【厳選】日本の革靴ブランド10選 | ビジネス〜カジュアルまで履けるおすすめブランド

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  • 日本の革靴ブランドが知りたい
  • どんなブランドがおすすめ?

皆さんは日本の革靴ブランドをいくつ知っているでしょうか?

意外と片手で数えるくらいしか知らないのではないでしょうか。

革靴はやはり欧米の文化。特にヨーロッパのブランドが有名です。

しかしながら、日本のブランドもヨーロッパの革靴に負けず劣らず質が良いです。しかも日本人の足に合っていたり、輸入による関税がないことから、ヨーロッパブランドよりも割と安く買うことができます。

ではどんなブランドがあるのか?

この記事では日本の革靴ブランドを厳選し10ブランド紹介していきます。

この記事でわかること

【厳選】日本の革靴ブランド10選

WHEELROBE:ウィールローブ

価格帯:5万円前後  タイプ:カジュアル

2010年に誕生した新鋭の革靴ブランド。

日本人の足型を研究して作られたラストが特徴的。

履き心地、歩きやすさに定評があります。ラストの特徴がフォルムにも表れており、日本人の幅広の足を体現したようなぽってりとした感じがあります。これによって、カジュアルな装いにもハマりやすいフォルムとなります。

デザインとしても、プレーントゥに鳩目がつけられていたり、ボリューム感のあるモックトゥがあったりなどカジュアルに寄せたモノがあります。個人的に日本靴というとビジネスシューズの印象が強いですが、ウィールローブはカジュアルな服装にマッチするモデルが多いです。

話題の靴縁別注もあります

RAYMAR:レイマー

出典:レイマー

価格帯:3万円前後  タイプ:ドレス

静岡県焼津市の靴ブランド。

「良いくつとは何か」「良い靴を持つ喜び」「靴を作る楽しさ」をブランドコンセプトとしています。革靴に対するこだわりに「価格を抑えようとも品質は落とさない」があります。

そのため、「ハンドソーンウェルト製法」「グッドイヤーウェルト製法」の2つの製法で靴作りをし、海外レザーを使うなど革にも拘っています。

製法と革の選定からも靴を消耗品とは考えず何年、何十年と履けるモノとして考えていることがわかります。

コスパで選ぶならこのブランドですね

三陽山長

価格帯:3万円〜8万円  タイプ:ドレス

日本ブランドの中でも高価格帯に位置するのが三陽山長。

品質本位」を念頭にし、最高の素材、職人技を駆使して靴作りを行なっています。欧米の文化でもある革靴ですが、これを和の精神に基づいて作られています。

モデル名が特徴的で、人の名前がつけられています

「友二郎」はブランド設立時から展開されているストレートチップ。定番モデルとして販売されながらも、木型をアップデートをしているなど、現状に満足せず進化しています。

さらに修理は作製した職人が行うなどアウターサービスにもこだわりがあります。

ショセ

価格:2万円〜7万円  タイプ:カジュアル

2000年に立ち上げられたブランド。

「ショセ」とはフランス語で「履く」という意味です。履き心地にフォーカスした靴作りは、グッドイヤーウェルト製法やマッケイ製法など、モデルによって製法を使い分けています。それによってオーダー靴のような履きやすい靴作りをしています。

デザインは伝統的なデザインをベースにしており、革の表情やフォルムなど、温かみを感じられるのが特徴です。

個人的に日本革靴ブランドはオーソドックスで真面目過ぎる靴が多い気がするので、ショセのような雰囲気を持つブランドはオリジナリティを感じます。

レディース革靴も多いです

MOTO:モト

出典:MOTO

価格帯:5万円〜7万円  タイプ:カジュアル

オリジナリティのある革と職人的な作りにこだわったブランド。

履いていくほどに経年変化を楽しめるような革靴です。革には、クロムエクセルレザーや植物タンニン鞣しをしたカーフレザー、オリジナルのコードバンなど革の風合いを楽しめる素材が使われています。

