20代におすすめカジュアル革靴ブランド10選 | 大学生でも購入可能な価格帯で紹介

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  • 革靴に興味を持ち始めてきた
  • 学生でも買える革靴が知りたい
  • 生活にゆとりが出てきたからいい革靴が欲しい

20代ならスニーカーを履く人が多いはず。だけど、大学生になってファッションに目覚めて革靴に興味を持ったり、就活で革靴を履くようにって革靴に興味を持ったりする人もいるでしょう。

いざ興味が出てもどんなブランドがあるかわからない。それが20代です。私もそうでした。

私は20代後半から革靴に興味を持ち始め、30代になった今、1年の大半はカジュアルで革靴を履いています。

そんな私がいろんな革靴を見て買ってきた経験から、20代におすすめしたい革靴ブランドを紹介します。

この記事では大きく20代「前半」と「後半」に分け、それぞれでおすすめしたい革靴ブランドを徹底解説します。

  • 20代前半なら学生でも買えるコスパの良い革靴ブランド
  • 20代後半なら5万円以上の名の知れたブランド

といった感じで紹介していきます。

この記事でわかること

カジュアルで履ける革靴はどんなデザイン?

今回はカジュアルで履ける革靴を中心に紹介していきます。

しかし、革靴と一口に言ってもさまざまな種類があるのをご存知でしょうか?

ビジネスシューズ=革靴

と思われる方もいると思いますが、この考えでカジュアルな革靴を選ぶと危険です。

なぜならビジネスシューズはあくまでスーツに合わせることを前提にデザインされています。

そのため、スーツのシルエットである細さに合うように革靴も細身のものとなっています。

ではカジュアルな革靴は何を選べば良いのでしょうか?

