【FULLCOUNT 0105SH】新疆綿のセルビッジデニムを使った中国製のフルカウント

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  • フルカウントのSHシリーズって何?
  • フルカウントの廉価版がある?
  • こだわりのセルビッジジーンズを手頃な価格で手に入れたい

フルカウントといえば日本のジーンズブランド。

ジンバブエコットンという繊維長の長いジンバブエコットンを使ったデニム生地を採用。柔らかな履き心地で、その履き心地に魅了されて購入する人も多い人気のブランドです。

私も1108XXを持っています。

そしてフルカウントは日本のブランドであり、日本製。

しかし調べていくと、中国製のフルカウントがあるんです。

それが型番にSHがついたモデル。

簡単に特徴を述べると…

  • 世界三大コットンの一つ新疆綿を使ったセルビッジデニム
  • 日本製のモデルと同じディテール
  • 価格が約16,000円

このようになります。

日本製の定番モデルが26,000円ほどなので、1万円ほど安く買うことができます。

大きく違うのは素材で、本家がジンバブエコットンに対して、中国製は新疆綿。

フルカウントはジンバブエコットンを売りにしていることを考えると、この素材の違いが購入するか悩むところかと思います。

その点も触れながら、この記事ではフルカウント0105SHの解説をしていきます。

この記事でわかること

フルカウント0105SHとは

型番にSHのつくものは中国製のもの。

中国のジーンズブランドであるREDCLOUDが生産を請け負っているモデルです。

そして、SHはREDCLOUDがある瀋陽市(Shenyang)の頭文字からつけられた型番です。

通常モデルとSHモデルの違い

通常モデルとの違いは、前述した通り…

  • 生産国
  • 素材
  • 価格

となります。

  • 生産国は中国瀋陽市(REDCLOUDが生産)
  • 素材は新疆綿(世界三大コットンの一つ)
  • 15,800円(Amazonでの価格)

その他のディテールはほぼ同じですので、レプリカジーンズとしては割りとお手頃な価格で買うことができます。

しかしながら、フルカウントの特徴の一つであるジンバブエコットン。この素材で作られるデニム生地が欲しい方は選ばない方がいいです。

0105SHの外観レビュー

フロント

0105はフルカウントのモデルの中で太めのシルエット。

ルーズストレートと言われるシルエットで、ジーンズらしい無骨なシルエットに仕上がっています。

デザインはオーソドックスな5ポケットジーンズ。

フロントの前立ては…

このようにボタンフライ仕様になっています。

ボタンはFULLCOUNTと刻印されているオリジナルボタンを採用しています。

マットな質感です。

中国製で廉価版といった位置付けになるかと思いますが、使われているパーツはオリジナルのものと変わりません。

そして縫製に使われている糸も上の写真を見ればわかりますが、色を変えています。

細かい部分もオリジナルと同じように仕上げられています。

バック

バックデザインはこのようになっています。

バックポケットには飾りステッチがありません。

フルカウントでは2019年にモデルチェンジがあり、従来モデルからバックポケットの飾りステッチや赤タブ、パターンなどが変更されました。

そのため、日本製の現行モデルでは飾りステッチも赤タブもありません。

しかし、こちらのSHでは飾りステッチはないものの、赤タブは残されています。

しかも赤タブは綺麗に残している訳ではなく、ほつれたような感じで残されています。

新品状態で見ると、なんだか不良品のようにも見えますが、これから穿き込んでいき色落ちが進んできた時に見ると、アジが出るんだろうなと予感させます。

右が旧モデル

ちなみに私は旧モデルを所有しています。

そちらとデザインを比較するとこんな感じです。

リーバイスを彷彿とさせる飾りステッチが廃止されたのがわかります。さらに旧モデルの赤タブは綺麗な状態で付けられていますが、SHでは破れた感じになっているのもわかります。

