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革の種類による履き皺の違い。カーフ・クロムエクセル・シボ革・コードバン

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どうも、革靴好きの

THE OLD RIVERです

革靴を履けば必ず履き皺がつきます。

ですが、革の種類によって履き皺の見た目は異なります。

どんな違いがあるのか。

今回は革の種類による履き皺の違いを見ていきましょう。

4種類の革の履き皺の違い

今回は4種類の革をピックアップしました。

大きく分けると牛革と馬革にわかれます。

牛革からは…

  • カーフ
  • クロムエクセルレザー
  • シボ革

馬革からは…

  • コードバン

計4種類の履き皺を見ていきます。

簡単に特徴を言うと…

カーフとは?


生後半年以内の仔牛の革。
牛革の中では高級素材とされ、キメが細かく柔らかさがある。

クロムエクセルレザーとは?


オイルがたっぷり含まれた革のこと。
温度によって硬さが変わったり、キズがつきやすいが、ブラッシングするとすぐ消えるような特徴を持つ。

シボ革とは?

革表面に凹凸があるのがシボ革。
表面に型を押し付けたものや薬品で革を収縮させてシボをつけたものなどがある。

コードバンとは?


馬の臀部の革。
独特の光沢と形状記憶性があるのが特徴。

これらの革の履き皺がどのように違うのか見ていきましょう。
私の所有する革靴を例に挙げて履き皺の違いを見ていきます。革の質によっても履き皺が異なることがあるので、あくまで参考までにご覧ください。

カーフの履き皺

オールデンのカーフ

こちらは私の所有するオールデンのカーフ仕様モデルです。

オールデンのカーフの特徴は…

柔らかいこと。

非常に柔らかく足馴染みがいいですが、その分、履き皺が…

詳しく見ていきましょう。

カーフの履き皺はこのようになります。 柔らかさがある分、このように深い皺が入ります。さらに深い皺のところに細かな皺が無数に入っています。 皆さんの率直な感想はどうですか?

個人的には微妙な感じがします
皺が深すぎるため、少しだらしなさがある気がします。

ですが、皺以外の部分は光沢感があり高級感があります。そのため、保管する際はシューツリーを入れるなど深い皺が入らないような工夫をした方がいいです。

また、ブランドやモデルによってはこの皺に魅力を感じます。

特にオールデン

オールデンは道具のような感覚で履けるため、この深めの皺がいいアジを出しています。

ではオールデン以外のカーフも見ていきましょう。

トリッカーズのカーフ

トリッカーズのカーフはハリがある感じがします。

オールデンのカーフに比べると少し硬さがあります。

それが関係してか、先ほどのオールデンよりも皺が目立ちにくくなっています。

左がオールデン。右がトリッカーズ。

見比べると一目瞭然ですね。

個人的には革の柔らかさが皺の入り方に影響していると思います。

なので足馴染みが良さそうだから柔らかい革を選ぶと深い履き皺が入る原因となります。

皺の入り方を予想する際は、革の柔らかさを一つのポイントとして見るのもいいですね。

クロムエクセルレザーの履き皺

クロムエクセルレザーはブーツによく用いられる革です。

私が所有するクロムエクセルレザーを用いた革靴は、グラントストーンとダナーです。

この両者はともにホーウィン社のクロムエクセルレザーであるため、いっぺんに見ていきましょう。

履き皺をクローズアップして見てみます。

こんな感じの履き皺となります。

クロムエクセルレザーの特徴はオイルがたっぷりと含まれていること。

そのためか、履き皺がもっちりした印象を受けます。なんとなくグニャッと曲がってついたような皺です。

先ほどのカーフと比較してみましょう。

左がカーフ。右がクロムエクセルレザー。

皺の感じが違いますね。

カーフは深い皺の間に細かい皺が入っています。対してクロムエクセルは皺と皺の間に細かな皺がほとんど入っていません。

ちなみにクロムエクセルレザーは成牛の革を鞣しています。そのため革自体にも厚みがあります。

厚みのある革にオイルがたっぷり含まれているため、弾力感のある履き皺になったと予想できます。

履き皺としては結構大胆な皺になるため、ブーツなどワーク感のある無骨な革靴との相性がいい革です。

シボ革の履き皺

シボ革は革表面に凹凸がある革のことです。

「型押しで凹凸をつける」「革本来の凹凸を残す」「薬品で収縮させて凹凸を出す」などでシボを出しています。

私が持つシボ革仕様の革靴は3つ。

左の2つが型押しで細かなシボ革。

右のブーツは革本来のシボを残したもの。

見てわかるように、シボ革の場合、履き皺が目立ちにくい特徴があります。

左:カーフ。右:シボ革。

先ほどのカーフと比べてると履き皺の目立ちにくさがわかりやすいです。

シボ革は凹凸があるため、傷がつきにくく目立ちにくい特徴があります。そのため、履き皺もよく見ればついているのですが、遠目から見ると目立ちにくくなります。

細かなシボ革であれば、遠目から見てもシボ感が目立ちにくいため、上品な印象を与えます。

逆に大きめの凹凸があるシボ革は無骨な印象を与えてくれます。

傷だけでなく水にも強いため、ガンガン履いていきたい方におすすめの革です。

コードバンの履き皺

コードバンは馬の臀部の革。

光沢感と独特なうねるような履き皺が特徴的です。これは見ればすぐわかるので早速見てみましょう。

私が持つコードバンの革靴は6つ。

左3つがオールデン、黒いのがパラブーツ、右端のがチャーチです。

オールデンとパラブーツのコードバンはホーウィン社のものが使われています。チャーチのコードバンタンナーは不明です。

皺のつき方が独特なのが上の写真を見るとわかると思います。それぞれ皺の入り方が違っています。

近づいてみるとこのような履き皺になっています。

履き方や皺の付け方で皺の形が変わります。一般的にはもこっとしたようなうねるような履き皺が入ります。

そしてカーフとは違い皺と皺の間には細かな皺が入りません。

しかし、皺の入り方によっては皺と皺の間が白っぽくなることがあります。私の所有するものだと左上の革靴が白っぽくなっています。

右上のモデルはアンラインド仕様です。アンラインドとは裏地がついていないもの。そのためすごく柔らかいです。柔らかすぎるため、皺が定着せず、履いてない状態だと皺が目立ちにくくなります。

コードバンには形状記憶性があるため、基本的には一度ついた皺は元に戻りません。

そのため、最初につける皺が重要になります。左右対称な皺にするのか、もこっとした皺にするのか、自然についた皺にするのか、それを決めるのはあなた次第です。

まとめ

革によって履き皺が変わることがわかったと思います。

それぞれ特徴が異なります。

簡単にまとめると…

  • カーフは柔らかいと深い履き皺が入る
  • クロムエクセルレザーは弾力感のある履き皺になる
  • シボ革は遠目から見ると皺が目立たない
  • コードバンはモコっとした皺が入る

このようになります。

新品で革靴を買う際は、このような特徴を頭に入れて選ぶと履いた後に後悔が少ないと思います。

皺が入ることで印象が変わることもあるので。

ということで、今回は革による履き皺についてでした。

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