それはビジネスシューズと逆のものを選べば良いのです。

簡単にキーワードをお伝えすると…

ボリューム感です。

フォルムでいうとつま先が丸っこくなっているものやラバーソールなど厚みのあるソールが使われている方がカジュアルな服装に合いやすいです。

そしてもう一つ、デザインに注目すると…

装飾があるもの

これもポイントです。

ステッチが多かったり穴飾りが施されていたりする方が革靴の中ではカジュアルなデザインとなります。

また、紐がないものも基本的にはカジュアル。つまり、紐のないローファーもカジュアルな革靴です。

まずはポイントとして…

  • ボリュームがあるもの
  • 装飾やステッチがあるもの
  • 紐がないもの

こういった点に気をつけて選ぶとカジュアルな革靴が選びやすくなります。

もちろん好みはあると思いますが、最初に選ぶカジュアル革靴は上記の点に注目して選ぶと失敗が少なくなります。

カジュアル革靴については下記の記事でも解説しているので参考に。

20代前半で買うべきカジュアル革靴

20代前半と後半で結構好みって変わると思います。

実際、私はそうでした

20代前半はお金もそれほど持っていなく、服にかけられるお金は限度があります。そのため、ファッションアイテムの中ではトップスにお金をかけがちです。

なので足元は比較的低価格のスニーカーが選ばれます。

しかし、足元は結構コードの印象を変える部分でもあります。

おしゃれは足元から」という言葉がある通り、足元からおしゃれは決まるといっても過言ではありません。

そのため、足元のアイテムである靴にお金をかけるのが実は一番良いのです。

でも20代前半だとそこまでお金がない

ということで20代前半では比較的コスパの良い、3万円前後革靴をおすすめします。

3万円でも高いと思われると思いますが、革靴の世界では3万円は安い方。もっと探すと10万円を越すモノもたくさんあります。

その中で、3万円というのはしっかりした作りで長く履け、経年変化を楽しむことができます。

結果的に1万円くらいのスニーカーを1〜2年で履き潰すよりも、3万円の革靴を3〜5年またはそれ以上で履く方がコスパが良くなります。

ということでどんな革靴があるのか見ていきましょう。

JALAN SRIWIJAYA:ジャラン スリウァヤ

コスパの良い本格革靴で検索すると間違いなく出てくるのが…

ジャランスリウァヤ

コスパが良い理由として挙げられるのが…

  • 手間のかかるハンドソーンウェルト製法
  • 有名タンナーの革を使用
  • 3万円台から購入可

ビスポークシューズ(オーダーメイド)の革靴に見られるハンドソーンウェルト製法で作られているのが、コスパが良いと言われる大きな要因です。

ハンドソーンウェルト製法は言葉の通りアッパーとソールを手作業で縫っていることを表します。

手作業ということで、機械作業よりも人件費と時間がかかっています。

それなのに3万円台の価格で収まっています。

なぜそれができるのかというと、生産がインドネシアだからです。

人件費の面で言えば、ヨーロッパや日本に比べると人件費が安く、価格を抑えて生産することが可能。

また、インドネシアから日本へ革靴を輸出する場合、かかる関税が少ないというのも販売価格が3万円に収まっている理由の一つです。

なのでこの価格で手に入るのは素晴らしいの一言です。

そして、革にもこだわりが見られます。

某有名革靴ブランドでも使用されているタンナーの革が使われています。

もちろんタンナーの中でも革のグレードがあるので、一概に同じとは言えないかと思います。しかしながら、この価格帯で有名タンナーのモノを所有できるというのも凄いのではないでしょうか。

ここまで聞くとジャランスリウァヤのコスパの良さがわかったと思います。ではそんなジャランスリウァヤでどんな革靴がカジュアルで履けるのか紹介します。

プレーントゥ

モデル98651
素材カーフ
製法ハンドウェルテッド・グッドイヤー製法
アウトソールダイナイトソール
価格36,000円

最初におすすめしたい革靴はプレーントゥです。

プレーントゥは名前の通り、つま先に装飾が一切ないデザインのことを言います。

プレーントゥはビジネス用途でも一般的に履かれているため、カジュアル用途で使う場合はフォルムに注意してください。

ビジネスは細くて長いフォルムが一般的。

対してカジュアル用途で選ぶ場合は、つま先が丸っこくなっているものを選ぶと良いです。

こちらの革靴も上から見ると適度につま先がラウンドしているのがわかると思います。

エッグトゥと呼ばれたりすることもあります。

ちなみに細いつま先だと↓

こんな感じです。

見比べるとつま先の形状が違うことがわかります。

つま先が細いとやはりビジネス感が強くなると思います。

ジャランスリウァヤのエッグトゥはそこまで丸みが強調されているわけではないため、オンオフ兼用でも履くことができます。

日本のビジネスシーンでなら特段注意されることもないと思いますし、カジュアルで合わせてもビジネスシューズを流用しているようにも見えにくいです。

20代前半ならカジュアルメインで使いながらも、いざ就職活動になった時にも履けるので一石二鳥ではないでしょうか。

G.H.BASS

あのマイケルジャクソンが履いていたと噂されるのが…

G.H,BASSのペニーローファー

信じるか信じないかはあなた次第です

ジーエイチバスはローファーが有名で、ラーソンローガンの2モデルが特に有名です。

アメリカのブランドで今なおアメリカ製を貫いています。

アメリカ製って響きは良いですね

アメリカ製にも関わらず価格は2万円台からというお手頃価格。

製法はマッケイ製法で最初から履きやすくなっています。

ローファーを履きたいけどどのブランドが良いかわからない方はとりあえずジーエイチバスのローファーを選ぶと良いでしょう。

そしておすすめしたいローファーをもちろん…

  • ラーソン
  • ローガン

この2つです。

ラーソンとローガン

ラーソンとローガンで大きく違うのは…

甲の部分に施されたビーフロールの有無です。

ビーフロール?

ビーフロールはラーソンについています。

[ ジーエイチ バス ウィージャンズ ] G.H.BASS WEEJUNS [ラーソン ] LARSON ペニー ローファー 本革 レザー 紳士靴 [ バーガンディー 濃赤紫 ] BURGUNDY [ メンズ レディース ] Mens Ladies bass-larson 学生 通学 靴 通勤 size us9.0 [ サイズ ] 26.5㎝ [並行輸入品]
モデルラーソン
素材ハイシャインレザー
製法マッケイ製法
アウトソールレザーソール
価格25,300円

