想としては…

暖かいかな…
うーん…
暖かい感じがする

といったのが正直な感想です。

実際に使用すると腰の辺りから暖かさを感じます。どことなくカイロを貼った感じです。

ですので背中と発熱部が密着しないとチート発熱の効果を十分に発揮しません。

リュックを背負うと衣服が背中に密着して暖かさを感じてきます。

しかし、暖かさを感じることはできますが、服の中全体がポカポカしてくる感じではありません。

発熱と聞いて、服内部の温度が上がるかといったら、そんな感じではありません。

部屋で例えると、ストーブやエアコンを使って部屋の温度を上げるのではなく、遠赤外線ヒーターで体を温める感じです。

(わかりにくかったらすいません)

すごく温かくなるといった感じではないので、その点は選ぶ際に参考にしてください。

またモバイルバッテリーは…

このように内ポケットに収納することができます。

ですが、モバイルバッテリーの大きさにもよりますが、この位置に収納することでモバイルバッテリーの重みを感じます。

またお腹周りもちょっと膨らんだ感じがするので、服のシルエットを崩す感じもします。

気になる方は気になるかなと思います。

この辺は個人的にはデメリットに感じました。

防水・防風・透湿性

生地は断熱効果の他に…

防水性・防風性・透湿性

があります。

Rasicalの説明によると…

嵐にも対応、20,000mm耐水圧

があり、非常に優れた防水性があります。

ちなみに20,0000mm以上で嵐にも耐えうる数値です。

さらに風は通さず蒸気を逃す生地構造になっています。

35,000g/㎡の透湿性

があり、これも優れた数値となっています。

ちなみに防水・透湿性素材として有名なゴアテックスは…

  • 耐水圧50,000㎜以上
  • 透湿性25,000〜98,000g/㎡・24hrs 

ゴアテックスにも匹敵するような数値を叩き出しており、数値上は信頼できる防水・透湿性素材といえます。

個人的には雨具として使用する予定はありませんが、突然の雨に打たれても大丈夫な防水性があるのは嬉しいところです。

透湿性はムレを感じにくくさせる作用があります。

これについては、日常的な使い方をする分には前を開けた状態で着たりすることも多いので…

透湿性の良さはあまり体感していません

もっと活動量の多いシーンでは透湿性を感じることができると思います。

シンプルなデザイン

フェアリーノヴァは非常にシンプルなデザインです。

表面に見えるポケットは3つ

サイドポケットが2つ

胸ポケットが1つです。

それぞれジッパーがついており、さらに止水ジップとなっています。

貴重品を入れてもジッパーがついているので安心感がありますし、止水になっているので水の侵入を防ぐことができます。

水に濡らしたくない貴重品を入れておくのに便利です。

そして内ポケットは2つあります。

右手側の内側にポケットが1つあります。

こちらもジッパー付きです。

そして左手側にはモバイルバッテリーを収納するポケットがあります。

こちらはジッパーはありません。

ポケット以外のディテールとしては…

袖口にはマジックテープ仕様のベルクロがあります。

さらにその内側は…

2層構造になっています。

ここにはサムホールがついているので…

こんな感じで親指を通すことがきます。

手が冷えることも多いので、これは意外と嬉しいディテールです。

裾にはドローコードが両サイドについており、これを使って風の侵入を防ぐことができます。

さらに襟には目立たない小さめなジッパーがついており、それを開くとフードが収納されています。

しかしフードの生地は結構薄く、個人的には頼りなさがあるので、基本的にはフードを出すことはないです。

内側はフリース素材なので、一番上まで閉めると首元も暖かさがあります。

全体的にはアウトドアウェアとしても必要十分な機能が備わっています。

見た目のシンプルさに反して機能が詰まっている感じがします。

さらに生地感もいいです。

写真だとどうしても生地感を伝えにくい感じがします。

ですが一応説明していきます。

まず表面はテカテカした感じはありません。光沢を抑えたマットな質感です。

ですが完全なマットではなく、わずかなテカリがある感じです。

そして触った感じはゴワゴワ感は少ないです。どうしても防水ジャケットの生地はゴワゴワしたり、硬さがあるものが多かったりします。

フェアリーノヴァの生地はそういった感じがせず、どちらかというと柔らかさがあります。

ダウンジャケットに使われる生地に近いと思います。