そしてバックポケットには…

内側から見ると隠しリベットがあります。

見えない部分ですがヴィンテージのディテールが付けられています。もちろんこれは日本製のモデルにも付いています。

パッチはこのように革パッチとなっています。

ワンウォッシュのモデルなので洗いがかけられていますが、ワンウォッシュ以上に使い込まれた色味になっています。

デザインはオリジナルものと変わらなく、2頭の龍がいます。

そしてその下にはモデル名の0105SHが書かれています。

新疆綿のセルビッジデニム13.7oz

セルビッジデニムとは「力織機」と呼ばれる昔ながらの旧式の織機で織られたデニム生地のこと。

写真のようにほつれ止めの白い部分があるのが特徴。

これは「ミミ」と呼ばれます。リーバイスではさらに赤いステッチが入っていることから赤ミミと呼ばれています。

セルビッジデニムの特徴は、やはり色落ちにあります。

生地にザラつきがあったり、ムラがあったりなど、均一ではない表面。

これが穿き込み、洗濯をしていくことで独特の色落ちを見せてくれます。

縦落ちと呼ばれる縦に白い線が入ったような色落ちなど、ヴィンテージジーンズに見られる経年変化を見せてくれるのがセルビッジジーンズの特徴です。

そしてSHでは、デニム生地に新疆綿が使われています。

新疆綿は世界三大コットンの一つで、超長繊維綿です。

フルカウントでは通常「ジンバブエコットン」を使っています。ジンバブエコットンも超長繊維綿で、これを使うことで柔らかな履き心地を実現しています。

ジンバブエコットンと新疆綿はともに超長繊維綿ではありますが、穿いた感じはジンバブエコットンで作られた日本製のものが柔らかさがあるかなといった感じ。

とはいっても、新疆綿もごわつきは少ない感じで、硬くて穿きづらい感じはありません。

シルエット

172cm でW32を着用

シルエットはルーズストレートということで太めのシルエット。

フルカウントの定番ジーンズの中では、一番太いシルエットとなっています。

しかしなが、昨今のワイドシルエットから見るとそこまで太さを感じません。むしろ新鮮さを感じます。

個人的には細身のジーンズを複数所有しているので、少し太めのものが欲しいと思い、このシルエットにしました。

SHシリーズでは、太めの0105SHの他に1108SHという細めのシルエットのものもあります。

私はこんな感じでゆったりとしたシャツと合わせています。

適度に緩く、適当に穿ける感じが気に入っています。

そして足元にはローファー。

スニーカーを合わせるとカジュアルすぎる気がするので、そんな時はローファーです。

ローファーは革靴の中ではカジュアル向きのデザイン。それでも革靴の持つドレスの印象は、コーデを大人っぽくしてくれます。

また、夏場はカバーソックスと合わせることで素足を見せることができ、清涼感もプラスすることができます。

革靴だけど気軽に穿けるので、カジュアル革靴をお探しの方にもローファーはおすすめです。

太身のジーンズとの相性も抜群です。

価格と購入場所

ここまで読んでくれた方ですと、欲しいなと思っている方もいらっしゃると思います。

しかし、こちらのSHのシリーズは…

中国圏限定での販売となっています。

私は中国在住ですので、中国のオンラインショップ(タオバオ)で購入しました。

価格は899元

約18,000円(1元=20円)

ちなみに中国では日本製のフルカウントは1,500元以上。それを考えると割りと手に取りやすい価格となっています。

日本での販売はないのは残念…

と思ったら

Amazonを見てみると1108SHは販売されていました。

価格は15,800円

気になる方はぜひチェックしてみてください。

まとめ

フルカウント0105SHはいかがだったでしょうか。

中国製と聞くと廉価版のようなイメージがありますが、実物を見るとそんな感じはしませんでした。

日本のレプリカジーンズを手に取った時と同じような、良いジーンズだな〜といった印象でした。

まだどんなエイジングを見せてくるのかは未知数なところはありますが、私なりに育てていきたいと思います。

ということで今回はこの辺で

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