悩んで買ったのに、履く頻度が低くなっている革靴ってありませんか?
私は…
あります。
あんなに考えて悩んで買ったのにどうして履かなくなってしまったのか。
その理由と履かなくなってしまう革靴について、個人的な見解を今回は書いていきます。
さらに、履かなくなってしまった革靴の売る方法も併せて書いていきます。
皆さんはこれを参考にして、革靴を選んでみてはいかがでしょうか。
履かなくなってしまう革靴の特徴
では履かなくなってしまう革靴の特徴をまとめてみましょう。
- サイズやフィット感が合わない
- 用途が合わない
- エイジングが気に入らない
- 魅力がなくなってしまった
私が実際に履かなくなってしまった革靴の特徴はこのようになっています。
皆さんも似たような経験があると思います。
ではそれぞれ詳しくみていきましょう。
サイズやフィット感が合わない
革靴で意外と多いのが試着した時と実際に履いている時でサイズやフィット感が変わることがあります。
実際に履いて良くなることもあれば、反対に悪くなることもあります。
なぜでしょうか?
革靴は、馴染むことでサイズやフィット感が変わります。これは革や製法などによってどの程度変わるのかが違います。
そのため、革靴を選ぶ際にはある程度、馴染みを考慮して選ぶことが必要です。
とはいっても、履き込まないとわからないことなので、どう変化していくかを想像するのは難しいです。
少し失敗例もみてみましょう。
タイトフィットで購入して馴染めばいい感じになると思ったけど…
実際はそこまで馴染まず、ちょっとしか変わらなかったためフィット感がそこまでよくならなかった。
とか
タイトすぎて履くと痛くなるので、数回履いただけで挫折してしまった。
など
革靴を買うのが初めてでスニーカーと同じ感覚で選んでしまった結果…
大きすぎて踵が抜けたり、靴擦れしてまった。
とか
サイズが大きいため見た目にボリューム感が出過ぎて、イマイチコーデが決まらなくなった。
など
このような感じの失敗があります。
実は私の経験談です…
やはり革靴を初めて買うときの失敗が多いと思います。
失敗として多いのが失敗例2のような、普段のスニーカーと同じ感覚でサイズを選んでしまうことです。
セレクトショップなど革靴専門店ではないところでは、革靴のフィッティングをきちんとしてくれないことも多く、自分の普段の感覚で選んでしまうことがあります。
そのため、実際に履いていくと違和感が出て、その違和感が気になりすぎて履かなくなってしまいます。
また、サイズが大きいと見た目も変わります。革靴は華奢に見えて、捨て寸があったりなど実寸よりも長くなっていたりします。
最初は気にならないかもしれませんが、他のサイズ違いのものを買った時に、少し違和感を覚えて履かなくなってしまうこともあります。
大きいサイズやフィットしない靴を買わないためには、革靴専門店でフィッティングをしてもらうことをおすすめします。
なぜなら、専門店ではサイズを測ることから始まり、ラストの違いによるフィット感の違いなどを教えてくれるため、自分に合ったサイズを選んでくれるからです。
ですが、すでにサイズが合わない靴をお持ちの方は調整する方法があります。
私もサイズが合わない革靴を持っています
そんな靴はインソールやタンパッドを用いるとサイズ調整ができます。しかし、この方法は大きいサイズの革靴に有効です。詳しくは下記の記事をご覧ください。
サイズが小さい革靴の場合はストレッチャーで革を伸ばしたり、デリケートクリーム等で革を柔らかくする方法があります。または、修行と思い履きこむ方法も…
下記のようなストレッチャーやクリームを塗り込むことで、多少フィット感が変わります。お試しください。
ということで、革靴はサイズとフィット感が重要です。
履かなくなる革靴にしないためにも、購入時はサイズとフィット感を考え選ぶようにしてください。
用途が合わない
革靴に興味がないときに思うのが…
革靴ってどれも同じに見える…
ってことです。
なんとなくデザインの違いはわかるものの、何がいいのかわからず、店員さんに勧められるがままに購入する方も多いと思います。
ですが…
ちょっと待ってください
革靴はどれも同じに見えて、実は用途によってデザインが決まっていたり、フォルムによって印象が変わったりします。
なので、これを間違えると、実際に履いた時に違和感につながります。
失敗例を見てみましょう。
大学の入学式用に買った革靴をカジュアルな服装に合わせたら違和感があった
ラバーソールでボリュームのある革靴をスーツに合わせたら違和感があった
このように、なんか服装と靴が合わない。違和感が出ることがあります。
なぜでしょうか?
