はじめに
タオバオや闲鱼で見つけた何だこれはと思う革靴を紹介する企画。
題して、
「何コレ?」
です。
私自身、革靴歴は浅いですので、自分の知識向上も兼ねてます笑
今回、「何コレ⁉︎」と思ったのはどんな革靴でしょうか。
さっそく見ていきましょう。
Tassles別注ミリタリーラストのVチップ
毎度お馴染みTassles。
毎度お馴染みオールデン。
毎度お馴染みVチップ。
好きなんです。
今回はTasselsから、こんな別注品オールデンがリリースされました。
それがこちら
ミリタリーラスト(379X)のVチップ。
素材はコードバンでなく…
バーニッシュドタンカーフ。
カーフはコードバンほど雨に気を使うことなく、ガンガン使うことができます。
そして足馴染みもいい。
履いていくうちに足にフィットしていくと思います。
(Instagram2枚目の画像参照)
ソールはウォーターロックソール。そしてダブルソール。
ウォータロックソールは、オイルがたっぷり含まれたソールでレザソールの中でも水に強いタイプのソール。
私の所有するVチップコードバンもウォーターロックソールを採用しています。
【Alden63088レビュー】54321とは違うVチップコードバン‼︎香港のTassels別注のトゥルーフレアラスト。
コードバンの場合、雨の日は履かない前提ですので、ウォーターロックソールにしなくても…とおもっていましたが、カーフの場合は雨の日も履いて行けるので穏健が受けられそうです。
そして、ダブルソール。ダブルソールと聞くと硬いイメージがありますが、オールデンはそこまで硬さを感じません。
むしろダブルによってクッション性が増しているように感じます。
ミリタリーラストについて

ミリタリーラストの特徴
アウトソールを見るとラストの特徴がわかります。
このラストは土踏まずの部分が絞られています。オールデンの中ではモディファイドラストの次くらいに絞られています。
トゥは広めでラウンド型。そして、ヒールカップは小さめです。
日本人の踵は小さめで、足幅が広い特徴があります。そんな日本人の足型にも合いやすいラストだと言えます。
トゥがラウンドしているので靴の形状がポテっとしているので、好き嫌いがあるかも知れません。
また、Tasslesは香港のショップですので、販売対象はアジア人です。そのため、日本を含めアジア人に合うラスト別注しています。
他にもTasslesの別注品にTruflareラストがあります。これは私の所有するVチップに採用されています。こちらも幅が広めのラストです。
まとめ
ミリタリーラストはいかがだったでしょうか?
オールデンの中でもVチップは人気があるので、今回のモノは気になったのではないでしょうか。
日本でVチップというと54321。そして、モディファイドラスト。
このイメージが強いですが、世界に目を向けると、モディファイドラスト以外のラストを採用しています。
この機会に他のラストのVチップをチェックしてみてはいかがでしょうか。
また、コードバンではなくカーフ。カーフのオールデンもまた違った魅力があります。アメリカ靴らしい無骨さというか、道具としての靴の感じが現れると個人的に思います。
私もカーフのオールデンを所有しています。レビューもしていますので、そちらの記事を見ていない方は是非ご覧ください。写真付きですので革の質感なども多少分かると思います。
では、今回はこの辺で
