【Nigel Cabourn ブリティッシュオフィサーズシャツ】100回洗濯しても大丈夫‼︎長く着られるシャツならコレ

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  • 長く着られるシャツが欲しい
  • ナイジェルケーボンのシャツが気になる

シャツは消耗品のイメージがあります。どうしても肌に近い部分のアイテムのため、痛むのが早く、数年おきに買い替える方も多いはずです。

しかし、そんなイメージのシャツが長く着られると知ったらどうでしょうか?

欲しくありませんか?

私は欲しいです

基本的に年中シャツばかり着ている私からすると長く着られるシャツは魅力的。

お気に入りのシャツならずっと着ていたいものです。

そんなシャツはないかと探していたら…

見つけました。

それが…

ナイジェルケーボンブリティッシュオフィサーズシャツです。

なんと100回洗っても壊れない。

そんな丈夫で長く着られるシャツを詳しく紹介していきます。

この記事でわかること

ナイジェルケーボンのブリティッシュオフィサーシャツ

こちらがナイジェルケーボンのブリティッシュオフィサーズシャツです。

別注生地からのスタートでは満足できず、糸を校正するコットン短繊維のチョイスとブレンドからスタートし、糸造りである紡績からオリジナルで取り組んだ緯糸を使ったナイジェル・ケーボンの定番シャツ、ブリティッシュ・オフィサーズシャツ。 このシャツは生産スタートから製品まで約6ヶ月の時間を要します。すなわち、糸づくりに2ヶ月、生地に2ヶ月、製品に2ヶ月です。生地屋さんから出来合いの生地を購入して製品にすれば最速で約2週間ほどでしょう。  

それでも私たちはこの定番シャツを作り初めて以来この製法を一切崩していません。  

たかが1 枚の、一見はなんて事もない普通のオックスフォードシャツに、私たちは心血を注いでいます。

ナイジェルケーボンより

こちらの商品説明を見ると非常に手間暇がかけられて作られていることがわかります。

たかがシャツ1枚。

されどシャツ1枚。

こういった手間隙かけられたアイテムに男性は心を惹かれてしまいます。

ちなみに古着で購入したので、すでにいい具合のヤレ感が出ていていい雰囲気です。

では詳しく見ていきましょう。

フロントのディテール

一見するとシンプルなスタンダードなデザインです。

ですがよく見ると…「なんか違う」となります。

まずはネックの部分から。

襟は、意外と開いています。そして、若干小さめの感じがします。

ブルックスブラザーズのボタンダウンシャツをよく着る私からすると、ちょっと小ぶりで開き気味の襟に見えます。

そしてこちらは古着で購入したので、襟の部分は皺が入ったり色褪せていたりとヤレ感が出ています。ドレスシャツならこういったヤレ感は買い替え時かもしれませんが、このシャツなら「アジ」と捉えることができます。

また、この襟、実は…

このように隠しボタンダウン仕様になっています。

ボタンダウンなので襟がパタつく心配もありません。

また、表からはボタンが見えないので、ドレスライクな印象で着ることができます。

そしてボタンはシェルボタン(貝ボタン)が使われています。光沢感が美しいです。

しかもボタンは100回洗っても取れないくらいしっかりと縫い付けられているようです。

また、前立てのパッカリングもいいですね。

パッカリングがあることで、ヴィンテージのような独特な雰囲気が出ています。

シャツというよりワークジャケットのような風合いにも見えます。

さらに裾に目を向けると…

最後のボタンを留めるところはラウンドしています。

このシャツは1940年代の英国軍のシャツをベースとしており、当時のディテールを再現しています。

当時はシャツをインするのが前提で、タックインした時にシャツの収まりがよく、激しい動きをしても裾が飛び出して乱れないようなディテールです。

こんな感じで手をあげても素肌が見えにくくなります。

こういった意味のあるディテールってのはやっぱりいいですね。

タックアウトして着ても、このディテールはアクセントとなってくれます。

バックのディテール

後ろはこれといってディテールはありません。

プリーツも入っておらずシンプルな後ろ姿です。

この部分にはダーツが入っており、適度に絞られています。

といってもそこまで絞られていないので、着た時にはボックス形状な感じに見えます。

生地と経年変化

この生地はいわゆるオックスフォード生地ですが、ナイジェルケーボンはこの生地に並々ならぬこだわりを持っています。

このこだわりについてはナイジェルケーボンの説明を引用したいと思います。

オックスフォードの定義は、タテ、ヨコの両方、あるいはいずれかが 2 本引き揃え てあることです。本ファブリックはヴィンテージの生地を蘇らせたスペシャル・ファ ブリックです。生地メーカーが既存品としてストックしていない、所謂別注品ですが、 本製品の場合、更に踏み込んで糸の段階から設計をしています。

タテ糸は細番のコーマ単糸。コーミングを付加することにより、微細な異物、奇形 繊維、短い繊維を取り除き、上質なステープルだけを撚糸した糸です。毛羽が少なく 自ずと丈夫であり肌触りもなめらかです。ヨコ糸は太番の超長綿。

スーピマコットン とサンフォーキンコットンを混合し、素晴らしい艶と弾力性を確保しています。タテ 糸に対し、ヨコが極端に太番であるため、ヨコ方向に自然なムラが発生しており、そ れがファブリック全体に豊かな表情を与えています。  