甲のストラップのサイドをよく見てください。

ここに肉を糸で巻きつけたようなものがあると思います。

これが通称「ビーフロール」と呼ばれるものです。

これがあることで少しカジュアルな印象が出てきます。ちょっとしたアクセントになるため、カジュアルで履きたい方におすすめです。

ビーフロールがデザイン的に苦手な方は…

ローガン
モデルローガン
素材ハイシャインレザー
製法マッケイ製法
アウトソールレザーソール
価格25,300円

こちらのローガンがおすすめです。

甲の部分がスッキリとしておりきれい目な服装との相性も抜群です。

デザインは好みで選ばれると良いでしょう。

アッパーに使われている素材はハイシャインレザーが定番です。ガラスレザーと呼ばれることもあり、革の表面にコーティングを施したものになります。

そのため、光沢感があり雨を弾きやすい特徴があります。また、お手入れもそこまで気を使わなくて良いので、最初に持つ革靴として楽です。

この他にもアッパーのデザインは同じでソールを厚めのラバーソールにしているモデルもあります。

セレクトショップなどの別注も出たりすることもあるので、気になる方はチェックしてみてください。

Clarks:クラークス

クラークスは1825年からスタートした老舗中の老舗。

これぞクラークスと呼ばれる定番モデルもあり、広く知られているブランドです。

もしブランドを知らなくてもクラークスの靴を見たら、「見たことある」と思うはずです。

老舗のブランドということで、価格も高価と思いきや、意外と価格は抑えめ。

定番モデルは25,000円前後で購入可能。

またアウトレットモールにも店舗があることが多くさらにお得に買うこともできます。

そして、クラークスの定番モデルを2つ挙げるとしたら…

  • デザートブーツ
  • ワラビー

今回はコーデもしやすいデザートブーツを見てましょう。

デザートブーツ

モデルデザートブーツ
素材スエード
製法ステッチダウン製法
アウトソールクレープソール
価格25,300円

こちらがクラークスの定番モデルである…

デザートブーツです。

チャッカブーツとも呼ばれるデザインで、プレーントゥの足首がミドルカットになっているようなデザインです。

全体的にきれい目に見えながらも、スエード素材やぽってりとしたラウンドトゥ、クレープソールなどカジュアル要素も含んでいるので、私服に合わせやすいです。

そしてクラークスの特徴といえば…

クレープソール

こんな感じのソール。

スニーカーのようなラバーソールとも違うソール。

非常に柔らかで革靴特有の硬さを感じません。

スニーカーから革靴へシフトするときの最初の一足としても良いかと思います。

また水にも強いので雨の日でも履くことができます。

アッパーのスエードも防水スプレーをかければ雨用の革靴にもなります。

そしてスエードはお手入れも楽。

基本的にはブラッシングをすればOK。気になる汚れが多くなったら、スエード洗剤で丸洗しても良いです。

クラークスだと多少汚れていても様になるので、そこまで手入れをせずにヤレ感を楽しむのも良いですね。

PADRONE:パドローネ

元々はOEMで靴作りをしていたファクトリーブランド。

日本のブランドで日本製

日本の革靴ブランドだとビジネスシューズの展開が多いイメージですが、パドローネの革靴はカジュアル用のモデルが豊富にあります。

ちょっと変わったデザインのものもあるため、選ぶのも楽しいですね。

価格は3万円前後とお求めやすい価格。

ガチガチの革靴よりかは、ちょっとデザイン性のある革靴が欲しい方におすすめです。

ここで紹介するのはパドローネといえばというモデル。

一見は普通の革靴に見えるけど「おっ」と思う部分があります。

DERBY PLAIN TOE SHOES

[パドローネ] DERBY PLAIN TOE SHOES ダービー プレーントゥシューズ ブラック
モデルDERBY PLAIN TOE SHOES
素材牛革
製法マッケイ製法
アウトソールレザーソール
価格28,800円