新品の状態よりも履き込まれた方が、靴に味わいが生まれ、かっこよくなる靴たちです。経年変化を楽しみたい方に履いて欲しい革靴です。

コードバン靴がおすすめ

forme:フォルメ

出典:フォルメ

価格帯:5万円〜7万円  タイプ:ドレス、カジュアル

立体的なラストから生まれるどこから見てもきれいに見えるフォルムが特徴的なブランドです。

見た目の美しさのみならず、履いた時の履き心地にもこだわっています。特に土踏まず部のシェイプが立体的で、そこからつま先にかけてシャープに伸びていきます。シャープな装いに見えながらもトゥには適度に丸みがあり、オンオフで使えるようなデザインとなっています。

同じデザインでグッドイヤーウェルト製法とマッケイ製法が選べ、自分の好みで選べるのも特徴的です。

美しい革靴ですね

Makers:メーカーズ

価格帯:5万円〜10万円  タイプ:カジュアル

どことなくアメリカ靴を連想させるようなモデルが多いのがメーカーズ。

履き心地にこだわったラストは実用性にも優れています。メーカーズでは、革のダイヤモンドと言われる「コードバン」を使ったモデルが多いのが特徴です。その中には幻のカラーと呼ばれるものも存在します。

コードバンを使っているということもあり、価格帯は高くなりますが、他にはないこードバンらしい経年変化を楽しむことができます。コードバン好きにはたまらないブランドです。

コードバンはホーウィン社のものです

42ND ROYAL HIGHLAND

価格帯:3万円〜6万円  タイプ:ドレス、カジュアル

42NDでは様々なラインがあり、多くのラインナップの中から自分の好きなモデルを選ぶことができるのが特徴です。

そのため価格帯も幅があり、3万円台のお求めやすい価格から6万円ほどするハイエンドなモデルまであります。「常に最高の靴を提供し続けたい」という信念の下、グッドイヤーウェルト製法で作ることをこだわりとしています。

ヨーロッパの雰囲気があるデザインはドレスライクな装いにマッチします。また、海外ブランドが足に合わなかった方には是非とも試して欲しいブランドです。

イギリス靴っぽい雰囲気です

SCOTCH GRAIN:スコッチグレイン

価格帯:3万円前後  タイプ:ドレス

東京墨田区発の革靴ブランド。「素材」「ラスト」「製法」の3つにこだわりを持ったブランドです。

素材は世界屈指のタンナーから社長自らが買い付けを行い、妥協を許さず、極上の革だけを選んでします。

ラストは日本人の足型に合わせて作られており、海外ブランドでは味わえないフィット感を得られます。

製法は創業当初からグッドイヤーウェルト製法を貫いています。「直し続けながら長く大切に使い続けて欲しい」という思いから、この製法にしています。

コスパもよくビジネスマンの強い味方です

CALMANTHOLOGY:カルマンソロジー

出典:カルマンソロジー

価格帯:10万円前後  タイプ:ドレス

日本最高峰の既成靴を作るという思いから誕生したブランド。

その思いに恥じない、革靴の作りこみは圧巻です。マシンの限界に挑んだピッチ幅やミリ単位で修正されている靴の構造、美しく見えるようにしたデザインなどそのこだわりは半端ないです。

10万円ほどの高価格帯ながらもその作り込みを見たら納得すると思います。これを海外で作ったら一体いくらになるのでしょうか。というか実現できない可能性もあります。最高峰のものが欲しい方にはおすすめです。

少し変態的なこだわりを感じます(もちろんいい意味です)

国産ブランドの良いところ・良くないところ

ここまで色んなブランドを紹介しましたが、ここからは国産ブランドは実際どうなのかについて見ていきましょう。

良いところ
良くないところ
  • 日本人にあったラスト
  • 丁寧な作り
  • コスパ
  • デザインが微妙
  • ブランド価値が高くない

良いところ

まず国産ブランドの良さは…

  • 日本人にあったラスト
  • 丁寧な作り
  • コスパ
Good

日本人にあったラスト

国産ブランドの強みはラストにあります。

基本的に革靴というのは欧米の文化。

そのため、革靴ブランドも欧米の方が有名です。しかしながら、欧米人と日本人の足型を比べたときに違いがあります。

日本人の足型は幅広・甲高と言われています。これは欧米人の特徴とは逆になります。

そのため、日本人が海外ブランドの革靴を履くとフィットしないことがよくあります。靴擦れが起きたり、指が当たって長時間履くと痛くなったりします。革靴が苦痛に感じてしまいます。