問題はここからです。一般的に量産体制に入るには、サンフォライズド加工が不可 欠です。日本名で防縮加工と呼ばれるこの行程は、その名の通り生地の段階で加工 をかけることによりその後の裁断や縫製後の縮みを抑えます。20 世紀の初め、サン フォード・クルエットにより発明され、ジーンズの縮みを防止する劇的な加工として 定着しました。

サンフォライズド加工は超長綿のナチュラルコットンの輝きを消し去ります。但し シルケット加工をかければ、これは解消します。またシルケット加工によりファブリッ クに「ハリ」が出て、上手い事に光沢まで付加されます。要するに「高そうに」見え る訳です。元々が、粗悪なコットン生地にシルクのような光沢を与え、シワ感も解消 する加工です。サンフォライズド加工とシルケット加工。安定した生地は、裁断も楽 でパターン調整にも手間がかかりません。見た目も高級感が出て言うこと無しです。たったひとつ、数年以上の耐久性という問題を除いては。

だから、本製品はシルケッ ト加工無し、サンフォライズド加工無しで生産することを決定しました。

作り手に都合の良い規格品ではなく、本当に着用して価値のあるもの。表面加工の メッキではなく、原材料である超長綿の持つ輝き。高品質の超長綿はシルクのように 「光る」のだ、という素朴な驚き。

今現在、マーケットに存在する多くのオックスフォードシャツと明らかに一線を画 すファブリック。そのファブリックで仕立てられた特別なシャツです。

ナイジェルケーボンより

正直いって理解するのは難しいです。

これは実際に生地を見ていただいた方がいいかと思います。

実際に見て触れてみると…

他のシャツ生地と全然違うことがわかります。

シャツとしては結構厚みがあり、一般的なオックスフォード生地の1.5倍から2倍くらいの厚みがあるように感じます。

言い過ぎかもしれませんが、そのくらいの質感の違いがあります。

そしてガシッとした生地で耐久性が高いので長く着られます。長く着られるということは経年変化を楽しめます。一般的なシャツだと経年劣化になってしまいますが、このナイジェルケーボンのシャツは経年変化を見せてくれます。

特にステッチ周りは生地が縮むことで、パッカリングが出ています。

ジーンズのような感じで、独特な雰囲気と風合いを感じます。

このように経年変化するため、着古した感じも出ていてヴィンテージ感も出てきます。ヴィンテージアイテムなど経年変化をするようなアイテムとの相性も良くなります。

他の方のレビューを見ると10年愛せるなど、長期で愛用できると書いてあります。実際にこの生地や作りを見るとそう思えてきます。

長く愛用したい方にはぜひ手に取っていただきたいです。

価格

こだわりの詰まったシャツということで価格は結構高めです。

価格は…

¥20,900 (税込)

シャツ1枚で考えると相当高いと思います。アウターに近い価格帯です。

ですが、1枚で何年も着られることを考えれば、着る年数が増えていくほどコスパが良いと言えるのではないでしょうか。

仮に10年着られるなら、1年あたり約2,000円。

ユニクロで2,000円程度のシャツを毎年買い替えるのと同じくらいです。

そう考えると……アリかもと思えてきます。まぁ単純計算ですので、これは自分が買う時の理由付けの一つとして考えておくと良いかもしれません。

また良いシャツですので、1枚買ってしまうと他のカラーも欲しくなります。結果的に複数枚買ってしまって、結構なお値段になることもあるので、その点はご注意を。

オフィサーズシャツのサイズ感

172cm、68kgでサイズ48を着用しています。

サイズ48はMサイズ相当です。

着た感じジャストフィットです。

もうワンサイズあげて、少しゆったり着るのもアリですね。

ガッシリした生地と意外と肩幅が狭いので、体型によってはワンサイズ、ツーサイズアップした方が無理なく着られると思います。

カラー展開でホワイトもありますので、もしビジネス使いもしたいのであればジャストサイズがおすすめです。

カジュアル使いしたいなら、今の気分だとサイズアップで着るのもいいと思います。

着丈もちょうど良いのでタックアウトして着るのが良いかと思います。

特に裾の部分は変わったディテールがあるので、こういった部分を見せたくなります。

このラウンドしたディテールが他のシャツとの差別化を図れて、着ていて気分が上がる部分です。

着用しているジーンズ

まとめ

ナイジェルケーボンのブリティッシュオフィサーズシャツはいかがだったでしょうか。

非常にこだわりの詰まったシャツで、所有欲を満たしてくれます。

特に生地へのこだわりは強く、ガシッとした生地感は長く愛用して経年変化を楽しみたくなります。

お気に入りのシャツというのは着る頻度も高くなりますが、何度も着ると襟の部分が汚れたり、破れが出たりします。そして買い換えようと思って同じものを探したら、すでに完売や生産終了で同じものが買えないこともあります。

その点で、このブリティッシュオフィサーズシャツは長く着られますし、定番アイテムですので完売も考えにくいです。すでに10年ほど販売を継続していることを考えると、これからも定番アイテムとして販売され続けるはずです。

2万円するため、最初の一歩が出にくいですが、買えばその良さに満足するはずです。

迷われている方は古着で探しても良いかもしれません。ちなみに私は古着で購入しました。

古着でも丈夫なシャツであるため、破れといったものはなく、逆に新品とは違った良い風合いが見れます。それはそれでありですので、古着で探すのもおすすめです。

私はすでに他のカラーも欲しくなっています。次に買うならホワイトでワンサイズアップくらいが良いかと思っています。

ということで今回はこの辺で。

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