デザインはシンプルなプレーントゥ。

だけど…

なんか気になるところが…

それが甲の部分の履き皺です。

革靴を履くと必ず甲の部分に履き皺ができます。

しかし、パドローネは最初から履き皺がついています。

これがパドローネならでは

履き皺があるとやはりカジュアルな感じ。

それをあえて最初からつけることで、カジュアルで履いてくださいとおすすめしている感じがあります。

この履き皺に魅了されたら買いの一足です

見た目のフォルムは意外と細い感じがあります。きれい目な服装が好きな方にマッチしやすいです。

ドレスとカジュアルのバランスが絶妙なので、どんな服装にもマッチしやすい万能革靴です。

BERWICK 1707:バーウィック

バーウィックは最近頭角を表してきた印象のあるスペインの革靴ブランド。

本格革靴によく使われるグッドイヤーウェルト製法で作られています。

それでいて価格は3万円前後と割と買いやすい価格。

ヨーロッパの革靴と考えたらコスパの良い革靴ブランドともいえます。

スペイン靴は、イギリス靴のような質実剛健な作りのものとイタリア・フランス寄りのデザイン性のあるものとに傾向が分かれます。

バーウィックはグッドイヤーウェルト製法に代表されるようにイギリス靴のディテールが盛り込まれた印象。

イギリス靴のようなクラシカルな革靴が好きな方におすすめです。

さまざまなデザインの革靴が展開されていますが、ここでは人気のあるタッセルローファーを紹介します。

タッセルローファー

5df196c17f164701b4db5980
モデル8491
素材ボックスカーフ
製法グッドイヤーウェルト製法
アウトソールビブラム
価格29,700円

バーウィックの中でも人気の高いモデルがこのタッセルローファー。

タッセルローファーは甲の部分にタッセル(房飾り)が付いているものをいいます。

また、履き口の周りに紐が編み込まれているのもデザイン上の特徴です。

アメリカでは弁護士の革靴と呼ばれているとか

そのため、ローファーの中では結構ドレス感のあるデザイン。

カジュアルな服装をドレスアップさせるのに効果的な革靴。

20代前半で大人っぽい服装に興味が出てきたら、このタッセルローファーがおすすめです。

グッドイヤーウェルト製法というソール交換が可能な製法なので長く履くことができます。

年齢が上がっても継続して履くことができるので、私服をきれい目にしたい方はタッセルローファーがいいです。

価格も3万円と本格革靴では割と手の届きやすい価格。

スニーカーを2、3足我慢して買ってみてはいかがでしょうか

20代後半で買うべきカジュアル革靴

20代後半になると仕事を始めて数年が経っています。

経済的にもゆとりが出てくる年齢ですね

結婚していると自由にお金を使えない歳でもありますが…

そして、私服にも変化が出てくると思います。

ちょっとしっかりした服装がしたくなる年齢になってくるので、足元の革靴もちょっといいものを選びたくなるのではないでしょうか。

そこでここでは、ちょっと価格をあげて5万円〜8万円くらいで買うことができる本格革靴を紹介していきます。

この価格帯だと割と名の知れたブランドも出てきます。ブランド価値もあるので、所有欲も満たしてくれます。

ではどんなブランドがあるか見ていきましょう。

Paraboot:パラブーツ

比較的知名度の高いブランドがパラブーツ。

各種ファッション雑誌でも多く紹介しているため、ファッションが好きな方の中では知っている方も多いと思います。

パラブーツはフランスのブランドで、登山靴のようなアウトドアシューズをルーツに持ちます。

そのため、展開されているモデルはどこかアウトドアライクな感じがあります。

特徴的なのは…

雨に強いこと。

その根拠は…

  • オイルが含まれたリスレザー
  • 防水性の高いノルヴェージャン製法
  • 水を通さないラバーソール

これの仕様のためです。

どこか無骨な印象もありながらフランスのファッション性が、がっちしたような魅力的な革靴です。

カジュアルな服装に会いやすく、コーデを格上げしてくること間違いなしです。

ここではパラブーツの超人気モデルであるシャンボードを紹介します。

シャンボード

モデルシャンボード
素材リスレザー
製法ノルヴェージャン製法
アウトソールラバーソール
価格71,500円

こちらがパラブーツの中でも人気の高い…

シャンボード

特徴的なのは甲に施されたU字のモカ縫い。このモカ縫いからUチップとも呼ばれています。

フォルムは全体的に丸みがあり、ぽってりとした印象。しかしながら、少し細身のラストのため、適度にスタイリッシュさも兼ね揃えています。

そしてパラブーツといえばラバーソール。

シャンボードに使われているラバーソールはテックスソールと呼ばれるもの。これは内部にコルクがなく、全部ゴム素材になっています。

そのため、ゴムのクッション性が一番感じられるソールです。

スニーカーから革靴に変えたときに、一番履きやすく感じる履き心地だと思います。