それは、用途にあった革靴を選んでいないからです。
ではどんな用途があるのかというと、大きく分けて2つ。
フォーマル or カジュアル
それぞれの特徴は以下
ビジネスシューズを思い浮かべるとわかりやすいです。
細身のノーズが長いフォルムが特徴。デザインとしては内羽根のストレートチップが最もフォーマルとされています。装飾が増えていくとデザインとしてはカジュアルよりとなります。
カジュアルな革靴の特徴はぽってりしたフォルム。
トゥがラウンドしていたり、コバが張り出していたり、厚みのあるソールが使われていたり、ボリューム感があります。
Uチップやウイングチップなど装飾性のあるデザインでカジュアル感を出しているものもあります。
それぞれの特徴がわかったところで、先ほどの失敗例を見てみましょう。
大学の入学式用に買った革靴をカジュアルな服装に合わせたら違和感があった
大学の入学式は基本的にスーツですので、スーツに合う革靴を選びます。そのためフォーマルな革靴となります。
フォーマルな革靴は細く長いため、細く作られているスーツにはあいます。しかし、スーツほど細くない、ゆったりしたカジュアルに合わせると上手くマッチしません。
カジュアルとフォーマルの境が明確になってしまい、違和感を感じてしまいます。
では次に失敗例2を見てみます。
ラバーソールでボリュームのある革靴をスーツに合わせたら違和感があった
これは先ほどと逆のことを考えればいいです。
スーツは細身。そこにボリュームのある革靴を履いてしまうと、革靴が浮いてしまいます。また、装飾などがある場合は、フォーマル度も下がってしまうため、その場に相応しくない服装になってしまうこともあります。
失敗例からわかることは、服装に合わせた革靴を選ぶ必要があるということです。
革靴選びを間違えてしまうと、必然的に履く頻度が減り、結局は下駄箱の肥やしとなってしまいます。
そのため、革靴を選ぶ際は、フォーマルで履くのか、カジュアルで履くのか、これを明確にして選ぶといいです。
選び方に関しては下記の記事を参考にしてください。
エイジングが気に入らない
革靴は長く履くことができるため、エイジングを楽しめるという魅力があります。革の表情や履き心地が変わっていくため、面白いです。
ですが…
必ずしも良いエイジングをするとは限りません
特に革靴の場合は履き皺が入ります。
履き皺は人によって違い、革の種類によっても変わってきます。なので、必ずしも自分が気に入る履き皺になるとは限りません。
履き皺は見た目にも直結する部分でもあるため、履き皺の良し悪しで好みが分かれることがあります。特にコードバンはそれが顕著に現れると思います。
このように履き皺が変わります。
私自身は履き皺の良し悪しで、履く頻度が変わることはありませんが、人によっては気に入らない履き皺から履かなくなる人もいます。
逆に履き皺が入るのが嫌で、最初から履かない人もいます。これはもったいないですね。
じゃどうすれば良いのか?
履き皺に関しては皺入れの儀というものがあります。
ペンなどを使って、皺の入り方をある程度コントロールして、綺麗な皺にすることです。見た目を気にされる方は履き始めに皺入れの儀をすることをおすすめします。
また、エイジングは履き皺だけではありません。革の色抜けや染みなどもあります。あまりに汚くなってしまうと履きたく無くなってしまいます。
そうならないためにも、革靴をきれいな状態に保つことも必要です。お手入れ方法に関しては下記を参考にしてください。
自分でお手入れすると、履きたくなります。もし、履く頻度が減ってしまった革靴がありましたら一度お手入れすることをおすすめします。
お手入れするだけで愛着が湧き、履きたいと思えるようになるはずです。
魅力がなくなってしまった
魅力があったから買ったものの、どうしても時間が経つと飽きが来たり、好みが変わったりします。
そうなると…
その革靴に対する魅力がなくなってしまいます。
ではどうすれば良いのか?