も革靴を履きたい
履かなくてはならない

そういった方に日本ブランドが作ったラストがおすすめです。

日本人の足型をよく知っているのはやはり日本のブランドです。日本人用にカスタマイズされたラストは日本人の足にフィットしやすいです。

まだ試したことのない方は是非お試しを

丁寧な作り

日本製・メイドインジャパン

これだけで世界的にも品質が良いと言われます。

やはり日本人の気質と手先の器用さがそうさせているのだと思います。革靴は手作業で作られる工程があります。そのため、日本人の持つ手先の器用さというのは革靴作りにも反映され、丁寧な作りとなります。

特に価格と見比べた時の丁寧さは目を見張るものがあります。革靴を知れば知るほど「この価格で⁉︎この仕様⁉︎」と思うこともあります。

コスパ

日本製だから高いと思われがちですが、日本の革靴は海外ブランドに比べると価格が抑えられています。これにはいくつかの要因があります。

その一つが関税です。海外の革製品が日本に輸入される場合、30%ほど関税がかかるようです。そのため、日本で販売されるときには、関税などがプラスされ、高額になります。

さらに消費税もありますからね

それに対して日本ブランドは輸入関税がかかりません。(正確には材料に関税がかかってると思いますが…)

なので、日本での販売価格を見ると海外ブランドよりも安くなります。製法や革などが同じ場合も多いため、価格と照らし合わせた時にコスパがいいと感じられます。

良くないところ

前提条件として海外ブランドと比べています。

  • デザインが微妙
  • ブランド価値が高くない
Bad

デザインが微妙

作りは丁寧なのですが、デザインという点では遊びが少ない印象を受けます。

ビジネスシューズであればそこまで遊びは必要ないのでいいと思うのですが、カジュアルで履くとなるとイマイチな印象は否めません。

個人的にはカジュアルなデザインが好きなのですが、日本ブランドで「これだ」と思うのにはなかなか出会えません。

ブランド価値が高くない

海外ブランドに比べれば、そこまでブランド価値は高くないと思います。

コスパが良いというのは、褒め言葉のようですが、ブランド価値を高める要素にはあまりなりません。

なので、コスパがいい止まりのブランドが多いように感じます。

そもそもブランドを知らない方も多いかも

日本ブランドはこんな人におすすめ

  • 海外ブランドの靴が合わなかった方
  • コスパの良い靴を探している方

海外ブランドの靴が合わなかった方

革靴選びに必須なのはフィット感です。どんなにデザインが好きでもフィット感が良くなければいずれ履かなくなってしまいます。快適に長く履くためにもフィット感は必要です。

先程も述べましたが、日本ブランドだからこそ、日本人に合うラストを作っています。

なので、海外ブランドよりもフィットするモデルが多いはずです。

コスパの良い靴を探している方

やはり価格は気になるところ。低価格であれば買いやすいですが、品質が悪ければ欲しいとは思いません。そんな方には日本ブランドがいいです。

海外ブランドに負けない丁寧な作りでありながら、その価格は海外ブランドの半額ということもよくあります。

コスパで選ぶのも多いにアリです。

もちろん中には高額なブランドもありますが、値段と作りを見れば適正価格の範囲に収まっています。

まとめ

日本の革靴ブランドはいかがだったでしょうか。

気になったブランドは見つかったでしょうか。

革靴というと欧米のブランドが先に思い浮かぶと思いますが、日本のブランドも欧米ブランドに負けないようなクオリティを持っています。履き心地の面では日本人に合わせたラストが使われているため、欧米ブランドよりもいいと思います。

価格も欧米ブランドに比べるとお手頃になっています。革靴は年々値段が上がっているので、欧米ブランドはどんどん買いにくくなっていくと思います。

そのため、コスパのいい日本ブランドを選択肢に入れるといいと思います。

ということで今回はこの辺で

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