休日でも革靴を履きたいけど、ちょっと楽に履きたい方におすすめです。

さらに、パラブーツといえば緑色のタグも特徴的です。

革靴はハイブランドでもない限り、基本的にブランドロゴなどが見えません。匿名性がある一方で、どれも同じに見えてしまう気もします。

そのため、「似たようなデザインならどれでも良いじゃん」という考え方になるかもしれません。

その点で言うと、パラブーツは緑色のタグがあることでパラブーツの靴であることがわかります。

ちょっとしたアクセントにもなるため個人的には好きなディテール。

このブランドを履いているんだ」と言う気持ちになるので、そういったのが好きな方はパラブーツは特におすすめです。

実は私はパラブーツのタグに惹かれて購入しました

価格は7万円と高額にはなりますが、天候を気にせず履ける点でも持っていて損はない一足です。

Tricker’s:トリッカーズ

イリギスのノーザンプトンで現存する最古のシューメーカーと呼ばれているのがトリッカーズ。

カントリーシューズが有名でロイヤルワラント(英国御用達)を授与している名門革靴ブランドです。

堅牢で確かな作りのトリッカーズは長く履くことができます。

20代後半から履いて育てていけば、歳とともに革靴も成長していきます。

その過程を楽しむことができるのがトリッカーズの革靴です

色々なレビューを見ると20年選手のものも少なくなく、一生モノとして履くことができるのではないでしょうか。

とにかく丈夫で長く履きたい方にトリッカーズはおすすめです

また、トリッカーズは硬さがあるため、20代後半でまだ体力があるうちに馴染ませることで30代、40代の時にはフィット感の良い履き心地になっているはずです。

年をとってから馴染ませるのは辛いかもしれませんので…

ここではトリッカーズの代表モデルでもあるバートンを紹介します。

バートン

M5633 BOURTON / ACORN ANTIQUE (LEATHER SOLE)
モデルバートン
素材カーフ
製法グッドイヤーウェルト製法
アウトソールレザーソール or ダイナイトソール
価格84,700円

トリッカーズとえいば、このウイングチップ。

カントリーブーツの短靴となるのがバートンです。といってもカントリーブーツと短靴でラストは違っていますので、単純に短くしたわけではありません。

バートンのラストは4444というラストで履き口と幅にゆとりを持たせたラストです。

結構ボリューミーなフォルムになるため、ジーンズといったカジュアルアイテムとの相性が抜群。

また、ウイングチップやメダリオンといった装飾があり良いアクセントになります。

しかもメダリオンといった装飾は、昔は水はけをよくするといった効果があったそうです。

現在では装飾の役割になっていますが、そういった意味のある装飾というのはウンチク好きな男性にはたまらないのではないでしょうか。

バートンはいくつかの色展開があります。別注品などもあったりと好みの色が見つかると思います。

個人的には茶系の色を長く愛用して、色の変化を楽しみと面白いと思います。

私は茶系の色です
バートンではありませんが…

お手入れの仕方や所有者の履き方でいろんなエイジングが見られます。

20代後半から、何十年という日を使って育てていくのは一生の趣味になるはずです。

日本での販売価格は8万円を超えていますが、実はネットで探すと並行輸入品があり、8万円以下で購入できます。

だいたい4万円前後で買えるので、定番カラーを買う際はネットで探してみるのをおすすめします。

JOSEPH CHEANEY:ジョセフ・チーニー

某YouTubeチャンネルで紹介されて一気に知名度が上がった気がするのがチーニー。

100年以上の歴史はありますが…

イギリスのノーザンプトンで1886年に誕生したチーニー。

日本ではセレクトショップの別注品もあり、いろんなデザインのモノが展開されています。

老舗ブランドの確かな作りに現代のモダンな雰囲気を取り込んだブランドというのが私の印象です。

そんなチーニーで最近人気急上昇したモデルが…

ケンゴンではないでしょうか。

どんな革靴なのか、簡単に紹介していきます。

ケンゴン

BURGUNDY
モデルケンゴン
素材グレインカーフ
製法グッドイヤーウェルト製法(ヴェルトショーン仕様)
アウトソールコマンドソール
価格81,400円

こちらが話題のケンゴンです。

見るからに無骨な印象を持つモデル。

ラストは4436という通称「ミリタリーラスト」が使われています。

トゥに丸みがあるのが特徴で、無骨なラストながらもちょっと愛嬌のある感じに仕上がっています。

そして、革はグレインカーフ。結構なシボ感があります。

シボ革は雨や傷に強かったりと実用性も抜群

ガンガン履きたい方にはおすすめです。

さらにガンガン履いてグッドイヤーウェルト製法のためソール交換可能。しかしながらソールには耐久性に優れたコマンドソールが使われいるため、ソール交換がいつになるのかはわかりませんね。