正直いうと人の好みは移り変わるものなので、有効的な対策はないと思います。
しかし、革靴というのは流行が変わりやすいアイテムではありません。なので、シンプルな定番の革靴を買うと、流行に流されて飽きてしまうことは少ないです。
もし、思い切って高い革靴を買うのであれば、そのブランドの定番モデルを買うことをおすすめします。もちろん、定番以外に欲しいモデルがあるのであれば別ですが…
このブログでは色々な革靴を紹介しています。どんなモデルがいいのかお探しでしたら下記の記事を参考にしてください。
履かなくなった革靴はどうする?
履かなくなった革靴はどうしますか?
履かなくなったのだから捨てるというのが普通の回答だと思います。
ですが、ちょっと待ってください。
革靴は製法によっては数年〜数十年と長く履けるもの。そのため、タダで捨てるのはもったいないです。
なので、捨てるのではなく売ってみてはいかがでしょうか。
革靴のブランドによっては高く売れたりもします。
愛着を持って買った革靴だから、ゴミとして捨てるのは忍びない。そんな考えをお持ちの方は、他の人に譲る感覚で革靴を売るといいと思います。
革靴を売る方法としては…
- メルカリやラクマなどフリマサイトで売る
- ヤフオクなどオークションサイトで売る
- セカストなど買取店に売る
このようになります。
フリマサイトやオークションサイトで売る場合は、自分の希望価格を反映できるため、高く売れることもあります。しかし、買い手が見つからず結局売れないことも多々あります。魅力のある革靴であれば、すぐに売れると思いますが…
そして、セカストに代表されるような買取店に売る方法もあります。こちらは買取店の言い値で売ることになります。なので、自分の希望とかけ離れた価格になることも…
しかし、すぐに売ることができるため、今すぐ売りたい方におすすめです。
最近では店舗にわざわざ行かなくてもオンラインから買取の申し込みができるため、店舗にいく時間がなくても売ることができます。
買取店としておすすめなのは…
- セカンドストリート
- コメ兵
それぞれの特徴は以下で説明します。
全国展開している大手のリユースショップ。
買取は3つから選ぶことができます。
- 店舗買取
- WEB買取
- 出張買取
お近くに店舗がある場合は、店舗での買取がおすすめ。
しかし、店舗が近くになかったり、行く時間がない場合はWEBと出張買取がおすすめです。
WEB買取は売りたいものを梱包して送るだけ。送った後に見積もりが届き、売るか売らないかを決めます。配送に日数がかかったりするので、査定までは多少の時間がかかります。
出張買取は、スタッフが自宅まで来てくれてその場で査定してくれるサービスのこと。事前にアポイントが必要ですが、WEB買取よりもスピーディに終わらせることができます。
その他詳しいことは下記のセカストHPをご覧ください。
主にブランド品の買取を行なっているショップ。
WEB買取にも力を入れており、4つの無料を掲げています。
- 送料無料
- 査定無料
- 梱包材無料
- キャンセル無料
全て無料ですので、手軽に行うことができます。
また、ブランド買取専門ですので、ブランド革靴を売りたい方は、コメ兵の方が高く売れることがあります。
詳しくは下記をご覧ください。
ということで、もし履かなくなった革靴があるなら、捨てるのではなく売ってみてください。
次の所有者が大切に履いてくれることを願って…
まとめ
履かなくなってしまう革靴の特徴はいかがだったでしょうか。
- サイズやフィット感が合わない
- 用途が合わない
- エイジングが気に入らない
- 魅力がなくなってしまった
このように履かなくなってしまう理由は人それぞれ、いろいろとあると思います。
今回紹介した失敗例なども含めて、自分はそうならないようにしようと考えたり、革靴を選ぶ際に参考にしてみてください。
また、本当に履かなくなってしまった場合は、他の人に譲る感覚で売ってしまってもいいと思います。
その売ったお金を軍資金として新しい靴を買うのもありです。
革靴との付き合い方をもう一度考え、より良い革靴ライフをお楽しみください。
ということで今回はこの辺で。
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