街着としても着られるような生地になっていますので、街着として考えている方にもおすすめしたいです。

結構、都会的でスタイリッシュさがあります。

サイズ感

172cm 75kgで2Lを着用しています。

サイズチャートはこのようになっています。

172cmであればM〜2Lの中から選ぶのがいいと思います。

ジャストであればMかL

私は少しゆったりと着たかったので2Lにしました。

2Lでもそこまで大きすぎません。

中に着込みたい方やファッション的に着るのであれば2Lでもいいと思いますし…

アウトドア用途ですとか、割りとジャスト目が好きな方ですとMかLがいいと思います。

ダウンジャケットのようにモコモコしたジャケットではないので、大きめのサイズを選んでも割りとスッキリとして見えます。2つのサイズで悩んだら大きめを買ってみても良いと思います。

ちなみに試着は下記でできます。

場所: b8ta Tokyo – 有楽町

日時: 2022年10月1日(土)〜2023年3月末日(予定)

営業時間: 11:00 – 19:30

定休日: 不定所在地: 〒100-0006 東京都千代田区有楽町 1-7-1 有楽町電気ビル1階

都内に住んでいる方はこの場所で試着ができますので、ぜひ行ってみてください。

フェアリーノヴァの残念な点

基本的には残念なポイントはほとんどありません。必要十分な機能、またそれ以上の機能があり、シンプルで使いやすいデザインはマイナスポイントを見つけるのは難しいです。

しかし、強いてあげるのであれば…

  • チート発熱が思ったより暖かくない
  • モバイルバッテリーを別途用意しないといけない
  • 値段が高め

このような点です。

チート発熱が思ったより暖かくない

発熱機能があると知って、この機能は楽しみにしてみましたが…

実際に使ってみると期待していた暖かさではありませんでした。(私が想像していたのと違った感じです)

その点は残念。

もっと服の内部全体がポカポカと温かくなるのを想像していましたが、そういったわけではなく背中部分が温かくなり、カイロのような役割をしてくれる感じです。

想像とは違っていたというのもありますが、個人的な残念ポイントとしておきます。

ですがリュックを背負っていると背中から暖かさを感じます。体温が上がる感じはあるので、寒い地域にお住まいの方なら使う機会は多いかなと思います。

モバイルバッテリーを別途用意しないといけない

これも発熱機能繋がりですがモバイルバッテリーを別途用意しなければなりません。

このご時世モバイルバッテリーを持っていない方は少なかとは思いますが、持っていない方は発熱機能を体験することはできません。

また、モバイルバッテリーの収納ポケットが下の方についているため、大きめのモバイルバッテリーを収納すると重みを感じます。

モバイルバッテリーの収納位置を胸あたりにすると重みを感じないのではと思いました。しかし、胸位置にするとそれはそれで異物感を感じてしまうかもしれません。

個人的には専用の取り外し可能なバッテリーを内蔵してくれた方が良かったなと思いました。

値段が高め

価格は約4万円です。

4万円くらいになると各アウトドアブランドからゴアテックス素材を使ったジャケットを購入することができます。

すでに信頼と実績のあるゴアテックス素材。対してフェアリーノヴァに使われている素材はヒートエーテルという一般的にはまだまだ認知されていない素材。

ゴアテックスが使われたジャケット

ヒートエーテルが使われたジャケット

この2つを同じ4万円で並べたときに…

私はゴアテックスを選ぶかなというのが正直な思いです

しかしながらフェアリーノヴァはゴアテックスに+αを加えています。

断熱や発熱という保温性をキープする機能というのは、ゴアテックスを使ったジャケットにはなかなかないので、その点を付加価値と捉えれば4万円でも選ぶ価値はあります。

とはいってもそれを知っている人がどれだけいるのかという問題もあります。

その点でこのレビュー記事が参考になればと思っています。

まとめ

フェアリーノヴァはいかがだったでしょうか。

  • NASAも使用している断熱素材を使用
  • 防水・透湿性がある
  • ヒート機能がある
  • シンプルなデザイン

このような特徴のあるジャケット。

日常使いとしては必要十分な機能を備えており、非常に使いやすいジャケットです。

気になった方はぜひ手に取ってみてください。

ということで今回はこの辺で。

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