ケンゴンはグッドイヤーウェルト製法のヴェルトショーン仕様になっています。

アッパーをウェルトの上に被せているため防水性がアップしています。

雨でも履けるような仕様になっているため天候を気にせず履くことができます。

まさに実用靴って感じがありますね。

無骨な印象の革靴のためミリタリーコーデに合わせてもうまくマッチします。

ぜひお試しを。

SANDERS:サンダース

イギリス国防省のオフィシャルサプライヤーであるサンダース。

製法はイギリス伝統のグッドイヤーウェルト製法でありながら、コンピューター制御により生産効率を上げたモノづくりをしています。

そして、100年以上続くイギリスの革靴ブランドの中では比較的低価格

5万円台から購入可能です。

イギリス靴の入りとしてもおすすめです。

おすすめなのはサンダースのミリタリーコレクション。

いわゆるサービスシューズ。シンプルでオンオフ兼用で履くことができます。

ミリタリーダービーシュー

モデル1128
素材ポリッシュドレザー
製法グッドイヤーウェルト製法
アウトソールコマンドソール
価格50,600円

デザインは外羽根のストレートチップ。

ストレートチップというと冠婚葬祭でも履けるフォーマルシューズ。

ですが、このモデルは外羽根になっていたり、ステッチが3本だったりとどこか無骨な印象を持っています。

そのため、カジュアル使いがしやすいです。

フォルムも細すぎず、トゥは若干ラウンドしています。

全体的にドレスライクな印象なのにカジュアルな要素を含んでいるためオンオフ兼用で履くことができます。

そして、革はガラスレザー。表面にコーティングがされており、光沢感と水を弾いてくれる特徴があります。

さらにソールはコマンドソール耐久性に優れ5年以上はもつと言われています。

天候を気にせずガンガン履くことができます。それでいてお手入れは最小限でも大丈夫という、ズボラな人にもおすすめの仕様です。

価格は5万円ちょっととイギリスの老舗革靴ブランドとしてはお手頃価格。

オンオフ兼用で履き倒したい方におすすめです

Allen Edmons:アレンエドモンズ

アメリカの革靴ブランドといえば…

Alden(オールデン)

と答える方が多いと思いますが、実はアメリカ本国ではオールデンよりも生産数が多いのがアレンエドモンズ

歴代大統領も履いた革靴ブランドとしても有名です。

アレンエドモンズの特徴は履き心地にこだわっていること

鉄のシャンクや釘を一切使わず、靴作りをしています。

硬いパーツがないため、結果的に履き心地が柔らかな印象です

また、さまざまな足型に合うようにウィズ展開も豊富。AAAA〜EEEまで取り揃えています。

比較的足幅の広い日本人の足型にも合うようになっています。

といっても最近の若い人たちは足が細くなっているとも言われています。そんな方でも合うように細いウィズがあるのも魅力的です。

ここで紹介するのは、アメリカ靴らしいロングウイングチップです。

マクニール

Macneil Dress Wingtip Blucher Shoe, 9215 Black, blockout
モデルマクニール
素材カーフ
製法グッドイヤーウェルト製法(ストームウェルト仕様)
アウトソールダブルレザーソール
価格75,900円

イギリスのショートウイングチップに対抗して、アメリカではロングウイングチップが主流です。

ウイングチップがサイドをヒールにかけて一直線に伸びているのが特徴的。

イギリスのショートウイングよりは装飾感が少なく、ちょっと無骨な印象も受けます。

デザインは好みですが、アメリカらしさが欲しいならロングウイングチップがおすすめです。

私はロングウイングチップが好きです

フォルムは細すぎず太過ぎずといったバランスの良いフォルム。

そこにダブルソールにストームウェルトとボリューム感を加えたようなディテールです。

また、マクニールはアレンエドモンズの定番モデル。

長く作られていただけあって、数十年前のものも見つかります。

そしてアレンエドモンズは製造年の特定も可能

ヴィンテージショップなど中古市場を探していけば、自分の生まれ年を見つけることもできます。

といってもこれを見ている方は20代。生まれが2000年前後になるのでそこまでヴィンテージ感はないかもしれませんが…

ですが、アレンエドモンズは中古市場だと割と低価格です。

手に入れやすい価格のものも見つかるので、探してみはいかがでしょうか。

もちろん新品でもOK。新品だと75,900円。

同じくアメリカブランドのオールデンは10万円オーバー。

アメリカ靴でお探しならアレンエドモンズの方が買いやすい価格です。

まとめ

20代で買うべき革靴はいかがだったでしょうか。

今回紹介したものは私がおすすめしたいものを中心に選びました。

私が20代の時に買っておけばよかったなと思うものばかりです。

ぜひ参考にしてみてください。

革靴の選び方などは下記で紹介しています。

また、このブログでは多くの革靴を紹介しているので、気になる方はご覧ください。

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